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 10月に読んだ新人漫画家さんをまとめます。

※この記事中で扱う新人漫画家の定義は、「2019年1月1日~2019年12月31日の間に初商業コミックが発売になった漫画家」としています。また、二人以上で描いている場合は、どちらか一方が上記のレギュレーションに合致すればOKとしています。

 10月読んだ新人漫画家作品は6冊。最近はこれくらいの冊数が平常になりつつある。ただ、今月は粒ぞろい。

 以下には、読んだ作品の表紙と感想を羅列していきます。個人的なオススメ順に並べていますので参考にして頂ければ幸いです。


『極東事変(1)』(大上明久利)

戦時中に日本軍によって作られた半不死身の人間兵器達とGHQとの争いを描くアクション物。
ハードボイルドの画面にシニカルなキャラクタの掛け合いなど雰囲気素晴らしい。


『純情戦隊ヴァージニアス(1)』(福岡太朗)

純潔であることで力を発揮できるヒーロー戦隊の中に混じった30代男性が主人公のコメディ。
年齢を偽るアラサー女性隊員など、ユニークな設定を活かしたストーリーが滑稽で楽しい。


『筆とあいつがいればいい。』(中田アミノ)

美術な苦手なオシャレ女子と彼女に取りついた葛飾北斎の亡霊とのコンビを描いた物語。
迫力ある絵画描写に加えて、やわらかい印象の人物作画もユニークで画面が大変魅力的。


『CONFUSED!』(サヌキナオヤ/福富優樹)

アメリカの片田舎を舞台に繰り広げられる連作オムニバス。
絵柄やキャラクタ達の何気ない掛け合いなどアメリカっぽい雰囲気が漂っておりユニーク。


『カラーレス(1)』(KENT)

地球上から色素が失われた世界を舞台にしたアクション物。
モノクロページにピンポイントで色が付くという題材を活かした演出はスタイリッシュ。


『冠さんの時計工房(1)』(樋渡りん)

機械式の時計販売や修理の店を営む女性とその周囲の人々を描いた物語。
ベタの使い方がユニークな女性キャラクタ造形が魅力的。