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 私の主催するオフ会、『九州漫画読み会』のレポート記事です。誰も書いてくれないので、自分で書きます。

 初めに会の概要をざっくり説明。
 本オフ会の目的は「実際に会って漫画の話をすること」です。SNSやブログを通しても漫画好きの方と交流はできますが、実際に顔を突き合わせ熱のこもった相手の表情や喋り方に触れながら交流することに勝るコミュニケーションはありません。メチャクチャ楽しいです。私が大阪や東京に住んでいたころには漫画好きの方とオフ会で話をしていたのですが、九州に越してきてそのような機会や場所もなく、「それなら自分で企画してしまえ」と始めたのがこの『九州漫画読み会』です。
 2017年3月に立ち上げて、ほぼ月1のペースで開催しています。基本的な活動は漫画好きが集まって漫画の話をしながらダベるだけ。共通の話題として事前に「課題作」を設定してそれについて時間を使って語ったりもしています。場所は福岡天神周辺のカフェやレストラン、毎回3名から9名の参加者がおり、鹿児島から長崎、はたまた大阪や東京(九州?)からも参加して頂いております。
 開催の告知や活動報告は公式アカウント(@kyushumangayomi)やハッシュタグ(#九州漫画読み会)を参照頂けますとわかりやすいかと思います。どんな雰囲気かは下記参照。




 以上のような感じです。
 また、完全に自分用の忘備録ですが、2018年9月8日の会においてどんなことが話されていたか、私の記憶の範囲ですが下記に雑なメモを記します。何となく会の雰囲気を感じ取って頂ければと思います。

