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 11月に読んだ新人漫画家さんをまとめます。自分用備忘録。

※この記事中で扱う新人漫画家の定義は、「2018年1月1日~2018年12月31日の間に初商業コミックが発売になった漫画家」としています。また、二人以上で描いている場合は、どちらか一方が上記のレギュレーションに合致すればOKとしています。

 11月読んだ新人漫画家作品は10冊。2018年累計119冊。2017年が140冊だったので、12月21冊読めば昨年は越えられるのか。せっかくだから目指してみよう。


 以下には、読んだ作品の表紙と感想を羅列していきます。個人的なオススメ順に並べていますので参考にして頂ければ幸いです。


『異世界おじさん(1)』(殆ど死んでいる)

17年間の異世界生活から現代に帰還した30代男性と甥との共同生活を描いたコメディ。
オタクの世代ギャップネタとぼっち異世界生活ネタの相乗効果が素晴らしい。


『墓場の沙汰も金しだい!』(林あらた)

友達がほしい墓守の少女が墓荒らしに来た少年をあの手この手でもてなすコメディ。
キャラクタ設定を活かして展開がテンポよく進むので読みやすい。ラブコメ要素も適度。


『乙女文藝ハッカソン(1)』(山田しいた)

制限時間付きリレー小説コンテストに挑む女子大生達を描いた作品。
アイディアの出し方や物語の起伏演出など創作のハウツーが興味深い。


『終末の惑星』(大家)

間近に迫る小惑星の落下を待つばかりの惑星を舞台にした表題作を含むSF短編集。
ストーリーの構成力と魅せたい場面への持って行き方に光るものがある。


『藤井おでこげきじょー(1)』(藤井おでこ)

ツイッター漫画で度々バズっている作者によるバリエーション豊かなギャグオムニバス。
画面的にも展開的にもインパクトを重視したギャグスタイルはテンポが良くて読みやすい。


『僕は君を太らせたい!(1)』(茸本朗/横山ひろと)

ゲテモノ揃いの自然の食材を使った野食に頼りながら旅をする男女二人を描いたグルメ物。
野食グルメ要素はかなりしっかりしており、キャラクタの掛け合いもテンポ良くて楽しい。


『ヤオチノ乱(1)』泉仁優一

最強の忍を決するためのデスゲームの様子を描くアクション物。
荒削りな部分は目立つものの独特の世界観とそれに寄せた画面の雰囲気は大変ユニーク。


『世界征服!!シュリンプキングダム』生駒陽

貧乏悪の組織に所属する女子高生と甲殻類怪人達との掛け合いを描いたギャグ漫画。
話作りが雑でオチが弱かったりネタを回しきれていなかったところが目につく。


『陽子さん、すがりよる!(1)』(スズモトコウ)

ラスで初めて喋った男子に依存しようとする陰キャ少女が主人公の学園コメディ。
ハイテンションなネタは良いがコンセプトはあんまり活かされず目新しさはなく薄味。


『ギガントを撃て(1)』木下いたる

江戸時代の日本に現れた恐竜が町を襲うパニックアクション物。
奇抜な題材だが作画の拙さとストーリーの作り込みの甘さが足を引っ張る