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(Amazon.co.jpより引用)

ちょっと遅くなりましたが、2月に買いたい漫画まとめます。 


2/2 『Dr. STONE(4)』(Boichi/稲垣理一郎)

石器時代まで後退した文明を科学の力で復興させようとする少年を描いたSF物。
試行錯誤を繰り返して現象を導き出す科学の本質をきっちり描いている。


2/8 『BEASTARS(7)』(板垣巴留)

肉食や草食動物の獣人達が共存する学園を舞台にしたアニマルサスペンス。
作りこまれた、本作でしか味わえない独特な世界観が魅力的。


2/8 『BEAST COMPLEX』(板垣巴留)

板垣巴留先生が描く獣人題材の読み切り作品集。
『BEASTARS』とどのように差別化して物語を描いてくるか、楽しみ。


2/8 『吸血鬼すぐ死ぬ(8)』(盆ノ木至)

すぐ死ぬ吸血鬼とハンターの男を中心としたドタバタコメディ。
キャラクタを活かした密度の濃いハイテンションギャグが楽しい。


2/9 『パティシエさんとお嬢さん(1)』(銀泥)

ふくよかな女性とパティシエ男性、奥手な二人のラブコメディ。
ツイッターで話題だった作品が書籍化。単巻ではないのか。どう話を膨らませるか。


2/9 『人形の国(2)』(弐瓶勉)

身体に鎧を纏い戦う人形となって戦う人々を描いたファンタジーアクション。
ロボ物から能力者同士のバトル物に回帰した弐瓶先生の新作、今後も注目。


2/9 『BLAМE! 電基漁師危険階層脱出作戦』(関根光太郎/東亜重工動画制作局)

ハードSF作品『BLAME!』劇場版のコミカライズ作品。
弐瓶先生の作品を別作家が描いて、どこまで世界観を表現できるか。


2/9 『からかい上手の高木さん(8)』(山本崇一朗)
からかう女子とからかわれる男子、中学生二人の初々しい掛け合いを描いたラブコメディ。
少しずつ二人の関係が進んできているので、マンネリにならず楽しく読めてる。


2/9 『恋に恋するユカリちゃん(1)』(寿々ゆうま/山本崇一朗)

『からかい上手の高木さん』のクラスメイトを主人公にしたスピンオフ作品。
山本先生以外の漫画家さんが描くスピンオフ2作目。こちらはどうだろうか。


2/9 『将来的に死んでくれ(3)』(長門知大)

あらゆる手段で同級生女子にアタックするも空回りする女子高生が主人公の百合コメディ。
飛び交うゲス発現とそれに対する塩対応のギャップが楽しい。


2/13 『ちはやふる(37)』(末次由紀)

競技かるたに青春を燃やす高校生達を描く熱血スポコン少女漫画。
主役級の2人が同時に窮地に立たされるシチュエーションだった前巻。続き楽しみ。


2/15 『乙嫁語り(10)』(森薫)

中央アジアを舞台に、様々な風習の下、嫁入りしていくお嫁さんを描いた作品。
もはや職人芸の領域に達している森先生の作画を今回も存分に味わいましょう。


2/16 『アヤナシ(3)』(梶本ユキヒロ)

地上に巣食う化け物を倒す「アヤナシ」達の戦いを描くダークファンタジー。
雰囲気のある暗めの画面と躍動感のあるアクションシーンが魅力。


2/16 『中村くんの金パは柔らかい(2)』(熨斗目ナオ)

見た目はヤンキーだけど手芸が趣味の男子高校生が主人公のラブコメディ。
ヒロインキャラの造形が好み。黒髪ロングでつやつや。


2/16 『不滅のあなたへ(6)』(大今良時)

外部からの刺激を受けてその姿にそっくり変化する青年が主人公のファンタジー。
単純ではない舞台設定に登場人物達の思惑が絡まり合い混沌としてきた。


2/16 『だがしかし(10)』(コトヤマ)

駄菓子をテーマにしつつ美少女キャラを描くイテンションコメディ。
少しずつ物語を進めつつも、概ね同じノリで良くも悪くも安定。


2/16 『保安官エヴァンスの嘘(3)』(栗山ミヅキ)

モテたいのにカッコつけ過ぎて女子と接点がない保安官の男が主人公のコメディ。
モノローグと括弧を有効に使ったギャグ表現はテンポが良い。


2/16 『柊様は自分を探している。(7)』(西森博之)

西森博之が描く謎の高飛車美少女を主人公にした学園ファンタジー。
『天使な小生意気』の頃の回帰路線のような、そうでもないような。


2/16 『ニュクスの角灯(4)』(高浜寛)

明治の長崎を舞台に、海外輸入品を扱う店で働く人々を描いた物語。
文化が入り混じっていく様子が臨場感たっぷりに描かれており興味深い。


2/19 『亜獣譚(3)』(江野スミ)

異形の化け物へと身体が変化する「害獣病」が蔓延する世界を描くダークファンタジー。
江野作品の独特の世界観、雰囲気、キャラクタの思想はすさまじいオリジナリティ。


2/20 『タカコさん(3)』(新久千映)

人より少し耳が良くて日常の機微に敏感な女性の主観を描いた作品。
日々の些細な出来事に気が付く繊細な感性が上手く漫画として表現されている。


2/20 『モブ子の恋(2)』(田村茜)

自分のことを脇役だと思っている内気な女性の初めての恋を描いた物語。
初々しい恋愛の様子と可愛らしい絵柄がマッチしていて良い。


2/23 『とんがり帽子のアトリエ(3)』(白浜鴎)

見習い魔法使い達の成長を描く正統派ファンタジー。
美しい描線と圧倒的な描き込みで表現される魔法世界が美しい。


2/23 『はじめアルゴリズム(2)』(三原和人)

自分で生み出した数式で物理現象を読み解いていく少年が主人公の物語。
かなり壮大なテーマの作品で、どれだけ説得力のある描写が出来るかがキモ。


2/23 『かけおちはスクーターに乗って(2)』(野村宗弘)

ハラスメントの激しい夫から逃げてきた若妻と青年の会合を描く物語。
野村先生の印象的な画面とキャラクタ心情の描き方が遺憾なく発揮されている。


2/23 『キャッチャー・イン・ザ・ライム(1)』(背川昇/般若/R-指定(Creepy Nuts))

根暗女子がラップバトル部に入り自分を変えるための一歩を踏み出す物語。
監修が完全にガチな本作、ラップをどのように漫画に落とし込んでくれるか楽しみ。


2/23 『ジャガーン(4)』(金城宗幸/にしだけんすけ)

各個人の欲望が増大して生まれる「懐人」を倒す主人公を描くパニック物。
エンターテイメント性を重視する作風は爽快感が高い。


2/23 『月曜日の友達(2)(完)』(阿部共実)

阿部共実が描く多感で繊細な中学生のボーイミーツガール物語。
文学的な言葉選びと陰影の強い画面で新たな漫画表現の境地を切り開いた傑作。


2/23 『猫のお寺の知恩さん(6)』(オジロマコト)

おっとり美人の従姉と同居する男子高校生が主人公の日常物。
オジロ先生の拘りに溢れる人物の動きや背景の作画が素晴らしい。


2/27 『はるみねーしょん(7)』(大沖)

女子高生3人(内、宇宙人1人)の何でもない日常会話を描いた4コマギャグ。
駄洒落中心のギャグは頭空っぽで読めて良い。