<注意>
 2020ランキング「予想」記事です。また、あくまで傾向からの分析ですのでご理解下さい。 あと、私個人の趣向というよりは「ランキングに選ばれそうな作品」を挙げています。また、本記事では「オトコ編」について取り上げます。

 まずは『このマンガがすごい!』についての基礎知識おさらい。投票方法は下記の通り。

 大学の漫画研究会、書店員、ライター、イラストレーター、編集者、評論家、俳優、声優、放送作家、お笑い芸人、ミュージシャン、スポーツ選手、アイドル、小中学生、マンガ系の専門学校生など、有名無名問わず、70〜200名前後のアンケート参加者が、前年10月1日から発行年9月30日までに単行本が発売されたタイトルの中から、最もお薦めしたい5作品をランク付けし、1位10点、2位9点、3位8点、4位7点、5位6点として計算し、総合順位を決定する(2009年版までは6作品を選び、6位作品を5点としていたが、2010年版より5位作品までに変更)。
 ただし、小中学生やマンガ系の専門学校生に関しては、1票1点もしくは0.5点で集計。なお、アンケート参加者が選んだ作品タイトルは、それらの作品に対するコメントとともに、誌面に掲載されている。
(2019.11.23 Wikipediaより引用)

 また、今年発表される『このマン!2020』の対象となる作品は「2018年10月1日から2019年9月30日までに発売された作品」となっています。

 本ブログでは2016年から毎年、オトコ編の20位までのランキング予想をやっております。詳細は下記参照。

<2016年>
予想答え合わせ

<2017年>
予想答え合わせ

<2018年>
予想答え合わせ

 毎年10作品前後、ランクイン作品を当ててますね。今年もそれくらい目標でいきます。
 それでは以下がランキング予想。皆さんも各自、昨年10月から今までで話題になった作品を思い返しながら考えてみましょう。


1位 『王様ランキング』(十日草輔)

耳が聞こえず言葉も喋れない非力な王子が立派な王様を目指ざすファンタジー作品。
普段漫画を読まない層にも波及する可能性を秘めており話題性十分。


2位 『チェンソーマン』(藤本タツキ)

チェンソーの悪魔と同化した男と悪魔との戦いを描いたダークファンタジー。
ジャンプ勢その1。異色のジャンプとして強い存在感。作者の『このマン』での実績もある。


3位 『水は海に向かって流れる』(田島列島)

叔父の家に居候する男子高校生とそこで出会った女性との複雑な関係を描くホームドラマ。
前作が年間ランキングで3位という実績のある作家の4年半ぶりの新刊で票が集まると予想。


4位 『異世界おじさん』(殆ど死んでいる)

17年間の異世界生活から現代に帰還した30代中盤のSEGA狂い男性を描いたコメディ。
キャリアの長い同人作家さんの商業初作品で地盤強そう。設定もキャッチー。


5位 『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』(瀬野反人)

言語学者の男がモンスター達と旅をしながら彼らとの交流を試みるファンタジー。
異世界物として新しい試みがされており、尖った個性に票が集まりそう。


6位 『有害無罪玩具』(詩野うら)

自分以外の時間が止まった地球で何億年も暇つぶしを続ける女性の話などを収録した短編集。
自身のHPにて公開されていた作品の書籍化で固定ファン層が強いイメージ。


7位 『あーとかうーしか言えない』(近藤笑真)

言語のアウトプットが苦手な新人エロ漫画家と彼女の担当編集者コンビを描く漫画業界物。
粗削りながら力強い作風に支持が集まりそう。漫画業界物もランキングに入りやすい題材。


8位 『パンダ探偵社』(澤江ポンプ)

体が徐々に動物へと変化していく「変身病」の患者を相手する探偵事務所を舞台にした物語。
作画や設定含めてオンリーワンな魅力。漫画好きの評価非常に高いように思う。


9位 『SPY×FAMILY』(遠藤達哉)

スパイの父と殺し屋の母と超能力者の娘、正体を隠す3人の擬似家族コメディ。
ジャンプ勢その2。既に複数の漫画賞レースで上位入賞しており飛ぶ鳥を落とす勢い。


10位 『呪術廻戦』(芥見下々)

社会に潜む呪いを祓う呪術師達と呪霊との戦いを描いたバトル物。
ジャンプ勢その3。昨年は20位圏外だったが今年こそ。今回の期間内に0巻出たのも大きい。


11位 『ライドンキング』(馬場康誌)

とある国家の指導者が転生先の異世界にて未知の騎乗感を求めて冒険するハイファンタジー。
ユニークな設定とキャラヴィジュアルが話題な作品。尖った個性は『このマン』向き。


12位 『ふたりソロキャンプ』(出端祐大)

二人だけど「ソロキャンプ」をする男性と女子大生を描いた作品。
総合力の高い作品で着実なファン増加の雰囲気を感じる。


13位 『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)

鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探すため鬼を狩る心優しい少年が主人公の物語。
ジャンプ勢その4。2017年度19位なので再度ランクインはハードル高いが勢いがある。


14位 『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平)

45歳のパッとしない男性漫画家と24歳の新人担当編集女性とのやり取りを描いた作品。
漫画業界を題材にした作品その2。問題提起を促すタイトルも話題になりやすそう。


15位 『あゝ我らがミャオ将軍』(まつだこうた/もりちか)

北の方にありそうな社会主義国家の最高指導者を務める幼女を描いたコメディ。
可愛いキャラクタのゆる日常と風刺的なネタの融合というキャッチーで強い設定。


16位 『僕の心のヤバイやつ』(桜井のりお)

ややアホなクラスの中心女子がその娘に想いを寄せる陰キャラ男子を描いたラブコメディ。
『このマン』はラブコメが弱めではあるが、話題作のため入ってくると予想。


17位 『スキップとローファー』(高松美咲)

自信家だけどちょっと抜けてる少女とクラスメイト達との交流を描いた作品。
『このマン』としてはやや地味な題材だけど漫画好きから評価高い。


18位 『ワンダンス』(珈琲)

周りに合わせがちな少年と言語以外での表現力が豊かな少女を主人公にした高校ダンス部物。
随所に取り入れられた挑戦的でユニークな画面描写が評価されそう。


19位 『ほしとんで』(本田)

芸術学部の俳句ゼミに配属された変人に好かれる青年とそのゼミ仲間達を描いたコメディ。
題材がユニークな作品。『ガイコツ書店員』で過去ランクインしている作者の実績も後押し。


20位 『潮が舞い子が舞い』(阿部共実)

ある高校のクラスを舞台にした阿部共実先生新作コメディ。
キャッチーな設定はないものの、『このマン』常連の阿部先生なら滑り込んできそう。