※ランキングのレギュレーション
 2016年内に紙の書籍が発売されたコミック


2016年に読んだ漫画をまとめました。
私が2016年に読んだ漫画は617冊(2016年12月29日現在)。
その中で2016年に発売された漫画は463冊。
特に面白かったものを50作品ピックアップしました。
ランキング形式にしたので下に行くほどオススメです。


手品を披露しようとするも(エロい)失敗ばっかりでポンコツ、
ダメなところが可愛い手品先輩を描いたショートギャグ漫画。
可愛らしいキャラクタの魅力で勝負している作品だけど、
ページ数ランダムでオチが付くユニークな構成のギャグのキレも良い。


49位 『終電ちゃん』(藤本正二)

試し読み
 
各路線の終電に憑りつく守護霊的な存在の終電ちゃんというキャラと
終電に乗らざるを得ない人々との心温めるエピソードを描いた作品。
敢えて描線の荒さを残した味のある絵柄と、萌えキャラみたいな見た目の終電ちゃん、
そしてゴリゴリの人情物語のミスマッチ感が心地よい。


48位 『悪魔のメムメムちゃん』(四谷啓太郎)

試し読み
 
人々の欲望をくみ上げて魂を奪うのが仕事のはずなのに
ヘタレでビビりで全然成果をあげられないダメ可愛い悪魔を描いたギャグ漫画。
ダメ可愛いの化身のようなメムメムちゃんのキャラクタと若干のお色気要素、
お手本のようなテンポの良いギャグなど少年漫画のコメディとして高クオリティ。


47位 『休日ジャンクション 真造圭伍短編集』(真造圭伍)

試し読み
 
日常サブカル漫画を得意とする真造先生が描く、
友情あり挫折あり兄妹あり児ポ案件ありゴジラありの短編集。
真造先生らしい、誰もが気にしているけど敢えて漫画に描かれないであろう、
何気ない日常の一コマを独特の視点で描いており面白い。


バドミントンによって人生が狂わされた少女が、バドミントンによって
新たな人生を歩み出そうとする姿を描いた熱血高校スポーツ物。
迫力のある試合描写と高校スポーツ題材を活かした人間描写が魅力的。
大きな試合が終わっても、別角度からのアプローチで勢い維持を試みる姿勢も良い。


45位 『結んで放して』(山名沢湖)

試し読み
 
同人即売会で創作を発表する人々を主人公に
プロではなくアマチュアの「趣味」を描いた短編集。
趣味と人生の折り合い、歳をとっても続ける人やめる人など、
同人即売会に限定されない趣味自身の意義について考えさせてくれる作品。


44位 『スローモーションをもう一度』(加納梨衣)

試し読み
 
アイドルを中心とした80年代の日本カルチャーが好きという
共通の趣味を持った高校生の少年と少女を描いたラブストーリー。
カルチャー描写も興味深いけど、クラスの中で秘密を共有する
少年少女の恋愛という面でも魅力的な物語が描かれている。


43位 『コオリオニ』(梶本レイカ)

1990年代の北海道を舞台に、点数稼ぎのためならなんでもやる刑事と、
その刑事と手を組むことになったヤクザの男を描いたハードボイルドBL。
裏社会の汚い手を厭わないパワーゲームや道から外れた男同士の依存的な恋愛描写が
胸やけしそうなくらいに濃密。2冊でお腹いっぱいになれる作品。


42位 『暗闇ダンス』(竹谷州史/須田剛一)

試し読み個別感想記事
 
生き急ぐ葬儀屋の男が様々な価値観の人々と出会いながら
倫理観の狂った王国を旅するアーティスティック冒険物語。
独特過ぎる画面表現と難解なストーリーで敢え無く打ち切りとなったが、
物語がわからなくてもページをめくっていくだけで驚きがあり楽しい漫画だった。


41位 『ミザントロープな彼女』(匣のミキ)

