11月に読んだ漫画感想まとめ。
2015年11月に読んだ漫画は55冊。長編作品読んだのが効いて結構な数に。
今年読んだ漫画の総数も無事600冊を突破。残り1月ラストスパート頑張ろう。
今月読んだ漫画の中で一番面白かったのは『よつばと!(13)』。
文句なし。説明不要。全人類読みましょう。
まず今月発売で面白かった作品。
『ナイトメア・ファンク(4)』は残念ながら打ち切りになったけど作家さんを好きになったので次回作楽しみ。
『最近の赤さん』はとよ田みのる先生の個人出版ほっこり子育て漫画。カラー多いのが嬉しい。
『姉のおなかをふくらませるのは僕(2)』はコメディとエロとグルメがバランスよく混ざった良作。
次、今年発売で面白かった作品。
『百万畳ラビリンス』、は上下巻で綺麗にまとまったゲーム世界観の迷宮脱出物。
『やがて君になる(1)』、は個別レビュー記事を書いたのでそちらを参照。
『禁じられた遊び』は古屋兎丸の初期短編集。古屋先生らしさと青々しさが混じって素晴らしい。
他には『放浪息子』を全巻一気読み。ジェンダー物。大傑作だった。
15冊もあるけど、綺麗に主人公の少年期から青年期への成長を描いていた。
最終巻の美しさは筆舌に尽くし難い。皆、読もう。
以上、皆さん、今年も終わりですが今後も漫画を楽しみましょう。
さつま@satsuma0122『ホクサイと飯さえあれば(1)』読んだ。一人暮らし飯作りコメディ。本当に画面作りが素晴らしい漫画家さん。コマ割り構図アクションなどあの手この手で飽きさせない描写力。飯に貪欲な女の子可愛い。あと、「ご飯は1人で食べた方が絶対に美味しい!!!」など、ユニークなセリフ多い。オススメ。
2015/10/31 17:06:34
さつま@satsuma0122『少年☆少女☆レアカード(1)』読んだ。アイカツっぽいカードゲームにハマる高校生男女の物語。筐体型のカードゲームを題材とした漫画として、結構王道のストーリーを組み立ててるとは思う。ただ、私がそのジャンルに疎いこともあるけど、あんまり魅力が伝わらなかった。底が浅く感じる。
2015/11/01 19:31:33
さつま@satsuma0122『オリオリスープ(1)』読んだ。汁物を題材にしたグルメ日常物...かと思いきや、梅酒だったりかき氷だったり結構なんでもあり。繊細な線とその線で表現される陰影のおかげで画面が柔らか。田中相の影響がバリバリな感じ。絵は良いが、物語としてはよくある女子が主人公のグルメ物の枠を出ない。
2015/11/02 22:00:56
さつま@satsuma0122『禁じられた遊び』読んだ。古屋兎丸の初期短編集。どんな漫画家でもブレイクする前の短編は描きたい欲丸出しで洗練されてなくて楽しいんだけど、それが古屋兎丸となるとなおの事、表現欲に満ち満ちている。最近の作品になっても描きたい事を描くというスタンスは変わってなさそうではあるが。オススメ
2015/11/02 22:07:40
さつま@satsuma0122『ライチ☆光クラブ』読んだ。古屋兎丸の代表作をようやく読んだ。刹那な美しさを求めて退廃的な夢を追い求める少年たちの話。兎丸先生が10代の頃に見た演劇が原作となっているよう。あとがきにも書いてたけど、兎丸先生の価値観の土台となっている物語なのだろう。まぁ凄まじい作品です。
2015/11/03 22:55:28
さつま@satsuma0122『ナイトメア・ファンク(4)』読んだ。予知夢刑事と殺し屋が主人公のクライムサスペンスアクション、まさかの打ち切り。面白いんだけど人気出なかったかー。コミカルかつクールなキャラクタと躍動感溢れるハードなアクションの組み合わせは良かったんだけどなー。読者層に合わなかっただけかも。
2015/11/04 06:45:06
