
(Amazonより書影引用)
12月ですね。年末です。
バタバタするでしょうが、皆さん、隙を見て漫画を読みましょう。
12/4 『BLACK TORCH(3)』(タカキツヨシ)
大妖怪に取りつかれた青年が仲間と共に妖怪達と戦うスタイリッシュバトル物。
センスの光る戦闘シーンの構図やコマ割りが魅力的。
12/4 『Dr. STONE(3)』(Boichi/稲垣理一郎)
全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で救おうとする少年を描いた物語。
奇抜な題材ながら、熱いハートの主人公と王道展開は少年漫画らしさ溢れる。
12/4 『青のフラッグ(3)』(KAITO)
男女4人の高校生を中心に一筋縄ではいかない青春模様を描いた物語。
前巻の引きで今後の物語が読めなくなってきた。どう動くか楽しみ。
12/4 『悪魔のメムメムちゃん(4)』(四谷啓太郎)
全然仕事できないダメ悪魔を中心に据えたドタバタキャラコメディ。
増えてきたキャラクタを上手く使って物語を組み立ててる印象。
12/4 『フードファイタータベル(6)』(うすた京介)
大食い早食いで競い合うフードファイター達の戦いを描いたシュールコメディ。
うすた先生がマイペースで描いている感じで良くも悪くも安定感がある。
12/6 『マイホームヒーロー(2)』(山川直輝/朝基まさし)
娘のために殺人を犯した父親が家庭を守るために完全犯罪に挑戦するサスペンス。
リアリティと緊張感を保ったまま物語が進められるかが今後のポイント。
12/7 『鉄工所にも花が咲く』(野村宗弘)
『とろける鉄工所』の野村先生が描く鉄工所で働く人々を描く群像劇。
鉄工所で7年間働いた経験が活きたリアルな工場と人々の描写が良い。
12/8 『BEASTARS(6)』(板垣巴留)
様々な動物の獣人が一緒に暮らす学園を舞台にしたアニマルラブストーリー。
「理性」と「本能(肉欲でなく食欲)」の間で揺れ動く恋愛描写は強烈なオリジナリティ。
12/8 『進撃の巨人(24)』(諫山創)
巨人と人類の生存戦争を描いていた巨編ダークファンタジー。
この巻もまだ主人公達不在で別勢力のストーリーが続きそう。
12/11 『狂気の山脈にて ラヴクラフト傑作集 (4)(完) 』(田辺剛)
南極を舞台に、人類と未知の生物との会合を描くSFホラーのコミカライズ。
コズミックホラーと呼ばれる、人間には決して制御できない超自然現象の物語を楽しめる。
12/12 『4分間のマリーゴールド(2)』(キリエ)
他人の将来死ぬ瞬間の姿が見える救命士を主人公にした切ないラブストーリー。
物語の設定とそれを彩る演出が巧みで引き込まれる。
12/12 『私の少年(4)』(高野ひと深)
美しい少年に魅かれてしまった一回り以上年上の女性が主人公の歳の差恋愛物。
社会的立場や倫理観などに悩む主人公の姿がリアル。新展開楽しみ。
12/12 『からかい上手の高木さん(7)』(山本崇一朗)
からかう女子とからかわれる男子のイチャイチャを描くラブコメディ。
山本先生の作品は画面も物語もすっごい読みやすいよう工夫してあって好き。
12/12 『からかい上手の(元)高木さん』(稲葉光史/山本崇一朗)
まさかの『からかい上手の高木さん』のスピンオフは結婚した高木さんを描いた作品。
作画は別の人になっているけど、画面の雰囲気はよく似せてあるなぁ。
12/12 『恋情デスペラード(5)』(アントンシク)
江戸時代と西部劇がミックスした世界観の下、惚れっぽい女渡世人の旅を描いた物語。
超絶画力で描かれる迫力満点のアクションシーンは必見。
12/12 『ダンベル何キロ持てる?(3)』(MAAM/サンドロビッチ・ヤバ子)
筋トレのレクチャーとお色気要素を組み合わせた美少女筋トレコメディ。
両者のバランスが難しそうではあるが、今のところ上手いことやってる。
12/12 『翼くんはあかぬけたいのに(2)』(小花オト)
ファッションセンス皆無の男子高校生とその同居人のオシャレさん達を描いたコメディ。
キャラクタの尖らせ具合とそれを活かしたギャグが中々高クオリティ。
12/13 『地球のおわりは恋のはじまり(5)』(タアモ)
ネガティブ女子とその周りの人々の絡み合った恋愛模様を描く少女漫画。
登場人物が出揃っていよいよ作者の本領発揮といったところ。
12/13 『さめない街の喫茶店』(はしや)
「さめない」不思議な街の喫茶店で働く女性が主人公の物語。
味のある絵柄とのんびりした空気感、美味しそうな料理が魅力的。
12/18 『だがしかし(9)』(コトヤマ)
駄菓子屋を舞台にしたハイテンションギャグ漫画。
シリアス気味なストーリー要素も取り入れてきたが、次はどう動くか。
12/18 『保安官エヴァンスの嘘 (2): ~DEAD OR LOVE~』(栗山ミヅキ)
モテるために保安官になったのにスカし過ぎて女に縁がない男を描くコメディ。
モノローグを有効活用したギャグスタイルはテンポ良い。
12/18 『古見さんは、コミュ症です。(7)』(オダトモヒト)
超絶美少女だけど人見知りすぎる女子高生を中心にしたキャラコメディ。
ちょっとずつ成長する主人公の姿がようやく描かれ始めて一安心。
12/19 『堕天作戦(3)』(山本章一)
人間と魔族が争う世界を舞台に、不死の男を描くダークファンタジー。
独特の世界観と作りこまれた設定、その魅せ方が上手い作品。
12/19 『ゴールデンカムイ(12)』(野田サトル)
戦後の北海道を舞台に、隠された金塊を求めて争う各勢力を描くトレジャーアクション物。
灰汁の強すぎるキャラクタ達が魅力の作品。前巻、またすごいのが出てきた...
12/22 『めしにしましょう(4)』(小林銅蟲)
締め切り間近の漫画家のオフィスを舞台に異常な料理が披露されるやり過ぎグルメ漫画。
シュールなギャグと見たことも聞いたこともない料理が飛び交う画面はカオス。
12/22 『五佰年BOX(2)』(宮尾行巳)
過去の世界と繋がる「箱庭」をキーアイテムにした物語。
改変される過去と現実とのリンクなど飛び道具が駆使されてて面白い。
12/25 『魔装番長 バンガイスト(1)』(霧隠サブロー)
日本転覆を企む魔界一族に挑むヒーローを描くアクション物。
変なコミカルさのある絵柄とふざけてるか真面目か際どいストーリーが魅力。
12/27 『ようことよしなに(2)』(町田翠)
何もない田舎で楽しいことを探す女子高生二人組を描く青春物。
生活感たっぷりなエネルギー持て余す若者の姿が面白い。
12/27 『血の轍(2)』(押見修造)
息子に異常な愛情をそそぐ母親を描いたサスペンス。
押見先生の描写力が遺憾なく発揮されて、母親がホントに怖い。
12/27 『響~小説家になる方法~(8)』(柳本光晴)
クレイジーな天才文学少女を描くエンターテイメント作品。
ラノベ編も十中八九、響が腕力で解決しそう。