試し読み
 
とある理由からなるべく人と関わらずにいようとする女子高生と
その娘に惚れてストーカーすれすれの猛アタックをする同級生が主人公の恋愛物。
不条理一歩手前くらいの勢いでハイテンポなギャグが展開される一方、
本筋の恋愛面では着実に展開を進めていくメリハリ利いた構成が巧みな作品。


腐鉄菌による鉄使用の制限や戦闘機のような竜など独特の世界観の中で、
人間と魔族および中間勢力の争いを描いたダークファンタジー。
魅力的な設定を一気に説明するのではなく、匂わせるように小出しにしていく
演出や物語運びのバランスが絶妙。画面表現もユニークだし色々挑戦的。


39位 『山と食欲と私』(信濃川日出雄)

試し読み
 
一人で山登りをするのが趣味の独身OLが
道中や山頂、はたまた下山した後の食事を楽しむグルメ漫画。
山登り要素やグルメ要素単独でも十分勝負できそうなクオリティ。
その上で二つを上手く混ぜて一つの物語に仕上げていて素晴らしい。


魔法により人の傷を治す姉と動くぬいぐるみを創る弟、美しい双子の姉弟を主人公に、
二人を襲う過酷な運命を描いた御伽話魔法ファンタジー。
枠線までこだわった繊細かつフルカラーの作画が画面一杯に広がっていて絵本のよう。
独特の空気が漂う幻想的な世界観を十二分に楽しめる作品。


37位 『姉のおなかをふくらませるのは僕』(恩田チロ/坂井音太)

試し読み
 
血のつながらない姉と弟、そして二人の同級生やご近所さんなども交えた日常を
家庭でできる創作料理を軸に描くグルメ日常コメディ。
出てくる登場人物が物語の中ですごく楽しそうに生き生きと動き回るのが良い。
姉弟それぞれの知り合いが年代超えて仲良くなるなど人間関係微笑ましい。


36位 『古見さんは、コミュ症です。』(オダトモヒト)

試し読み
 
見た目は完璧な美少女だけど、他人と話すのが怖くて一言も喋れないという
コミュ障の古見さんが少しずつ周りと交流していく様子を描くコメディ。
古見さんのキャラ造形の美しさがとにかく素晴らしい。
他のキャラクタと故意に区別して描かれており画面の中で存在感がある。


35位 『FANTASTIC WORLD』(ひらのりょう)

試し読み
 
地球の表層内側に広がる不思議な世界を舞台に、その世界では珍しい人間の少年と
少年の歯を元に作られた変な生き物の冒険を描いたファンタジー。
フルカラーの画面は作者の空想をそのまま落とし込んだような不条理でどこか
グロテスクな世界であり、実際にその世界を冒険しているような疑似体験できる作品。


普段は愛と性欲は別物と公然と主張する主人公が、幽霊に取りつかれたことにより性欲が
抑えられなくなり、真実の愛とは何かわからなくなる様子を描いた物語。
性欲に支配された主人公が誇張的に化け物のような姿に変わっていく画面表現ユニーク。
絵柄も物語も非常に癖が強いがテーマがはっきりしており、ぶれない姿勢は素晴らしい。


33位 『あげくの果てのカノン』(米代恭)

試し読み
 
異星人から人類を守るために人体改造が施されて人格が移り変わっていく男と、
その男に崇拝的好意を向ける病的な女性が主人公のストーカーSFラブロマンス。
男の人格が物理的に移り変わっていくユニークな設定によって、
変わっていく気持ちと変わらない気持ちを対比的に描いている。良くできた物語構成。


子供にしか見えない風景、子供ならではの感受性の豊かさ、
そして子供から大人になる中で変わっていくものを描いた作品。
ノスタルジックな気分にさせてくれるエピソードを
巧みな展開運びとキャラクタ、画面表現で描いた良作。


妹を亡くした女性と妹の婚約者の男性、魅かれ合う二人が
近づけば近づくほど妹の幻影に悩まされる姿を描いた恋愛物語。
個性的な絵柄であり太めの輪郭線とすらっとした人物の描き方、キャラクタの表情が良い。
2巻で完結したところも好感が持てる。無駄のない物語に仕上がっていた。


