昨年11月にも実施した漫画読み電子書籍利用状況アンケート(まとめたブログ記事はこちら)、1年経って情勢がどう変化したかが気になったので、同じ質問+αで再度アンケートを実施しました。その結果をまとめます。
アンケートの詳細は下記の通り。ご協力頂いた方々ありがとうございました。
実施期間:2018年11月2日から9日まで(7日間)
実施方法:ツイッターのアンケート機能
質問内容、集計数:下記画像参照
あくまで私のフォロワーを中心とした集計で、世間一般の傾向と比較して偏りはあるかもしれませんが、私のフォロワーに多いヘビーな漫画読みの方々の意見という面では参考となる情報は取れたかと思っております。
アンケート内容と集計結果は下記の通りです。質問(1)~(4)は昨年と今年同じ質問をしており、2017年の結果を左側に、2018年の結果を右側に載せています。質問(5)は今年になっての追加分です。
質問1結果
質問1には「その他」で投票頂いた方がメインで使っているサービスをリプライで多数回答頂いており、その集計結果は下の通りです(メインとサブで使っているサービスも回答して頂いたりしましたが、あくまでメインのもののみ、お一人一票で集計しました)。勿論、「その他」に投票頂いてリプライ頂いていない方も多いので、あくまで参考値です。
質問1「その他」投票者にリプライ頂いたメイン利用サービス集計結果
質問2結果
質問3結果
質問4結果
質問5結果
以上がアンケート結果。それについて私が感じたことを下の通りまとめます。
(1)サービスについてはkindle一強の構図が継続
質問1の結果の通り、kindleユーザーが昨年の62%から67%と増加。相変わらずの情勢が続いているようです。「その他」得票が多くて定かではありませんが、ebookjapan、honto、BookLive!、BOOK☆WALKER、koboあたりが後に続いており二番手以降は団子になっている印象です。
サービスを選ぶ理由については、従来通りポイント還元率やアプリやストアの使いやすさ、漫画以外のサービスとのポイント共有などの意見が多数を占めましたが、一方で差別化を打ち出したサービスが評価を得ている意見もありました。例えば、「週刊少年ジャンプが電書で読みたいので、唯一電書配信をしているジャンプBOOKストアを利用している」、「BLのラインナップが豊富なのでRenta!を使っている」、「小説を読む際にフォントの自由度が高いのでkindleでなくkoboを利用している」、「雑誌定額読み放題のサービスが魅力的なのでコミックDAYSを利用している」などなどです。各社、独自色を出しており興味深いご意見でした。
(2)使用する端末はスマホが主流だが、徐々に大画面端末を利用する人も増加
質問2の結果の通り、電書を読む端末としてはスマホが40%強と昨年と変わらず主流。しかし、大画面タブレットを使う人も増える傾向で、漫画を見開きで読むための画面の大きな専用端末を導入する人が増えているんではないかと予想しています。電書の魅力の一つに見開きの迫力があるため、個人的にはいい流れかなぁと思います。
(3)紙派から電書派へ徐々に移行
質問3の結果の通り、紙派か電書派かの質問に対しては、相変わらず紙派が有意な情勢。しかしながら、昨年と比較して電書派が明らかに増える結果となりました。世間一般に言われている電書シフトの流れが、私のフォロワーのヘビーな漫画読みさん達の間にも広がっているようです。
(4)紙派の半数は電書派に移行する気なし
質問4の結果の通り、紙派の半数は「電書派に鞍替えするつもりはない」とのことでした。紙ユーザーの根強さを感じさせる結果でした。しかし昨年は60%を超えていた上記回答の割合はやや減少する傾向にあり、世間的な電書化の流れに折れた紙派もいるのかもしれません。
(5)定額読み放題サービスの潜在需要は高い
質問5の結果の通り、定額読み放題サービスは使ったことのない方が約70%、その中で興味があるのが37%と、潜在的な需要が高いと感じさせる結果でした。よく利用しているユーザーも14%と私がイメージしていたよりも多く、音楽などと同じように漫画にも定額使い放題のサービスが求められているのかもしれません。
結果に対する私なりの簡単な解釈は以上です。昨年からの変化や今年追加した質問への回答など、非常に興味深い結果になったかと思います。重ね重ねですがご協力頂いた方ありがとうございました。
ただ、ちょっと表面的な質問になってしまっており、もう少し詳細が聞きたかったものも多々ありました。例えば、紙派で電書に移る気がない人は何故か、現状の定額使い放題サービスへの不満点や要望、などなど、リプライでご意見募集しておけばよかった...
