(セール終了しました)
 kindleストアにて秋田書店と講談社のコミックが大規模なポイント還元セールをやっているので、オススメ作品をまとめます。

 セール対象になっているのは、秋田書店はほぼ全作品でポイント還元率は50%。一方で講談社は一部作品が46%ポイント還元となっており、その対象作品は日々入れ替わっている(例えば『我らコンタクティ』(森田るい)は2018.8.11時点ではポイント還元対象だったけど、2018.8.13現在は対象から外れている)
 kindleのセールは突発的に開催されてセール期間も明記されない場合が多い。今回のセールも終了時期が不明なので、各自、気になる作品があったら早めに買っておきましょう。

※下記オススメ作品は2018.8.13現在ポイント還元対象になっている作品。
セール終了済みです。

<秋田書店セール対象オススメ作品>

『BEASTARS(1)~(9)』(板垣巴留)

草食動物と肉食動物の獣人が共存する学園を舞台にしたアニマルサスペンス。
先月出た最新9巻までセール対象なのでこれを期に未読の方は是非是非。


『BEAST COMPLEX』(板垣巴留)

『BEASTARS』の作者が同じ世界観で描く読み切り作品集。
読み切りならではのエッジの効いた話も多くて満足度高い。


『吸血鬼すぐ死ぬ(1)~(9)』(盆ノ木至)

クソ雑魚吸血鬼とハンターの男を主人公にしたドタバタコメディ。
ハイテンションで密度の濃いコメディが展開されて楽しい。


『レイリ(1)~(4)』(岩明均/室井大資)

崩壊寸前の武田家を舞台に死にたがりの少女と天才軍略家の少年を描く歴史スペクタクル。
原作、作画、それぞれの漫画家の味が上手く出ている作品。


『ヴォイニッチホテル(1)~(3)(完)』(道満晴明)

リゾートの奇妙なホテルを舞台にした群像劇。
道満晴明作品の雰囲気を存分に楽しめる快作。全3巻でお求めやすいので是非是非。


『オンノジ』(施川ユウキ)

誰もいない世界を舞台に記憶喪失の少女と喋るフラミンゴの少年との日々を描いた作品。
施川ストーリー漫画のスタート地点。全1巻で美しくまとまった傑作。


『ねぇ、ママ』(池辺葵)

様々な角度から「母親」を描いた短編集。昨年のメディア芸術祭の大賞作品。
池辺葵先生の繊細な作風が題材にマッチしており素晴らしい。


『ブラックギャラクシー6』(阿部共実)

個性豊かな高校生男女6人組を描く学園コメディ。
阿部共実先生のコメディ部分だけを抽出した明るく笑える作品。


『こくごの時間』(雁須磨子)

有名文学作品をテーマに様々な年代の恋愛を描いた短編集。
雁須磨子先生の繊細な心理描写が光る。


『姉のおなかをふくらませるのは僕(1)~(4)』(坂井音太/恩田チロ)

仲の良い姉弟とその周りの人々との交流を描いた創作料理コメディ。
話の引き出しの数が膨大でバリエーション豊か。


<講談社セール対象オススメ作品>
 
『いそあそび(1)』(佐藤宏海)

没落令嬢が海辺の田舎町での生活をエンジョイする姿を描いたコメディ。
表情豊かな女の子が可愛い。ところどころに作者のフェチズム的な拘りも感じ取れる。


『崖際のワルツ 椎名うみ作品集』(椎名うみ)

『青野くんに触りたいから死にたい』の作者によるデビュー作含む短編集。
尋常じゃない熱量がこもった表題作が素晴らしい。


『天国大魔境(1)』(石黒正数)

「天国」を探して崩壊した日本を旅する少年少女と箱庭に隔離された子供達を描く冒険譚。
『それ町』の石黒正数先生の新作はスケールの大きな物語となっている。


『はねバド!(1)~(13)』(濱田浩輔)

アニメも放映中の高校女子バドミントン物。
心理面の駆け引きも含めた重厚な競技描写が魅力。作風や作画が変化していくのはご愛敬。


『ブルーピリオド(1)(2)』(山口つばさ)

美術に関心がなかった主人公が絵を描く楽しさに目覚め高校2年生から芸大を目指す物語。
試行錯誤を繰り返しながら目標に向かって努力する姿はスポ根そのもの。


『宝石の国(1)~(8)』(市川春子)

身体が宝石で出来た人型の美しい生き物達の戦いを描くファンタジー作品。
残酷で儚く、そして美しい市川春子ワールド炸裂中。最近の展開素晴らしい。