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5月に読んだ新人漫画家さんをまとめます。
自分用備忘録。


※この記事中で扱う新人漫画家の定義は、「2018年1月1日~2018年12月31日の間に初商業コミックが発売になった漫画家(Amazon調べ)」としています。また、二人以上で描いている場合は、どちらか一方が上記のレギュレーションに合致すればOKとしています。

今月読んだ新人漫画家作品は計12冊。
そこそこ読めました。年間120冊目指して頑張ろう。


以下には、読んだ作品の表紙と感想を羅列していきます。
個人的なオススメ順に並べていますので参考にして頂ければ幸い。


『メタモルフォーゼの縁側(1)』(鶴谷香央理)

75歳にしてBL漫画にハマった老婦人とBL好き女子高生との交流を描いた作品。
複数のテーマが奇抜な設定の中にかっちり納まっている。素晴らしい物語の構成力。


『ヒトの食事は難しい。(1)』(日下幹之)

バンパイアの男が初めての人間の食事にチャレンジする様子を描いたコメディ。
食事や味覚という未知の行為や感覚に対してナナメ上の感想を抱く主人公が滑稽。


無職の青年とその前に突然現れた正体不明の天真爛漫少女との交流を描いた作品。
ミステリアスなストーリー展開がユニーク。動静のメリハリの利いた絵柄も好み。


『やまだはるか短編集 うもれてきえた』(やまだはるか)

17歳の高校生漫画家が描くバリエーション豊かな短編集。
収録されている5作品でそれぞれ毛色が異なっており、アイディアの豊富さが伺える。


『アクタージュ act-age(1)』(マツキタツヤ/宇佐崎しろ)

自分の過去の体験を元に演技をする、特異な表現能力を持った少女が主人公の演劇物。
少年漫画らしい展開運びは分かりやすくはあるが大味。画面もやや迫力に欠ける。


『ハレのヒ タヌキの良いふるまい(1)』(フジモト)

江戸時代に存在した食物しか食べれない化け狸と同居する少女との交流を描いたグルメ物。
これ以上ないくらいクセの強い絵柄はわが道を行くスタイルで大変ユニーク。


生徒全員に女装が義務付けられた男子校を舞台にしたドタバタコメディ。
LGBT物というよりも、どちらかというとぶっ飛んだ設定を活かしたギャグが目立つ。


『恋せよキモノ乙女(1)』(山崎零)

着物を着てお出かけするのが好きな少女のピュアな恋愛を描いた作品。
着物の描写が華やか。1話で1カ月ペースで進む季節に合わせた着物を選ぶというのも良い。


『ピーヨと魔法の果実』(しちみ楼)

鳥のような不気味な生き物が主人公のグロテスクでナンセンスなホラーコメディ。
キャラクタの造形やストーリーに不快感を覚えるけど、そういう狙いの作品か。


『あなたを大人にする〇つのこと(1)』(あんねこ)

耳年魔なお子ちゃま中学生女子とその後輩の小学生女子が主人公の下ネタコメディ。
絵柄の可愛さは良い。小学生女子に許される範囲のアホ下ネタはちょっと空回り気味。


人間から過酷な労働や戦争の道具として扱われる人造人の戦いを描いたSF作品。
擦れた雰囲気とハードボイルドな展開が魅力的。安定感に欠ける作画がやや物足りない。


『素直なカラダ』(東野柚子)

鍼、灸、漢方などで自然治癒力を改善して病気を治す東洋医学治療院を舞台にした作品。
画力と演出力の弱さが足を引っ張り、結局東洋医学もピンとこなかったのが残念。