漫画読みの方で電書について意見がある方はお気軽にこの記事のコメント欄か私のツイッター(@satsuma0122)までリプライ下さい。適宜、本記事かもしくは追加の記事にて反映させていきます。どうぞお気軽に。
アンケートの詳細は下記の通り。ご協力頂いた方々ありがとうございました。
実施期間:2018年11月2日から9日まで(7日間)
実施方法:ツイッターのアンケート機能
質問内容、集計数:下記画像参照
あくまで私のフォロワーを中心とした集計で、世間一般の傾向と比較して偏りはあるかもしれませんが、私のフォロワーに多いヘビーな漫画読みの方々の意見という面では参考となる情報は取れたかと思っております。
アンケート内容と集計結果は下記の通りです。質問(1)~(4)は昨年と今年同じ質問をしており、2017年の結果を左側に、2018年の結果を右側に載せています。質問(5)は今年になっての追加分です。
質問1結果
質問1には「その他」で投票頂いた方がメインで使っているサービスをリプライで多数回答頂いており、その集計結果は下の通りです(メインとサブで使っているサービスも回答して頂いたりしましたが、あくまでメインのもののみ、お一人一票で集計しました)。勿論、「その他」に投票頂いてリプライ頂いていない方も多いので、あくまで参考値です。
質問1「その他」投票者にリプライ頂いたメイン利用サービス集計結果
質問2結果
質問3結果
質問4結果
質問5結果
以上がアンケート結果。それについて私が感じたことを下の通りまとめます。
(1)サービスについてはkindle一強の構図が継続
質問1の結果の通り、kindleユーザーが昨年の62%から67%と増加。相変わらずの情勢が続いているようです。「その他」得票が多くて定かではありませんが、ebookjapan、honto、BookLive!、BOOK☆WALKER、koboあたりが後に続いており二番手以降は団子になっている印象です。
サービスを選ぶ理由については、従来通りポイント還元率やアプリやストアの使いやすさ、漫画以外のサービスとのポイント共有などの意見が多数を占めましたが、一方で差別化を打ち出したサービスが評価を得ている意見もありました。例えば、「週刊少年ジャンプが電書で読みたいので、唯一電書配信をしているジャンプBOOKストアを利用している」、「BLのラインナップが豊富なのでRenta!を使っている」、「小説を読む際にフォントの自由度が高いのでkindleでなくkoboを利用している」、「雑誌定額読み放題のサービスが魅力的なのでコミックDAYSを利用している」などなどです。各社、独自色を出しており興味深いご意見でした。
(2)使用する端末はスマホが主流だが、徐々に大画面端末を利用する人も増加
質問2の結果の通り、電書を読む端末としてはスマホが40%強と昨年と変わらず主流。しかし、大画面タブレットを使う人も増える傾向で、漫画を見開きで読むための画面の大きな専用端末を導入する人が増えているんではないかと予想しています。電書の魅力の一つに見開きの迫力があるため、個人的にはいい流れかなぁと思います。
(3)紙派から電書派へ徐々に移行
質問3の結果の通り、紙派か電書派かの質問に対しては、相変わらず紙派が有意な情勢。しかしながら、昨年と比較して電書派が明らかに増える結果となりました。世間一般に言われている電書シフトの流れが、私のフォロワーのヘビーな漫画読みさん達の間にも広がっているようです。
(4)紙派の半数は電書派に移行する気なし
質問4の結果の通り、紙派の半数は「電書派に鞍替えするつもりはない」とのことでした。紙ユーザーの根強さを感じさせる結果でした。しかし昨年は60%を超えていた上記回答の割合はやや減少する傾向にあり、世間的な電書化の流れに折れた紙派もいるのかもしれません。
(5)定額読み放題サービスの潜在需要は高い
質問5の結果の通り、定額読み放題サービスは使ったことのない方が約70%、その中で興味があるのが37%と、潜在的な需要が高いと感じさせる結果でした。よく利用しているユーザーも14%と私がイメージしていたよりも多く、音楽などと同じように漫画にも定額使い放題のサービスが求められているのかもしれません。
結果に対する私なりの簡単な解釈は以上です。昨年からの変化や今年追加した質問への回答など、非常に興味深い結果になったかと思います。重ね重ねですがご協力頂いた方ありがとうございました。
ただ、ちょっと表面的な質問になってしまっており、もう少し詳細が聞きたかったものも多々ありました。例えば、紙派で電書に移る気がない人は何故か、現状の定額使い放題サービスへの不満点や要望、などなど、リプライでご意見募集しておけばよかった...
漫画読みの方で電書について意見がある方はお気軽にこの記事のコメント欄か私のツイッター(@satsuma0122)までリプライ下さい。適宜、本記事かもしくは追加の記事にて反映させていきます。どうぞお気軽に。