無題

2019年も終わりですね皆さん、漫画を読みましょう。 

12/4 『こじらせ百鬼ドマイナー(4)』(南郷晃太)

四国にある妖怪の学校に転入した人間の少年がこじらせた妖怪達と交流するコメディ。
個性豊かなキャラクタ達がデザインも性格も愛らしくって魅力的。 作画も安定感ある。


12/4 『青のフラッグ(7)』(KAITO)

高校生男女4人組の複雑な関係を中心に繰り広げられる青春物語。
センシティブなテーマがどのようにストーリーに乗っかるか。完結まで予断を許さない。


12/4 『アクタージュ(9)』(マツキタツヤ/宇佐崎しろ)

自分の過去の体験を元に演技をする特異な表現能力を持った少女が主人公の役者物。
主要キャラクタも勢揃いな今回の話、過程はやや荒っぽいがパワフルな展開。


12/4 『ワールドトリガー(21)』(葦原大介)

異次元からの侵略者である近界民と戦うボーダー達を描いた戦略バトル物。
連載再会後も安心安定のクオリティ。ゆっくりでも良いので末永く続いてもらいたい。


12/4 『鬼滅の刃(18)』(吾峠呼世晴)

鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探すため鬼を狩る心優しい少年が主人公の物語。
これまで積み上げてきたストーリーを礎とした重要な局面が畳みかけるように続く。


12/6 『BEASTARS(16)』(板垣巴留)

草食と肉食動物の獣人達が共生する世界を舞台にしたアニマルサスペンス。
作りこまれたオンリーワンな世界観とライブ感ある展開は引き続き魅力的。


12/6 『吸血鬼すぐ死ぬ(14)』(盆ノ木至)

クソ雑魚吸血鬼と吸血鬼ハンターの男のコンビを中心に繰り広げられるドタバタコメディ。
これでもかと詰め込んだネタ密度とハイテンポな掛け合いは相変わらず。


12/6 『小路花唄(4)』(麻生みこと)

様々な職人が集う京都の長屋を舞台に、靴職人の女性と彼女を慕う大学生の恋を描く物語。
オーダーメイド靴製作の描写は興味深い。キャラクタ心理も細かい所まで行き届いている。


12/6 『雪女と蟹を食う(3)』(Gino0808)

強盗に入った家で出会った人妻と共に旅をする自殺志願者の男が主人公の物語。
人妻側の真意がまだ見えて来ず不気味。納得できる理由付けができるかやや心配。


12/7 『違国日記(5)』(ヤマシタトモコ)

両親を亡くした少女とその娘を引き取った小説家の叔母との共同生活を描く物語。
個人の尊厳について、主人公二人を通して非常に深いところまで切り込んでいる。


12/9 『進撃の巨人(30)』(諫山創)

巨人と人類の生存戦争を描いていた巨編ダークファンタジー。
閉塞的な絶望感とどんでん返しが本作の特徴。キャラクタに対して容赦ない。


12/9 『テンジュの国(5)』(泉一聞)

18世紀のチベットを舞台に、薬草好きな少年と彼の婚約者の少女との日常を描いた作品。
食や慣習、宗教行事などチベットの文化が丁寧に紹介されており興味深い。


12/9 『愚者の星(1)』(遠藤浩輝)

地球人から迫害されるスラース人の少年を主人公にした復讐劇ファンタジー。
遠藤先生らしいバイオレンスなアクションと厨二心くすぐる舞台設定。


12/9 『水は海に向かって流れる(2)』(田島列島)

叔父の家に居候する男子高校生と同居する女性との複雑な関係を描く修羅場系ホームドラマ。
複雑で濃厚な人間関係が軽やかなノリと絵柄で描かれており読み味抜群。


12/9 『田島列島短編集 ごあいさつ』(田島列島)

2008年のMANGA OPENにて新人賞を受賞した表題作含む7編収録の短編集。
寡作な田島列島先生の短編集ということでファンとしては待ってましたの1冊。


12/9 『男爵にふさわしい銀河旅行(2)』(速水螺旋人)