さつま@satsuma0122『あしたのジョーに憧れて(1)』読んだ。ちばてつやのアシスタントだった経験がある作者による、アナログ時代の漫画製作現場紹介漫画。ユニークな作画方法も興味深いけど、何よりちばてつやとアシスタント逹のプロ意識の高さが素晴らしい。今年のこのマンのベテラン枠に入ってきそう。
2015/11/05 21:52:02
さつま@satsuma0122『夕空のクライフイズム(6)』読んだ。ワイワイした雰囲気が楽しい高校サッカー物。ワイワイした雰囲気がしっくりき過ぎて、シリアスシーンに違和感を覚えてしまうのがたまにキズ。部活に恋にライバルにと、物語の流れ全体は王道を行く。人気が安定すれば長期連載しやすい題材だが果たして。
2015/11/05 22:02:02
さつま@satsuma0122『出落ちガール』読んだ。ワンアイディアで突っ切るスタイルの短編集。鈴木小波独特の画面作りを、出落ち設定の中で最大限に生かしてやりたい放題。ただ、作者のもうひとつの特徴であるコミカルなノリは過剰に感じる。個人的には『ホクサイと飯』シリーズくらいがちょうど良い。とはいえオススメ。
2015/11/05 22:31:43
さつま@satsuma0122『いちえふ(3)』読んだ。福嶋第一原発作業員のレポ漫画。扱ってる題材が題材だけに、どこまで真実が描けているのかが気になる。客観的な事実の描写は多いけどプラスアピールが強めなので、どうしても若干上から圧力かかってるのではと勘ぐってしまう。実際そういう労働環境なのかもだけど。
2015/11/07 16:04:09
さつま@satsuma0122『ショートケーキと加瀬さん』読んだ。女子高生二人が主人公のピュア百合。ピュア百合の概念について考えさせられる。そりゃコミック3冊もやってれば関係も進むわ。ピュア百合とは。絵柄も可愛くて、ストーリーもさっぱりしていて読みやすい。もう少し展開に毒があってもいいと思うけど。
2015/11/07 18:39:23
さつま@satsuma0122『中村明日美子コレクションⅢ 鶏肉倶楽部』読んだ。甘美で背徳的な話が詰め込まれた短編集。中村明日美子独特のエロティックな線や描写が存分に楽しめた。明日美子作品で細い女性しか見たことなかったけど、ムチムチな体も描けたんだなぁと感心。アホらしい話も好き。人は選ぶが良い短編集。
2015/11/07 18:48:08
さつま@satsuma0122『重版出来!(6)』読んだ。漫画家や出版社、校正などまで含めた漫画の製作現場を題材にした作品。マンネリになりつつも締める時は締めてて良い。中田が連載勝ち取った時の反応なんかは、予想はできる描写だがそれを上回る熱量に溢れててこみ上げるものがあった。いい漫画だよう。オススメ。
2015/11/07 23:41:54
さつま@satsuma0122『ホクサイと飯さえあれば(2)』読んだ。1人暮らし飯作り漫画。相変わらず画面が賑やかで楽しい。あと主人公が表情がコロコロ変わって良い。表情が豊かなヒロイン好きだ。描線の細さは魅力であるけど、時に弱すぎて見えにく時あるなぁ。電子書籍で読んでるから解像度が足りないのかもだけど。
2015/11/07 23:50:33
さつま@satsuma0122『銀河ロケットにお葉書ください(1)』読んだ。10カ月後に地球へ巨大隕石が衝突することが確定し、未来がなくなった世界を生きる人々を描いた作品。現実味のない設定をいかに読者に納得させるかが重要な題材だと思うが、残念ながら充分な描写は無かった。絵も弱い。
2015/11/08 12:58:52
