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昨年やり残した宿題を消化しときます。 


2016年12月に読んだ漫画の数は74冊。
年末でかなり追い込んだ。新刊よりも読み逃しをチェックした結果。


その中でも特に面白かったものをピックアップ。
まずは、12月紙の書籍が発売した新刊から。


『であいもん(1)』(浅野りん)

京都の和菓子屋を舞台にしたホームコメディ。
京都弁の飛び交う雰囲気と掛け合いのテンポの早さが気持ちいい。


『手品先輩(2)』(アズ)

ドジで(エロい)失敗ばかりの手品先輩を愛でるショートギャグ。
キャラクタの可愛さごり押しだけど、ギャグ自体の瞬発力もなかなか。


『AIの遺電子(4)』(山田胡瓜)

ヒューマノイドの倫理を描く近未来ブラックジャック風SFオムニバス。
SF設定のアイディア豊富かつリアリティがあって素晴らしい。


『一人交換日記』(永田カビ)

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の続編となる作者の思考をそのまま描く赤裸々エッセイ。
作者自身の考えていることを漫画表現にうまく落とし込んであり、読みやすい。


『私の少年(2)』(高野ひと深)

美しい少年と30目前OLの奇妙な関係を描いた恋愛物語。
世間の目や経済的な話など現実的な部分での障害を描いておりリアリティある。


『こいいじ(5)』(志村貴子)

20年近く片思いを続ける30歳こじらせ女性を描く恋愛物語。
志村先生の作品の読みやすさ相変わらず素晴らしい。


『乙嫁語り(9)』(森薫)

中央アジアを舞台にしたお嫁さん物語、パリヤさん第二弾。
作者のキャラクタ愛と作画愛が溢れ過ぎていることを読んでて感じ取れる作品。


『メイドインアビス(5)』(つくしあきひと)

アニメ化も決まってめでたい、穴もぐりトレジャーファンタジー。
今回も作品の持ち味であるキャラクタの魅力と容赦ない展開が光った。


以上が12月の新刊オススメ。
一番面白かったのは『メイドインアビス(5)』かなぁ。
宿敵との戦いを1冊まるごと使って密度高く描き切っていた。
今までの伏線は大部分消化したので今後の展開は予想できない。楽しみ。


ここから下は2016年12月に新刊発売ではないけど、面白かった漫画。表紙のみ。
最初にも書いたけど12月は2016年の既刊のチェックをしていたので数多め。


『ソフトメタルヴァンパイア(1)』(遠藤浩輝)

 
『辺境で 伊図透作品集』(伊藤透)

 
『コオリオニ 上下』(梶本レイカ)

 
『動物たち』(panpanya)

 
『アルスラーン戦記(6)』(田中芳樹/荒川弘)

 
『結んで放して』(山名沢湖)

 
『終電ちゃん(2)』(藤本正二)

 
『FANTASTIC WORLD(1)』(ひらのりょう)

 
『ゴールデンカムイ(9)』(野田サトル)

 
『ツインドルの箱庭(1)』(稚野まちこ)

 
『木陰くんは魔女。(3)(完)』(小森羊仔)

 
『1518! イチゴーイチハチ!(3)』(相田裕)

 
『猫のお寺の知恩さん(2)』(オジロマコト)


以上が新刊でないけど面白かった漫画。
ここから下はツイッター感想垂れ流し。ご興味があれば。