6月読んだ漫画総括しましょう。総括は大事だよ。年末見返すしね。



先月読んだ漫画は33冊。全部kindle。
自分としてはかなり少な目。ただ、結構濃い漫画多かった印象。


以下、特に面白かった作品の個別感想。
まずは、先月発売だった作品から。



『左門くんはサモナー(4)』(沼駿)ジャンプギャグ漫画の代表格になりつつある召喚術士コメディ。
新キャラも続々登場で軌道に乗った感ある。


『大正処女御伽話(2)』(桐丘さな)たどたどしい男女の描写が可愛い大正時代が舞台の恋愛物語。
二人の関係の進展を丁寧に描いていて良いなぁ。


『燐寸少女(4)』(鈴木小波)作画のユニークさが光る鈴木小波流おとぎ話。
昔読んで衝撃を受けたプロトタイプ版も収録。今読んでも凄い。


『アトム・ザ・ビギニング(3)』(カサハラテツロー 他)アトム誕生の前日譚という位置付けのロボアクション。
メインテーマが人工知能についてで、それに関する考察が興味深い。


『ドリフターズ(5)』(平野耕太)久しぶりの新刊だった歴史的偉人大集合の戦争物。
いよいよ合戦が始まる雰囲気。盛り上がってきた。


『逃げるは恥だが役に立つ(7)』(海野つなみ)実写化決定がめでたい、ロジカルに思考する契約結婚物語。
相変わらず展開をコンスタントに動かしてくれるので読んでて安心・安定。


『かくしごと(1)』(久米田康治)
久米田先生の最新作は漫画家であることを娘に隠す漫画家物。
概ね、いつも通りの自虐ネタと漫画家ネタのミックス。ストーリーしっかりありそうで楽しみ。


『本日の四ノ宮家』(山田果苗)
若くて可愛い義理の母が男5人兄弟のところに突然転がり込んでくるホームドラマ。
1冊完結で家族になっていく過程を綺麗に描いていた。良作。


『私の少年(1)』(高野ひと深)
アラサー女性と美しい少年の物語。
「美しい」かつ「少年」という存在を描き切る手腕素晴らしい。


『ゴールデンゴールド(1)』(堀尾省太)
田舎住まいの少女の前に「福の神」のような生物が現れるホラーサスペンス。
じわじわと超常現象が日常を侵食していく様子が不気味で良い。


以上、6月発売だった漫画。
先月の一番は『私の少年(1)』だなぁ。
少年の純粋さとそれゆえの危うさに関する描写が素晴らしかった。
作画も丁寧で拘りも感じ取れて良かった。完成度高い。


次は、6月より前に発売だった漫画で面白かったもの。
感想は割愛して表紙のみ。


『右足と左足のあいだ』(雁須磨子)


『娘の家出(2)』(志村貴子)


『ひみこい(1)』(ろびこ)


『応天の門(5)』(灰原薬)


『双子の帝國(1)』(鬼頭莫宏)


『こども・おとな』(福島鉄平)


『町田くんの世界(3)』(安藤ゆき)

後は、いつも通りツイッター感想ペタペタ。
皆さん、今月も良い漫画体験を!