さつま@satsuma0122『盛り合わせガール』読んだ。『出落ちガール』の続編。相も変わらずの画面作りの面白にぎやかさ。あとがきでも書かれているが、中・長編向きの話も短編に無理矢理詰め込まれていてもったいない。機会があればどこかで続編が発表されたりするのだろうか。白雪姫の話の設定は好き。オチはどうかと思う。
2015/11/08 13:17:24
さつま@satsuma0122『実は私は(14)』読んだ。人外系ドタバタラブコメディ。アニメ化もありチャンピオンが引き延ばしにかかった結果、もうストーリーめちゃくちゃになった印象。後付け設定やらダラダラした引き延ばしやらで、読んでてしんどくなってきた。残念だけどそろそろ切らねば。
2015/11/08 16:19:10
さつま@satsuma0122『芋虫』読んだ。江戸川乱歩の小説を丸尾末広がコミカライズ。淫靡でグロテスクな世界が緻密で写実的な画面に落とし込まれている。登場人物の心理描写の巧みさはコミックオリジナルのものもあるだろうが、やはり原作が小説であってこそと思う。本作原作は未読だけど、江戸川乱歩は娯楽小説の印象強い。
2015/11/08 16:38:24
さつま@satsuma0122『はたらく細胞(1)』読んだ。細胞擬人化漫画。『まんがサイエンス』でもあったな細胞擬人化。バリエーション豊かな細胞が個性豊かにうまく描き分けられてる。地形に例えた人体組織を使った展開の作り方もそこそこ上手。出オチかと思いきや、結構楽しませてもらった。しかし、すぐネタ切れしそう。
2015/11/09 19:44:46
さつま@satsuma0122『私が言うとおりになる(1)』読んだ。占い学校を舞台にしたハイテンションコメディ。表紙買いしたら内容がイメージと全く違った。作者の名前で気づくべきところ。コマ割り、絵、セリフ回し、どれをとってもハイテンション。特に吹き出しの自己主張が激しい。止まったら死ぬタイプのギャグ漫画。
2015/11/09 20:10:20
さつま@satsuma0122『百万畳ラビリンス 上』読んだ。無限に一般家屋が連なったような迷宮に迷い混んだゲーマーの女子大生二人が、ゲーム脳を活かしながら脱出を目指す物語。『四畳半神話大系』にこんな話あったなー。細かい設定が作り込まれていたりゲーマーの思考プロセスが面白かったりと中々ユニーク。オススメ。
2015/11/11 19:55:09
さつま@satsuma0122『百万畳ラビリンス 下』読んだ。無限に続く迷宮の謎をゲーム脳の女子大生が解き明かすアドベンチャー下巻。独特の世界観とキャラクタがマッチしててうまく物語が転がってたし、展開も過不足なくすっきりまとまっていてストレスなく読み終えれた。ご都合主義過ぎるところはご愛敬。良い漫画。おすすめ
2015/11/13 22:41:23
さつま@satsuma0122『だがしかし(3)』読んだ。駄菓子ギャグ漫画かつ駄菓子好き少女フェチ漫画3冊目。駄菓子ネタもギャグもフェチも全部楽しませてもらっている。作画がちょっと不安定になってきてる気もするが、こだわる個所はこだわってる。駄菓子ネタがどこまで続くか心配だけど、アニメ化の勢いで突っ走ってほしい
2015/11/13 22:50:52
さつま@satsuma0122『放浪息子(1)』読んだ。大人買いしたのをようやく読み始めた。女装少年と男装少女物?物語が始まったばかりでどの方向に転がっていくか楽しみ。志村漫画らしいモノローグの使い方で少年少女の繊細な心理が描写されてて良い。あとがきにも書いてあったが、描き分けはないのでキャラの区別はつかない
2015/11/13 22:56:03
さつま@satsuma0122『最近の赤さん』読んだ。とよ田みのるの育児漫画。視覚的にキャラクタ化された赤ちゃんがキュート。何より、とよ田先生と奥さんのトミイマサコさんが娘さんをホントに愛しながら楽しく育児していることが漫画から伝わってきて微笑ましい。読んでるこっちまで幸せになる。オススメ。Kindle限定。