30位 『私を連れて逃げて、お願い。』(松田洋子)

試し読み
 
バカな殺人を犯した指名手配の男と王子様を夢見る箱入り娘による
「愛のない」はずだった逃避行を描いた人情ラブロマンス。
松田洋子の漫画らしく、テーマに対して真正面から向き合っており読後感が気持ちいい。
言葉の力も強く、その言葉を魅せるための演出も良い。綺麗なラスト。


素敵な恋愛を夢見るワガママ娘と男なのに魔女として修業する少年が主人公の、
魔女の掟や悪魔との契約をテーマにした小森羊仔流メルヘン恋愛物語。
オリジナリティ溢れる描線と細部までの描き込まれたメルヘン演出により画面は華やか。
物語全体も起承転結を織り交ぜながら3巻で綺麗に完結。


28位 『インハンド 紐倉博士とまじめな右腕』(朱戸アオ)

試し読み
 
パンデミックや長寿化治療、先天的「鬼の子」遺伝子など、
先端サイエンスに基づいた事件が題材の医療サスペンス中編集。
作者の膨大な取材を感じさせる医療技術に関する描写が魅力的。
エンターテイメントとしても各中編でうまくまとまっていて読みやすい。


27位 『ごはんのおとも』(たな)

試し読み個別感想記事
 
家庭で簡単に作れる白ご飯のおかずを小道具として
心温まる家族の物語を描いた、あったかホームドラマ。
枠線や吹き出しまでフルカラーかつ暖色多めの配色で描かれていてまるで絵本のよう。
各料理も色鮮やかかつ艶やかですっごく美味しそう。お腹が減る。


26位 『アオとハル』(しおやてるこ)

試し読み
 
何でもない日々をすずろに過ごす男子高校生の前に現れた美少女、
非情な運命に立ち向かう二人を描いたほろ苦い青春ラブストーリー。
1巻完結の物語として起承転結が非常に上手く構成されており、
感情移入しながら最後まで読み切ることが出来た。漫画巧者の仕事。


天使のような女の子と性悪召喚術士の男の子のいがみ合いを中心に、
悪魔やクラスメートなど個性豊かなキャラクタが登場するドタバタコメディ。
週刊連載にも関わらず作画とネタの安定感が抜群で読んでいてストレスがない。
キャラクタ達を上手く束ねあげて物語として活かしている手腕も見事。


24位 『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』『一人交換日記』(永田カビ)

試し読み
 
生まれ育った家庭や漫画家としての挫折に思い悩み、人恋しさにもがき苦しむ作者の姿を
赤裸々に描いたエッセイ漫画。タイトルは違えど実質連作。
自分の考え方を豊かな比喩表現や演出で分かりやすく表現している。
思考を自分の中でまとめて、他人に伝えることが出来るって素晴らしい。


北海道を舞台に隠された黄金を巡って退役軍人や新選組の生き残り、アイヌの少女など
個性的な面々が争うバイオレンスグルメトレジャーサバイバル漫画。
かなり早いペースで単行本が刊行されるにも関わらず、バリエーション豊かなストーリー、
次々出てくる新キャラ、勢力図の継続的な変化など読者を飽きさせない工夫が際立つ。


22位 『盆の国』(スケラッコ)

試し読み個別感想記事
 
死んだ人の霊が見える少女とどこか不思議な雰囲気を醸し出す青年が
「お盆」を境に生者と死者が混ざってしまった世界を元に戻そうとするファンタジー。
ノスタルジックな雰囲気と一夏の冒険物語を1巻完結で描いた秀作。
やわらかい描線やスクリーントーンによる画面作りがお盆っぽい空気感を演出。


21位 『メイドインアビス』(つくしあきひと)

