夏になり暑くなってきましたね。
皆さん、漫画を読みましょう。 


7/4 『約束のネバーランド(4)』(出水ぽすか/白井カイウ)

ある秘密が隠された孤児院から少年少女達が脱出を計る頭脳戦サスペンス。
前巻のラストの引きからどう物語が動いているかワクワク。


7/7 『BEASTARS(4)』(板垣巴留)

肉食と草食動物の獣人が共存する世界が舞台のアニマルサスペンスラブストーリー。
設定の作りこみの深さとディープに踏み込んだリアリティある描写が魅力。


7/7 『少年たちのいるところ』(古屋兎丸)

古屋兎丸先生の最新作はやっかいな依存症を持つ3人の少年が主人公のスクールドラマ。
試し読みを読む限りは、古屋先生の爽やかな部分が強く出てそうで楽しみ。


7/7 『山と食欲と私(5)』(信濃川日出雄)

単族登山が趣味のOLが主人公の山登りグルメ物。
山登りとグルメ、どちらの描写にも作者の拘りが感じられて良い。


7/7 『甘々と稲妻(9)』(雨隠ギド)

親子二人と女子高生の料理を通した温かい交流を描いた家庭料理グルメホームドラマ。
作中時間は確実に進んでる。各キャラクタの成長が描かれていて素晴らしい。


7/12 『弟の夫(4)(完)』(田亀源五郎)

ある親子を中心に日本社会におけるLGBTの実情を描いた作品の完結巻。
物語としてどう締めてくれるかが楽しみ。


7/12 『私の少年(3)』(高野ひと深)

20代後半のOLと家庭環境に問題のある美少年、二人の奇妙な関係を描いた物語。
毎巻、ラストの引きが鋭い。2巻ラストからどう持っていくのか。


7/12 『好奇心は女子高生を殺す(1)』(高橋聖一)

好奇心旺盛な女子高生二人組が奇想天外な出来事に遭遇するファンタジー。
各話のアイディアが面白いし、輪郭線の強い絵柄もユニーク。


7/12 『CICADA(2)』(バナーイ/山田玲司)

漫画の所有が禁止された世界で繰り広げられるファンタジー。
大風呂敷を広げたメタ要素をどう展開していってくれるか。


7/12 『恋は雨上がりのように(8)』(眉月じゅん)

冴えない中年男性に恋をした女子高生の恋と青春を描く物語。
展開の遅さはどうにかならんもんかなー。演出にしてもモタモタし過ぎている。


7/12 『バイオレンスアクション(2)』(浅井蓮次/沢田新)

ゆるふわな見た目で緊張感のない殺し屋女子大生が主人公のハードボイルドアクション。
バイト感覚で殺しをする異常な主人公のキャラクタが良い。


7/12 『アフターアワーズ(2)』(西尾雄太)

クラブで出会った二人の女子がDJやVJとしてコラボするクラブカルチャー百合漫画。
1年8カ月ぶりの新刊。2巻出て良かったなぁ。


7/13 『きみはかわいい女の子(5)』(いちのへ瑠美)

華奢でちっこいことがコンプレックスな女子が主人公の少女漫画。
スローペースで一歩一歩ゆっくり進む初心な恋愛を描いている。


7/14 『こづれ行楽!(3)』(轍平)

変な生き物大好きで好奇心旺盛な少女が主人公の観光地お出かけコメディ。
実在の観光施設を魅力的に描いていて良い。


7/14 『スペシャル(2)』(平方イコルスン)

異常な怪力を持った少女を中心に変な生徒ばかりのクラスを描く学園コメディ。
平方先生らしい独特の言語センス溢れるセリフ回しとキャラクタの魅力がたっぷり。


7/18 『古見さんは、コミュ症です。(5)』(オダトモヒト)

他人とまともに喋れない絶世の美少女が主人公のキャラコメディ。
古見さん以外のキャラクタにパンチが足らんなぁという印象。


7/18 『双亡亭壊すべし(5)』(藤田和日郎)

謎に満ちた化け物屋敷「双亡亭」を舞台にしたアクションホラー。
前巻にてスケールが飛躍してコズミックホラーの様相を呈してきた。すごい風呂敷。


7/18 『魔王城でおやすみ(4)』(熊之股鍵次)

魔王城に囚われの姫が快眠を求めて周りに迷惑をかけまくるコメディ。
よくこの題材でネタが続くなぁ。毎度毎度感心させられる。


7/19 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(6)』(赤坂アカ)

相手から告らせようと必死にけん制し合う両思いカップルを描くラブコメディ。
前巻でシリアス編が挟まったのが気になる。ずっとコメディしていて欲しいなぁ。


7/19 『ジョジョリオン(15)』(荒木飛呂彦)

謎が謎を呼ぶミステリ重視のジョジョ第八部。
物語も後編に入っていると思うが、まだまだ先が読めない展開が続く。


7/19 『青のオーケストラ(1)』(阿久井真)

元天才バイオリン弾きの少年と少女の出会いから始まる青春物語。
読みやすい画面構成とすっきりした絵柄良い。


7/20 『ホクサイと飯さえあれば(5)』(鈴木小波)

食いしん坊女子大生が飯を「食べるまで」を描くグルメ物。
鈴木先生の拘り溢れる作画と軽快なコメディ感が楽しい。


7/21 『めしにしましょう(3)』(小林銅蟲)

漫画家とアシスタントが締め切りに追われながらも異常な料理を作るグルメ物。
小林先生らしいシュールな掛け合いとやり過ぎな料理の融合が素晴らしい。


7/21 『バンデット(3)』(河部真道)

鎌倉時代後期を舞台に、戦乱の世を作ろうとする悪党を描いた戦国物。
荒々しい絵柄は洗練されていないが、エネルギー溢れる作風は魅力的。


7/21 『少女ファイト(14)』(日本橋ヨヲコ/木内亨)

バレーボールに情熱を燃やす少女達を描いた高校スポ根物。
一年に一回、ヨヲコ先生の漫画が読める喜び。


7/21 『新装版 なるたる(3)(4)』(鬼頭莫広)

夢はでっかく地球サイズ!な鬱ファンタジー作品の新装版。
たくさんの人のトラウマとなってる本作。危うさと美しさは紙一重。


7/25 『春風のエトランゼ(3)』(紀伊カンナ)

息子の恋人である男が居候する家庭を舞台にしたBL。
絵柄が爽やかで、同性愛の障害もきっちり描かれており良い。


7/25 『エプロンと加瀬さん。』(高嶋ひろみ)

内気な少女とスポーティな同級生が主人公の百合物語。
なかなか人気が出ているようで、主役の二人が大学入学後も続くのかな?


7/27 『いちげき(2)』(松本次郎/永井義男)

防御を教えられず使い捨てのコマとして扱われる百姓たちを描く江戸舞台の時代劇。
松本次郎先生の迫力ある絵柄とリアル感溢れる百姓たちの姿が素晴らしい。


7/28 『変女~変な女子高生 甘栗千子~(7)』(此ノ木よしる)

とにかくエレクチオンネタだけで突き進むエロコメディ。
恋愛要素も徐々に進展していってほしいなぁ。


7/28 『スローモーションをもう一度(4)』(加納梨衣)

80年代カルチャーが好きな現代の高校生カップルを描いた恋愛物語。
二人の初々しい掛け合いの描写が微笑ましい。


7/29 『メイドインアビス(6)』(つくしあきひと)
人智を超えた不思議な世界が広がる大穴の底を目指すファンタジーアドベンチャー。
大きな節目を超えたかと思いきや、まだまだアビスの残酷で美しい世界が続いていく。