2015/11/15 22:09:47
さつま@satsuma0122『はれたら明日!』読んだ。教師になる夢を捨てて東京に出た主人公が、田舎に戻って再度夢を追いかける話。キャイキャイ騒ぐキャラクタ描写が特徴的。絵柄は好み。ただ、ストーリーに特筆すべき点なし。挫折後、再度夢を追いかけるイケメンと田舎物少女が描きたかったのかな。
2015/11/15 22:20:37
さつま@satsuma0122『猫の草子』読んだ。近藤ようこによるおとぎ話短編集。近藤先生のおとぎ話短編は現代人と古代の人々の感性が混ざったような雰囲気でホントに素晴らしい。そして画面作りも展開も読みやすい分かりやすい。目立たないところにも読者のための漫画技巧が散りばめられていて安心して読める。オススメ。
2015/11/15 22:41:20
さつま@satsuma0122『やがて君になる(1)』読んだ。学園百合漫画。誰のことも特別に思えず恋がわからない主人公と、主人公と出会い初めて恋を知った女学生の物語で、その二人の関係性の描き方すげー上手。百合漫画だけど一般的な恋愛物でも通用しそうな題材だけど、今後百合を活かしていくのかどうか。オススメ。
2015/11/16 19:55:48
さつま@satsuma0122『放浪息子(2)』読んだ。少年少女の視点から性的マイノリティを描いた作品。難しいジェンダーを題材にしているが、個性豊かなキャラクタがマイルドかつコミカルに性を扱うので深刻な気分にならずに読めて良い。この題材はまだまだネタが尽きないだろうし、残り13冊を読むのが楽しみ。
2015/11/16 20:11:28
さつま@satsuma0122『老女的少女ひなたちゃん(1)』読んだ。88歳で大往生した老婆の魂が新生児に乗り移り、前世の記憶を維持したまま老人っぽい行動をとる幼稚園児の話。短編とかでよくありそうなストーリーだけど、連載までやってるのはあんまないのかな?話もベタ。絵の可愛さは評価できる。
2015/11/17 18:23:43
さつま@satsuma0122『第七女子会彷徨(8)』読んだ。秘密道具的なのも飛び出すSF(少し不思議)日常漫画。Kindle発売のペースが遅くて紙で9巻が出たタイミングで8巻発売。なんか事情があるのかな。前から変なデザインセンスしてると思ってたけど、食べ物の世界に出てきた化け物は本気で気味悪くて素晴らしい。
2015/11/18 20:43:58
さつま@satsuma0122『天地明察(1)』読んだ。江戸時代が舞台の算術(数学)を題材とした物語。ベストセラー小説が原作なだけあって、かっちりと作り込まれた設定と読みごたえのあるセリフの情報量。主人公が可愛らしい。容姿も性格も子犬のよう。オリジナリティを出すため漫画独特の効果も色々挑戦していて面白い。
2015/11/18 21:02:17
さつま@satsuma0122『放浪息子(3)』読んだ。前の巻の感想で「マイルドかつコミカルに性を扱う」とか書いたんだけど、3巻でかなり厳しいコースついてきてびっくり。胸が痛い。ユキさん家に高槻さんが泊まりに行ったときの描写が凄く丁寧。普通の漫画家ならあんな風には描かないと思う。さすが志村貴子。
2015/11/19 13:10:36
さつま@satsuma0122『あの子に優しい世界がいい』読んだ。普通の世界が生きにくい人々を主人公とした短編集。物語の構成が要り組んでる上に、展開が不連続だったりして非常に読みにくかった。難解というよりは読み手に優しくない。いくつかの話のテーマは面白いと思ったのに描ききれてないのは残念。今後に期待。
2015/11/19 20:41:31