試し読み
 
まだ誰も見たことのない「憧れ」を求めて未開の大穴に冒険者達が潜っていく、
壮大なスケールと細部まで作りこまれた世界観で描かれるトレジャーファンタジー。
魅力的なキャラクタ多数だがそれに頼るのではなく、あくまで主導は物語で
キャラクタはそれに付随していく、というぶれないスタンスが素晴らしい。


20位 『バトル少年カズヤ』(中川ホメオパシー)

試し読み
 
時事ネタ、芸能人ネタ、エログロ、不条理、不謹慎などなど
世の中の濁った部分を全部詰め込んでごちゃ混ぜにしたような今年一番の問題作。
全450ページ読んでいる間、脳みそから絶え間なく変な汁が分泌され続ける感覚。
出来たものがどうであれ、かなりの熱量が込められた漫画ではある。


欲しいものが何でもそろう場所であるデパートを舞台に、
そこで起こる少し不思議な出来事を描いた連作短編少女漫画。
最終二話で描かれた物語が、キャラクタ、ストーリー、演出のどれをとっても
最高峰のラブロマンス。たった60ページとは思えない密度のストーリー。傑作。


美しい容姿の男子小学生と、ひょんなきっかけでその少年と知り合った
30代目前女性の奇妙で儚い関係を描いた年の差ラブストーリー。
容姿だけでなく、純粋で穢れのない心の部分でも「美しい少年」を描いており素晴らしい。
二人の関係に立ち入ってくる現実的な問題についての描写もリアリティがあって良い。


17位 『うちのクラスの女子がヤバい』(衿沢世衣子)

試し読み
 
思春期の女子高生だけが目覚める役に立たない超能力「無用力」を使って
女子たちが青春を謳歌したり結局役に立たなかったりする学園青春物。
無用力という題材こそ派手でキャッチ―だが、物語のメインは思春期少年少女の
感受性豊かで繊細な気持ちの動きであり、そのあたりがキッチリ描かれている。


16位 『ソフトメタルヴァンパイア』(遠藤浩輝)

試し読み
 
特定の元素を操るヴァンパイアに支配された世界において、
ヴァンパイアの弱点である銀使いの少女を巡って争いが繰り広げられるバトル漫画。
フィクション設定がとにかく非現実方向に吹っ切れている一方で、
ロジカルな思考をするキャラクタや現実の物理現象が入り混じって混沌。楽しい。


憧れの人の音楽を模倣できればそれだけでいいと思っていた少年が、
天真爛漫な少女と出会い、影響されながら変わっていくボーイミーツガールな音楽物語。
視覚的に音を捉える少女の見る景色を描いた画面演出が繊細かつダイナミックで圧巻。
主人公達の個性がぶつかり合って両人とも変化していくというストーリーも美しい。


好奇心旺盛で人付き合いの良いミステリ小説大好き少女を主人公に、
主人公の家族や同級生、ご近所さんとの交流を描いた日常漫画。
掲載誌にて2016年完結。愛すべきキャラクタ達の日々が見れなくなると思うと悲しいが、
ファンとして最後まで見届けよう。最終巻は2017年春発売予定。


13位 『つまさきおとしと私』(ツナミノユウ)

試し読み
 
心の緩んだ人のつま先を切り落とす妖怪とその妖怪を唯一見ることが出来る
メンヘラ気味の少女との交流を描いた2ページコメディ。
2巻にて完結。予想外ながらこの作品らしい素晴らしいオチであった。
単行本にてオチの、蛇足ではなく、補完を行ったことも高評価。


人々の生活に入り込み金の流れを呼び寄せる妖怪が
主人公の日常を徐々に侵食していく様子を描いたサスペンスホラー。
超常現象を前にしたキャラクタの人間臭い行動はあくまで論理的でリアリティある。
洗脳され狂気に満たされていく人々の日常的ホラー演出が素晴らしい。


11位 『1518! イチゴーイチハチ!』(相田裕)

試し読み
 
学生の自主的な行事運営が活発な学校の生徒会を舞台に
企画運営するマネジメント側にスポットライトを当てた学園青春物。
自分で動いて楽しいことを作らなければならないという企画側の心理を
キャラクタやストーリーなど物語全てを使って描いている。頑張る姿美しい。


