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(Amazonより書影引用)

もうすぐ2018年ですよ皆さん。
来年も漫画を読んでいきましょう。 

1/4 『約束のネバーランド(7)』(出水ぽすか/白井カイウ)
孤児院からの脱出を図る天才少年少女達を描いたサスペンスファンタジー。
壮大な物語全体の構図が明らかに。リアルっぽい緊張感をどこまで保てるかが課題。


1/4 『ファイアパンチ(8)(完)』(藤本タツキ)
ジェットコースターの景色のように展開がめまぐるしく移り変わるダークファンタジー、完結。
映画的な演出がふんだんに盛り込まれた作品だったが、閉め方はどうなるか。


1/5 『甘々と稲妻(10)』(雨隠ギド)
父親と娘、ご近所の女子高生が主人公の家庭料理あったかホームドラマ。
長期連載になっているけど着実に物語が進んでいるのがいい。


1/9 『ハピネス(7)』(押見修造)
押見先生が描く正統派吸血鬼ホラー。
前巻の展開がゆっくり過ぎたので、今後もそうならないかちょっと心配。


1/10 『水上悟志短編集「放浪世界」』(水上悟志)
独特の発想力が光る水上悟志先生の最新短編集。
傑作SF中編『虚無をゆく』も収録。『スピリットサークル』の香りがして、最高。


1/10 『二本松兄妹と木造渓谷の冒険』(水上悟志)
こちらは水上先生の単巻完結、和風ファンタジーバトル物。
水上先生の物語構成が巧みな作風で単巻物なので、綺麗にまとまってそう。期待大。


1/12 『CICADA(3)』(山田玲司/バナーイ)
漫画の所持が禁止された世界を描いたファンタジー。
展開の盛り上がりや作画が連載当初より少しスローダウン。こちらも心配。


1/12 『恋文-山本崇一朗短編集-』(山本崇一朗)
山本作品のヒロインを集結させた『恋文』含む短編集が2冊同時発売。
短い漫画でも綺麗にまとめる力のある作家さんなので楽しみ。


1/12 『ロマンチック-山本崇一朗(裏)短編集-』(山本崇一朗)
こちらも山本先生、2冊同時発売の短編集の内の1冊。
(裏)とのことだけど、どの程度か。ゲッサンだからエロはないよなぁ。


1/12 『星間ブリッジ(3)』(きゅっきゅぽん)
日中戦争前の上海を舞台に、日本人の少女と中国人の少年を描いた物語。
柔らかい絵柄で残酷な展開が描かれており、そのギャップが魅力。


1/12 『人魚姫のごめんねごはん(3)』(野田宏/若松卓宏)
自分の身内である魚達を使った料理の味に取りつかれた人魚姫を描くグルメコメディ。
出オチみたいな設定ながら、結構話のバリエーション豊か。


1/12 『でぃす×こみ(3)(完)』(ゆうきまさみ)
兄妹漫画家のBL漫画製作物語の完結巻。
毎話カラーページ付きで、着色をゲスト漫画家が担当するという仕掛けがユニーク。


1/16 『凪のお暇(3)』(コナリミサト)
自分を変えようと仕事を辞めて人間関係も切ったOLを描いた作品。
旧来の知り合いの言葉から昔の自分を見つめ直す、という構図が巧み。


1/18 『双亡亭壊すべし(7)』(藤田和日郎)
空爆でも壊れない謎の幽霊屋敷を舞台にしたアクションホラー。
この巻で前半戦がクライマックスかな。そのタイミングでうまいこと盛り上げるなぁ。


1/18 『魔王城でおやすみ(6)』(熊之股鍵次)
快眠を求めて傍若無人に振る舞う囚われの姫を描いたコメディ。
最近はもはや睡眠ネタを諦めて好き放題やってる感ある。そこがいい。


1/19 『ホクサイと飯さえあれば(6)』(鈴木小波)
食い意地はってる女子大生が主人公の、料理を作るまでを描いたグルメ漫画。
鈴木先生の職人気質溢れる拘りの作画が楽しい作品。


1/19 『うたかたダイアログ(2)』(稲井カオル)
ドラッグストアでバイトする高校生男女の軽快な掛け合いを描いたコメディ。
テンポの良い会話劇は読んでて気持ちいい。作画の丁寧さと読みやすさもポイント。


1/19 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(8)』(赤坂アカ)
相手から告らせようと躍起になる両想いの高校生男女を描くラブコメディ。
ラブコメ面もコメディ面も安定感ある。シリアスはどうかなぁ。


1/23 『シンギュラリティは雲をつかむ(2)』(園田俊樹)
人型の戦闘機に乗りこみ大国と戦う少年を描いたファンタジー。
欲望に忠実な登場人物達の表情が印象的な作品。


1/23 『ディザインズ(3)』(五十嵐大介)
遺伝子操作により「人間化」された動物達を描くSFアクション。
鬼才 五十嵐大介の描く美しい画面と独特の世界観を楽しめる。


1/23 『バンデット(6)』(河部真道)
鎌倉時代末期を舞台に国を揺るがす悪党どもを描く歴史物。
ダイナミックな作風とむせ返るような熱量が魅力的。


1/23 『ミコさんは腑に落ちない(2)』(イツ家朗)
仕事をしていない以外は文句なしの彼氏と彼女の同居生活を描いた作品。
二人の何気ない日常のやり取りが読んでいて癒される。


1/23 『フジマルッ!(2)』(詠里)
高校球児に交じって甲子園を目指す女子高生が主人公の高校部活物。
輪郭線がはっきりした絵柄が特徴的。


1/29 『あそびあそばせ(5)』(涼川りん)
遊びを研究する「あそ部」に所属する個性的な女子高生3人が主人公のコメディ。
ハイテンション過ぎるキャラクタ達のアホらしい掛け合いが楽しい作品。


1/30 『あさひなぐ(25)』(こざき亜衣)
なぎなたに青春を燃やす少年少女達を描いた高校部活物。
長編作品になってきたけど、そこそこ勢いは維持。


1/30 『スローモーションをもう一度(6)』(加納梨衣)
80年代カルチャーという共通の趣味を持つ高校生男女を描くラブストーリー。
前巻では久しぶりに「周りに秘密の関係」という要素が出てきて良かった。


1/30 『トクサツガガガ(12)』(丹羽庭)
隠れ特撮オタのOLを中心に様々なジャンルのオタク達の交流を描くコメディ。
オタクあるあるネタだけで、よくネタが続くなぁと感心する。


1/30 『ふたりモノローグ(3)』(ツナミノユウ)

思考がすれ違いがちな女子高生二人の友情と恋愛を描く百合コメディ。
恋愛漫画というくくりでも、漫画表現の新境地を切り開いてる感ある。