さつま@satsuma0122『プリマックス(2)』読んだ。柴田ヨクサル原作のハイテンションカワイイギャグコメディ。二巻になってもテンション維持。絵柄以外の何から何までヨクサル節全開で良い。特にセリフ回し。何気ないかけあいで冷静なツッコミ入れるとこ好き。しかしゴールが見えない物語だけどどこにいくのか。
2015/11/19 20:56:09
さつま@satsuma0122『放浪息子(4)』読んだ。盛り上がって参りました。題材が題材なだけに恋愛展開交えるのは規定事項なんだけど、ここまで荒らしてくるとは。思春期の子供たちの繊細かつ過剰な自意識が上手いこと描かれてて良い。キャラクタ強い。中学生編はどこまで攻めこんでくれるのか。楽しみ。
2015/11/19 21:06:40
さつま@satsuma0122『放浪息子(5)』読んだ。ひー、面白い!新キャラも濃くて素晴らしい。多分、志村先生は観察眼に優れてて、キャラクタにも実在のモデルがいたりするんでしょう。199、200pの千葉さんのセリフがこの作品の肝。展開をぶらぶらさせつつ、本筋も確実に進めていくのは良いスタイル。素晴らしい。
2015/11/20 21:51:19
さつま@satsuma0122『宝石の国(5)』読んだ。宝石擬人化バトル物。物語の謎が徐々に解き明かされてきてワクワク。個性豊かなキャラクタ同士の掛け合いも魅力の一つで、役者もかなり揃ってきた。5冊かけてやっと展開を動かす準備が整った感があるので次巻以降が楽しみ。シンシャがルチルが好き。
2015/11/22 23:36:39
さつま@satsuma0122『シドニアの騎士(15)』読んだ。完結。基本的に兵器のビジュアルの差異がわかりにくいので、いつの間に大シュガフ船倒せる戦力になったの?って感じだった。まぁなんやかんやでロボ方面もラブコメ方面も綺麗に大団円。まだアフタ購読してた頃に連載始まった作品なので個人的に感慨深い。
2015/11/23 08:47:29
さつま@satsuma0122『姉のおなかをふくらませるのは僕(2)』読んだ。オネショタ基軸のフードコメディ。簡単創作家庭料理もお色気要素も良いけど、何よりキャラクタの掛け合いが面白い。仲良しグループの雰囲気とか、友達の兄弟とのやり取りとか、楽しそうに描かれてる。アバ女とかの設定も強烈で良い。オススメ。
2015/11/23 09:08:37
さつま@satsuma0122『累(7)』読んだ。顔面入れ替わりサスペンス。野菊が簡単に顔を渡しすぎだと思うけど、納得させてくれるような今後の展開に期待。野菊の感情描写が弱いのでイマイチ復讐のために生きてるように見えない。そして天ヶ崎の描写に力入れすぎだ。カラーページまで。松浦先生どんだけオッサン好きなんだ。
2015/11/23 11:20:21
さつま@satsuma0122『ちひろさん(4)』読んだ。元風俗嬢で今はお弁当屋で働いているちひろさんが主人公の日常物。ちひろの何にも縛られない強く自由な生き方を、ある種の理想像として描いており読んでて考えさせられる。最近はちひろのキャラクタがだいぶ人間らしくなってきて、手の届く理想像って感じになってきた。
2015/11/23 11:30:38
さつま@satsuma0122『放浪息子(6)』読んだ。相変わらず思春期の子供たちの心情を細かいとこまで描きはる。しかし一方で、キャラも増えたし関係性も複雑になってきて、少しずつ読むのに気合いが必要になってきた。ストレスが溜まりにくいようにできる限り丁寧かつ視覚的な演出がされてるんだけど、情報量多い。
2015/11/23 11:42:43