10位 『ファイアパンチ』(藤本タツキ)

試し読み
 
氷に閉ざされた、理不尽がまかり通ってしまう世界の中で、妹を殺された主人公が
永遠に燃え続ける炎を身にまとい、復讐のために立ち上がるダークファンタジー。
展開が次々移っていき先の予想が出来ないジェットコースターなストーリーが魅力。
妙なこだわりがあるフェチな描写や間の抜けたギャグなんかもユニーク。


皮肉交じりの冗談を言い合いながら追手から逃げる小人二人組の
逃走劇とその顛末を描いたシニカルギャグ4コマ漫画。
理想と現実の対比をギャグパートとシリアスパートに分けて描き、
理想の生活が徐々に蝕まれていくよう構成したことで読み手の感情に強く響いた。


人間と見た目も能力も何ら変わらないヒューマノイドと人間が共存する世界を舞台に、
ヒューマノイドのモラルについて描いた近未来ブラックジャック風SFオムニバス。
テクノロジーに裏付けされたリアルな近未来の姿が毎回違った角度から描かれており、
かつアイディア抱負で読んでいて飽きさせない工夫が素晴らしい。


7位 『HUMANITAS ヒューマニタス』(山本亜季)

試し読み
 
過酷な運命を背負い耐え難い境遇の中にありながらも、
その中で逞しく生き抜く様々な立場の人々を描いた中編オムニバス。
文化の違いや生まれた場所の違いなど無関係に、力強く生きる人々の姿は美しい。
基本的に各話は独立しているが最後の話で全体の総括が入る演出も良い。


6位 『僕と君の大切な話』(ろびこ)

試し読み
 
駅のホームを舞台に高校生男女二人組が恋愛の意義や男女の考え方の違いについて
喧々諤々な議論を展開する変わったスタイルの少女漫画会話劇。
テンポの良い掛け合いとユニークな各人の思想、コロコロ移り変わるキャラクタの表情、
他キャラの介入など、会話だけの描写文字数多いのに非常に読みやすい。良作。


5位 『いい百鬼夜行』(川西ノブヒロ)

試し読み個別感想記事
 
妖怪と人間が同居する町を舞台に
人間よりも人間らしい妖怪との交流をフルカラーで描いた物語。
妖怪達が人間の手伝いをしたり勇気づけたり一緒に寄り添ったり、
人間のために行動するパートナーとして描かれており読んでいて心温まる。


大気圏外から襲来する人類の敵に対抗するために作られた
人の心を持ったヒューマノイド「アダム」の戦いを描くハードSF。
スタイリッシュな絵柄やシニカルなキャラの掛け合いも良いし、
現代の科学技術をバックグラウンドにしたSF設定の説得力が素晴らしい。


資源はないけど金持ちな金の国、資源はあるけど貧乏な水の国、
いがみ合う二つの国の間で起こる事件とラブロマンスを描いた作品。
単巻完結ながらぎゅっと凝縮された物語が素晴らしい。
緻密な背景作画もあってその国の生活と人々の暮らしぶりが感じられるのも良い。


戦国時代、長篠の戦い直後の武田家を舞台に、
家族を武士に殺された死にたがりの少女の数奇な運命を描く物語。
原作と漫画、両者の個性がコマ割りやテンポから感じ取れてファンとしては嬉しい。
ドラマチックな展開や盛り上げるタイミングの絶妙さなどは流石だ。



不死身の肉体を持っているが辛い経験のため自殺願望のある女性と、
その女性と共に暮らすために女性を殺し続ける男の奇妙で儚い運命を描いた作品。
本作は読み切りの焼き直しだが、完全に物語として完成していた読み切り版の魅力を
活かしつつ新しい物語としてセリフリメイクした手腕に脱帽。大傑作。


以上、2016年オススメ漫画50作品でした。
今年も良い漫画がたくさん読めました。
来年も素敵な漫画との出会いがありますように。