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 7月読んだ漫画をまとめます。 先に投稿した『2019.7_読んだ新人漫画家まとめ』とは別物です。新人に限らず読んだ漫画のまとめ。

 7月に読んだ漫画は60冊。忙しい中でも最低限の数は読めたので良かった。
 読んだ中のオススメ作品をピックアップします。まずは、7月発売だった作品から。


『呪術廻戦(6)』(芥見下々)

社会に潜む呪いを祓う呪術師達と呪霊との戦いを描いたバトル物。
各キャラクタを魅せる演出強い。その中でも五条悟の存在感が際立つ。


『アクタージュ(7)』(マツキタツヤ/宇佐崎しろ)

自分の過去の体験を元に演技をする特異な表現能力を持った少女が主人公の役者物。
演劇という題材で上手く少年漫画している。長期的な展開も丁寧な印象。


『Dr.STONE(11)』(稲垣理一郎/Boichi)

全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で復興する人々を描いた物語。
トリッキーな題材と少年漫画を両立させるストーリーコントロールが巧み。


『SPY×FAMILY(1)』(遠藤達哉)

スパイの父と殺し屋の母と超能力者の娘、正体を隠す3人の擬似家族コメディ。
すれ違う掛け合いの滑稽さやその中で3人の関係が深まる描写が素晴らしい。


『鬼滅の刃(16)』(吾峠呼世晴)

鬼となった妹を人間に戻す方法を探して鬼を狩る心優しい少年が主人公の物語。
キャラクタ描写とスピーディな展開の両立お見事。作品として油が乗ってる印象。


『それでも歩は寄せてくる(1)』(山本崇一朗)

先輩女子とその娘に将棋で勝ったら告白しようと胸に秘める後輩男子のラブコメ。
二人舞台の関係性ラブコメというジャンル描かせると山本先生強い。


『ワンナイトモーニング』(奥山ケニチ)

朝ごはんが絡むちょっと色っぽい男女の恋愛エピソードが8編収録された短編集。
各話の登場人物達がそれぞれ違った個性で魅力的。キャラクタデザインも良い。


『山と食欲と私(10)』(信濃川日出雄)

単独登山が趣味のOLを主人公に登山とそれにまつわるグルメを描いた作品。
主人公が父の足跡を辿るエピソード素晴らしい。他の話もバリエーション豊か。


『あつもりくんのお嫁さん(←未定)(3)』(タアモ)

御曹司に恋をして彼と恋仲になるために単身上京した田舎娘を描いた少女漫画。
タアモ先生の描く恋する乙女の無敵っぷりが強い。少女漫画として理想的。


『竜と勇者と配達人(5)』(グレゴリウス山田)

中世ヨーロッパの社会制度が落とし込まれたファンタジー世界を描くコメディ作品。
ユニークな世界観を各話で積み上げつつ、大きなストーリーの流れも着実に進展。


『錦糸町ナイトサバイブ(3)(完)』(松田舞)

キャバ嬢になるため上京した女性が何故だか夜間診療歯科で働き始めるコメディ。
コメディの各要素がどれをとっても高クオリティの素晴らしい作品でした。


『金剛寺さんは面倒臭い(4)』(とよ田みのる)

理屈で考え過ぎる面倒臭い女子と鬼の男子との恋愛を描いたラブコメディ。
トリッキーな表現とそれに負けないキャラクタ達が混在するバランス素晴らしい。


『かぐや様は告らせたい(15)~天才たちの恋愛頭脳戦~』(赤坂アカ)

お互い好き合ってるけど自分からは言い出せない男女を描く生徒会ラブコメディ。
主人公カップルのコンプレックス含む掘り下げのエピソードが良かった。


『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~(3)』(町田粥)

公式からの情報供給が途絶えた衰退ジャンルオタの女性2人を中心にしたコメディ。
いくつになっても新しい挑戦ができる、というメッセージが力強い。


『ご恩は一生忘れません(3)(完)』(北郷海)

ちゃらんぽらんな男とその男に義理があるイケメン犬人間を主人公にしたコメディ。
ハイテンポなドタバタ感と丁寧な展開運びが魅力的な良い作品でした。


『ヒストリエ(11)』(岩明均)

アレクサンドロスの書記官を主人公に据えた古代ヨーロッパ歴史物。
ストーリーうろ覚えでもメチャクチャ面白いというすさまじい漫画腕力。


『太陽の塔(2)』(森見登美彦/かしのこおり)

自分のことを振った女性に執着する腐れ男子大学生を描いた小説の漫画版。
原作の雰囲気がしっかり漫画で表現されおり大変クオリティの高いコミカライズ。


『前略 雲の上より(5)』(猪乙くろ/竹本真)

飛行機狂いの上司に連れ回されて各地の空港を巡る男性が主人公の空港紹介漫画。
段々とコメディ感が増して空港ギャグにためらいがなくなってきており良い。


『夜と海(2)』(郷本)

孤高の美少女と気ままな同級生女子のちょっと不思議な関係を描いた作品。
イメージがコマを飛び出す自由な画面の使い方が美しくって眺めるだけでも楽しい。


『可愛そうにね、元気くん(1)』(古宮海)

同級生女子への想いに悩む陵辱に興奮を覚える少年を描いた物語。
業の深い題材をエンタメ重視なストーリーに乗っけた危ういバランスがたまんない。


『スキップとローファー(2)』(高松美咲)

自信家だけどちょっと抜けてる少女とクラスメイト達との交流を描いた作品。
主人公の頑張りが周りに派生していくハッピーな雰囲気大好き。


『ぽんこつポン子(1)』(矢寺圭太)

妻に先立たれた頑固な老人と彼のもとにやってきたメイドロボとの交流を描いた作品。
ほっこりなストーリー本筋とパンチ効いたギャグのメリハリが効いてて楽しい。


『サイコスタッフ 新装版』(水上悟志)

超能力をあえて使わない少年と彼の力に目をつけた宇宙人の少女を描いた物語。
水上ファンタジーらしい天才というテーマの描き方が興味深い。


 以上が7月発売の作品で面白かったもの。
 一番面白かったのは『スキップとローファー(2)』(高松美咲)。ベースとなる明るいコメディの中にキャラクタの柔らかい部分が忍び込んでおり油断ならない読み味。主人公の頑張りが周りに派生していくハッピーな雰囲気大好き。

 続いては7月発売じゃないけど面白かった作品。


『水曜日のトリップランチ(1)』(たじまこと)

VR研究をする不摂生な女性と彼女のランチ係を任される男性が主人公のグルメ物。
VR演出も含めた華やかな画面作りが素敵。表情豊かなキャラクタも良い。