さつま@satsuma0122『花のズボラ飯(3)』読んだ。1人暮らしめんどくさがり主婦によるズボラ飯漫画。相変わらず飯に留まらず生活全般ズボラすぎる主人公のだらだら描写が魅力。水沢うさ悦くん子先生の絵柄のなせる技なのでこれ以上ない人選だったと言える。読んでて安心できる漫画なので、マンネリでも続けてほしい。
2015/11/23 17:01:09
さつま@satsuma0122『ランド(2)』読んだ。奇妙な風習に縛られる村とその謎を暴こうとする人々を描いた作品。あの世とこの世、支配層と市民、文明と超自然現象など、様々な要素を複雑に絡め合わせながらスケールでっかく描かれる。ベテラン漫画家がかなり気合入れて描いてることが伝わってくる。力作。今後も楽しみ。
2015/11/23 23:02:38
さつま@satsuma0122『とある女子大生の日常にみる』読んだ。最近ジャンプ+にて別名義で連載中の漫画家による短編集。表題作のようなハイテンションで画面から飛び出してきそうなドタバタアクションのギャグがメインだが、最後の一編「なぎさ」は綺麗にまとまったジュブナイル物。あと、人体の描き方が素人目にも上手。
2015/11/24 21:27:56
さつま@satsuma0122『放浪息子(7)』読んだ。丁寧に丁寧に物語を作っているのが読んでて伝わってくる。何気ない描写にも意図が込められていて、絵柄の印象よりずっと物語の密度が濃い。しかし、こういう展開できちゃうのか。好きなキャラに幸せになってほしいけど、残り8巻もあるのに一波乱ないわけないよ...
2015/11/24 21:35:05
さつま@satsuma0122『放浪息子(8)』読んだ。この巻最後の大事件はジェンダーの絡んだ重いものだが、もっと大きなくくりで見れば普遍的に誰にでも起こり得る事態。幼少期から少年期に移り変わるなかで抑圧された願望が、何らかのきっかけで溢れ出したということだろう。そのきっかけが親い人物じゃないってのが面白い。
2015/11/25 19:44:13
さつま@satsuma0122『放浪息子(9)~(12)』読んだ。我慢できずに一気に読んだ。人間関係が近づいたり遠ざかったりするのがホントによく描けてるなぁ。心理の動きを表情と言葉と演出と様々な方々で描写してるから読みやすいんでしょう。二鳥くんのストーリーはだいぶ道筋が見えた。高槻さんはどうか。楽しみ。
2015/11/26 20:47:12
さつま@satsuma0122『ボーイスカート(1)』読んだ。ギャグテイスト強めの男の娘ラブコメディ。こちらはジェンダーに踏み込まず、ただただ設定としての男の娘を楽しむ漫画。ただ、そういう題材なら体形をしっかり描いてほしいなーと思う。フェチにしてもそこが大事なとこでしょうに。
2015/11/26 20:50:12
さつま@satsuma0122『放浪息子(13)~(15)』読んだ。大傑作でした。皆読みましょう。ありきたりな結末で終わると思ってた過去の私をぶん殴ってやりたい。「ただそれだけの話」のページの、奇跡とも思える美しさよ。久しぶりに心揺さぶられた。何を書いても表現できないので皆読みましょう。
2015/11/27 19:51:05
さつま@satsuma0122『よつばと!(13)』読んだ。2年8ヶ月ぶりのよつばと、堪能しました。最高。いつになってもよつばは元気一杯だし、とーちゃんは面白いし、ふーかは若干抜けてるし、ばーちゃんは出てくるし。日本一面白い漫画。皆、読もう。
2015/11/28 13:41:22
さつま@satsuma0122『クレムリン(1)』読んだ。安心品質のカレー沢薫。いつも変わらない(くだらない)ネタを延々と供給し続けてくれる。初期はこんなにダウナーなテンションだったのか。6コマのスタイルはテンポが良くて作風に合ってる気がする。99円セールに釣られたけど、うっかり続刊買ってしまいそう。
2015/11/29 10:40:43