<注意>
 2019ランキング「予想」記事です。また、あくまで傾向からの分析ですのでご理解下さい。 あと、私個人の趣向というよりは「ランキングに選ばれそうな作品」を挙げています。また、本記事では「オトコ編」について取り上げます。

 まずは『このマンガがすごい!』についての基礎知識おさらい。投票方法は下記の通り。

 大学の漫画研究会、書店員、ライター、イラストレーター、編集者、評論家、俳優、声優、放送作家、お笑い芸人、ミュージシャン、スポーツ選手、アイドル、小中学生、マンガ系の専門学校生など、有名無名問わず、70〜200名前後のアンケート参加者が、前年10月1日から発行年9月30日までに単行本が発売されたタイトルの中から、最もお薦めしたい5作品をランク付けし、1位10点、2位9点、3位8点、4位7点、5位6点として計算し、総合順位を決定する(2009年版までは6作品を選び、6位作品を5点としていたが、2010年版より5位作品までに変更)。
 ただし、小中学生やマンガ系の専門学校生に関しては、1票1点もしくは0.5点で集計。なお、アンケート参加者が選んだ作品タイトルは、それらの作品に対するコメントとともに、誌面に掲載されている。
(2018.10.1 Wikipediaより引用)


 また、今年発表される『このマン!2019』の対象となる作品は「2017年10月1日から2018年9月30日までに発売された作品」となっています。

 さて、『このマン! オトコ編』の20位までのランキング予想、一昨年からやっていますが中々難しい。ちなみに2016年および2017年の予想と実際のランキングとの答え合わせ結果は下記ブログ記事参照。

<2016年>
予想答え合わせ

<2017年>
予想答え合わせ

 記事を見て頂ければわかるんですが、2016年は実際のランキングの上位20作品中、予想ランキングに入れていたのは10作品。2017年は実際のランキングの上位20作品中、予想ランキングに入れていたのは9作品、という結果からわかるように中々予想は当たらず2年連続で惨敗しております。
 そして追い打ちをかけて苦しいことに、昨年までランキング予想の参考にしていた『このマンガがすごい!』WEBサイトにおける月間ランキングが2018年3月分(集計期間は2018年1月)を最後に、更新が途絶えてしまっているのです。そのため月間ランキングを参考にできるのは、2017年10月1日から2018年1月31日の期間に発売された作品のみであり、残りの8か月分は自力で予想するしかありません。

このマンガがすごい!月間ランキング(2017年12月~2018年3月分)
このマンガがすごい月刊ランキング2018

 ただまぁ、昨年までも月間ランキングやら前年までのランクイン傾向やら、色々調査して考え抜いた結果をひねり出したランキング予想だったにもかかわらず惨敗だったわけです。
 そんな経緯もあり今年は綿密な調査とかせず、勘で予想ランキング作りました。その方が不思議と上手く行ったりしてくれることを期待しております。
 それでは以下がランキング予想。皆さんも各自、昨年10月から今までで話題になった作品を思い返しながら考えてみましょう。


1位 『銀河の死なない子供たちへ』(施川ユウキ)

ランキング常連の施川先生初の上下巻ストーリー物。
下巻発売日も8月末と投票者の印象に残っている時期。


2位 『ブルーピリオド』(山口つばさ)

2018年2月の月間ランキング1位、芸大受験スポ根。
既刊3巻まで物語を重ねるたびに評価が上がってきており勢いがある。


3位 『呪術廻戦』(芥見下々)

何だかんだ毎年強いジャンプ枠筆頭のダークファンタジー。
既刊2巻までの累計発行部数が25万部を超えるなど数字の実績もある。


4位 『月曜日の友達』(阿部共実)

1巻が昨年の年間ランキングで4位、瑞々しいガールミーツボーイ青春物。
美しく2巻で完結。昨年ランクインの作品はハードルが上がるが頑張ってほしい。


5位 『ここは今から倫理です。』(雨瀬シオリ)

2018年1月のランキング3位、倫理教師が主人公の教師物。
骨太な画面とストーリー構成で漫画好きに限らず評価が高い印象。


6位 『来世は他人がいい』(小西明日翔)

2018年1月のランキング2位、極道を題材にした恋愛物。
『次にくるマンガ大賞 2018』で1位獲得。女性人気が高そう。


7位 『天国大魔境』(石黒正数)

『それ町』の石黒正数先生新作は崩壊した日本を旅する冒険譚。
懐の深そうな物語の幕開けで漫画好きの間で期待度が高い。


8位 『メタモルフォーゼの縁側』(鶴谷香央理)

BLにハマった老人と女子高生との交流を描いた物語。
ユニークかつキャッチ―な題材で話題性が高い。


9位 『モブ子の恋』(田村茜)

自分のことを脇役だと思っている少女と少年の甘酸っぱい恋愛物語。
漫画好き以外の広い層からもウケが良さそうな作品で売りやすそう。


10位 『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』(天樹征丸/金成陽三郎/さとうふみや/船津紳平)

2018年1月のランキング4位、異色の『金田一少年』スピンオフ。
話題性が高く普段漫画を読まない層からも人気を得られそう。


11位 『我らコンタクティ』(森田るい)

2018年1月の月間ランキング5位、ロケットで宇宙を目指す二人を描いた作品。
『マンガ大賞2018』で2位獲得。ダークホース的な存在感がある。


12位 『えれほん』(うめざわしゅん)

4種類の現実感あるディストピアを描いた短編集。
『このマン』ランキング常連のうめざわしゅん先生2年ぶりの最新作。固定票集めそう。


13位 『金剛寺さんは面倒臭い』(とよ田みのる)

異常なまでに論理的な面倒臭い女子が主人公のラブコメディ。
プロトタイプとなる読み切り版が変わった方面から評判になったり一部のファン層が強い。


14位 『北北西に曇と往け』(入江亜季)

2017年12月の月間ランキング1位、アイスランドの雄大な自然を描く物語。
美しく緻密な風景と人物描写で漫画を読み慣れていない層でも読みやすい作品。


15位 『アクタージュ act-age』(マツキタツヤ/宇佐崎しろ)

特異な才能を持った少女を主人公にした演劇物語。
ジャンプ枠として本作も評判良いが『呪術廻戦』の方が勢いがある印象。


16位 『極主夫道』(おおのこうすけ)

極道あがりの専業主夫の男を迫力満点に描いたコメディ。
パンチある一発ネタ作品。ランキングの箸休め的に入ってきてほしい。


17位 『Artiste』(さもえど太郎)
『次にくるマンガ大賞2018』で4位獲得、気弱な料理人が主人公のレストラン物語。
読者投票型企画の上位作品ということで固定ファンが強い印象。


18位 『図書館の大魔術師』(泉光)

本と図書館をキーアイテムにしたファンタジー作品。
1巻のAmazon評価が平均4.8(全50件)という評価の高さ。


19位 『水上悟志短編集「放浪世界」』(水上悟志)

2018年3月の月刊ランキング1位、『プラネット・ウィズ』の水上先生短編集。
収録作の『虚無をゆく』がその完成度からネットで公開時に大きく話題になった。


20位 『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(谷川ニコ)

根暗で口の悪いオタク少女とその周りの人々を描いたコメディ。
長期連載作品ながら今年になって話題になった枠で入ってほしいという願望。


 ランキング予想は以上。
 目標は実際のランキング上位20作品中、予想ランキングの10作品的中。ランキング発表は例年12月10日前後。何やかんやでまだまだ影響力のある賞レース、漫画ファンは発表を楽しみに待っておきましょう。