・自己紹介(9名、男性4名女性5名、少年漫画好きからアフタ好き、コミックブレイド読みなど様々)
・『グラップラー刃牙』の、江珠(刃牙の母)が勇次郎に挑みかかるシーンが一番好き。
・『刃牙』の魅力を語るために勇次郎が拳で地震を止めるシーンを説明したら爆笑された。
・『グラップラー刃牙』が好きすぎてそれ以降のシリーズが読めていない。
・『銀河の死なない子供たちへ』素晴らしい。キャラクタ皆カッコいい。上下巻の2巻完結という長さも完璧。
・『ヨルとネル』や『オンノジ』はベースはギャグだけど着実にストーリー進んでいく感じが良い。
・『ヨルとネル』の「ただの手タレだ」のシーン好き。
・『鬱ごはん』に共感を覚える。作者のインテリへの嫉妬感など。
・何故完結からしばらく経ってから『刻刻』がアニメ化したか。尖った設定の作品は知名度低くてもアニメ化、実写化の対象になりやすい?
・『刻刻』のアニメ、最後があっさり終わり過ぎて肩透かし。設定や世界観は好き。
・『刻刻』の加藤さん好き。
・昔の名作漫画がアニメ化される場合、気合いが入った良い出来になることが多い。→『封神演義』は...
・『響』のポスターはめっちゃ雰囲気良い。映像見ると、クレイジーな部分ばっかりフォーカスされてる。→原作も同じでは?
・課題作『蟲籠奇譚』、美しい絵柄とコメディのギャップがいい。表情が崩れるヒロイン可愛い。グロ要素は結構ヘビー。ヒール仕様の上履きなど小物に凝ってる。ウツボカズラのリュック欲しい。コスプレしたい(制服に白衣羽織って虫かご持てば虫塚っぽくなるのでは?)。
・『BEASTARS』は端的に言うと汚い『ズートピア』。
・(雑誌派より)『BEASTARS』単行本どこまで進んだ?→女装した。
・『鬼滅の刃』は主人公が少年漫画っぽくなくて良い。
・誰か『呪術廻戦』読んでない!?→誰も読んでない...
・誰か『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』読んでない!?→誰も読んでない...
・『わたモテ』というと『私がモテてどうすんだ』を思い浮かべる。
・読み切り『魔法の手のタマ』を雑誌から切り取って丁寧に保管している参加者さん。
・最近は読み切りが電書で配信される例が出てきて、良い時代になった。
・電書、どのサービス選ぶかが大事。kindle派3人、ebook派1人、honto派1人。
・電書、手軽に買えて危険。積読増える。→紙も積むし!
・紙の本、手触りや装丁以外にも、印刷されてている質感や開いた時の立体感が好き。
・電書向けの画面表現、紙向けの画面表現ある。『アフターアワーズ』なんかは電書向け。
・『スピリットサークル』の過去生でどれが好きか議論。
・『スピリットサークル』の最終巻好き過ぎる。「悲しいことなんて本当はないんだ」。
・水上悟志作品の、キャラクタが「視野の拡張」をして強くなるシーン好き(ex. 『戦国妖狐』の山の神修行編)。
・『プラネット・ウィズ』のアニメ、原作と比べるとスピード感足りない。
・昔のアフタヌーンの話。『ああっ女神さまっ』のフィギアついてた号あった。
・海洋堂ミュージアム行った。デカいダンボー見た。
・『EDEN』1、2巻の救いのなさ。遠藤先生、絶望しか描かない。
・『ソフトメタルヴァンパイア』の4巻のホワイトハウス占拠のシーンが厨二病過ぎて最高。
・『おひっこし』は青春物の名作。沙村コメディ好き。
・四季賞出身者のラインナップ凄まじい。今も第一線で活躍してる有名漫画家ずらり。
・四季賞冊子好きだった。『トクサツガガガ』の丹羽先生受賞(丹羽麻里子名義、『NO MAN IS AN ISLAND』)時の冊子を持参していた参加者さん。
・『虫と歌』が衝撃的過ぎた。ラスト2ページの破壊力。
・『虫と歌』収録の『ヴァイオライト』が好き。雷と人間の感覚の違いを上手く表現。
・市川春子の絵柄はシンプルで軽やか。グロシーンもグロくない。
・『宝石の国』、最新刊もヤバかったけど次の巻ももっとヤバい(雑誌派談)。
・市川春子のバトルシーン、意味わからん。
・『はじっこアンサンブル』、恋愛が介入しない青春物になりそう。まだ様子見。
・『鷹の師匠、狩りのお時間です!』好き。その仕事をしている人が描いてるお仕事漫画は描写にリアリティがあって良い。
・エッセイ漫画好き。『パリパリ伝説』とか。→『ニューヨークで考え中』も良い。
・『まんが親』と『おかあさんの扉』、夫婦の漫画家が同じ子供について描いているのに、吉田戦車の描く子供が全然可愛くない。絵柄の問題。
・猫漫画好き。ただ、人間出てくる猫漫画読んでると、人間邪魔って思う。
・『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』、いい意味でひどい。奥さんずっと白目。
・『中国嫁日記』の井上先生がお金だまし取られた話。もっとしっかりしてほしい。奥さんネタで稼いだのに奥さん可哀そう。
・『あそびあそばせ』のオリヴィアが腕相撲するシーンの真剣な顔好き。
・『それはただの先輩のチンコ』、頭おかしい。作者女性?→男性。
・『今日どこさん行くと?』、題材がマニアック過ぎる。熊本から来られている参加者さんは舞台となっている道に見覚えがあるそう。
・『恋は光』、北代派多数。
・『乙女文藝ハッカソン』、ユニークな題材で面白い作品。
・「○○(作品名)、刺さる人には刺さると思う」って言い回し嫌い。どの作品も好きな人は好きだし嫌いな人は嫌い。上記表現、当たり前のことしか言っていない。→受け入れられる客層が広い作品と狭い作品はある。狭い作品に対しては上記表現は適当では?
・『僕は問題ありません』の人形捨てられるおじさんの話好き。
・『変身のニュース』のエミリーの話好き。
・宮崎夏次系先生のサイン会でキャラクタ描いてもらえるようリクエストしたら似ても似つかない絵が返ってきた。多分、指定したキャラクタがマニアック過ぎて覚えてなかった。

 以上です。本当に殴り書きです。乱文失礼。ご興味ある方、毎月開催していますのでお気軽に公式アカウントへご連絡下さい。皆様のご参加、お待ちしております。