貧乏だけどプライドはいっちょ前な貴族が理想の花嫁を探して銀河を旅するファンタジー。
ユニークで奇想天外なアイディアたっぷりに描かれる各星の文化や住人達が面白い。


12/9 『極主夫道(4)』(おおのこうすけ)

元ヤクザの強面過ぎる主夫の男を主人公にしたコメディ。
画面の迫力と勢い、テンポの良さでアホらしい展開をねじ込んでくるコメディ腕力凄まじい。


12/9 『働かないふたり(18)』(吉田覚)

要領のいい兄とどんくさい妹、働かないニートな二人とその周りの人々を描くコメディ。
贅沢に余暇を過ごすキャラクタ達の心の余裕が読者をハッピーにさせてくれる。


12/11 『スペシャル(3)』(平方イコルスン)

普通に見えてどこか変な人々が集まる高校のクラスを舞台にした会話劇。
平方先生の独特な掛け合いのセンスに奥行のあるストーリーがプラスされてユニーク。


12/12 『からかい上手の高木さん(12)』(山本崇一朗)

からかう女子とからかわれる男子、二人の(実質)イチャイチャを描いたラブコメディ。
二人の関係性が変わらなくても面白いんだけど新しい刺激が欲しい気持ちもある。


12/12 『金剛寺さんは面倒臭い(5)』(とよ田みのる)

理屈で考え過ぎる面倒臭い女子と鬼の男子との生涯を通した恋愛を描いたラブコメディ。
媒体の特徴を十二分に使ったトリッキーな表現は見たことない漫画風景。


12/12 『付き合ってあげてもいいかな(3)』(たみふる)

勢いで付き合い始めた大学生二人のすんなりいかない関係を描く百合恋愛物。
マイノリティーな恋愛の描写をメインに練り込まれてたストーリー。作画もクオリティ高い。


12/12 『君は放課後インソムニア(2)』(オジロマコト)

不眠症という共通の悩みを持つ高校生男女が天文部にて活動を始める物語。
オジロ先生らしい人間味溢れるキャラクタ描写が光る。背景の作画の美しさも流石。


12/12 『漫画家アシスタント三郷さん(29)は婚活中(2)(完)』(さとうユーキ)

男性漫画家(33)にアプローチするためにアシスタントとして働く29歳女性を描くコメディ。
キャラクタや掛け合い、画面に至るまでパワフルで勢いで読ませてくるタイプの作品。


12/12 『王様ランキング(6)』(十日草輔)

耳が聞こえず言葉も喋れない非力な王子が立派な王様を目指して奮闘するファンタジー作品。
各キャラクタが独立して動き始めた。情報量を上手く制御した巧みなストーリー構成。


12/13 『乙嫁語り(12)』(森薫)

19世紀の中央アジアを舞台に、様々な立場のお嫁さん達を描いた物語。
職人芸と言っても差し支えない緻密な画面。魅力的なキャラクタ達も素晴らしい。


12/13 『ちはやふる(43)』(末次由紀

競技かるたに青春を燃やす高校生男女を描いた青春スポ根物。
長く続いた物語も最終局面。競技も恋愛も、どう転んでいくかは未だ読めない。


12/18 『ゆこさえ戦えば(2)』(福井セイ)

悪魔同士の戦いに巻き込まれるはずがマイペースに自分の生活を続ける少女を描くコメディ。
ほんわかした主人公が容姿と性格両面で可愛くって癒される。テンポ良い掛け合いも楽しい。


12/18 『双亡亭壊すべし(15)』(藤田和日郎)

空爆でも壊れない謎の幽霊屋敷を舞台にしたアクションホラー。
悪のカリスマである坂巻泥怒の気まぐれ一つで勢力図がひっくり返る状況が続く。


12/18 『保安官エヴァンスの嘘(10)』(栗山ミヅキ)

モテたいくせにスカしてチャンスを逃す保安官を主人公にした西部劇コメディ。
テンポの良い掛け合いと勘違いネタ中心のストーリー構成は安定感ある。


12/19 『ゴールデンカムイ(20)』(野田サトル)

北海道に隠された金塊を求めて旧日本軍やアイヌ、新選組の残党などが争う物語。
フラストレーションを払拭する怒涛の展開だった19巻。次の一手がどうなるかワクワク。


12/19 『ジョジョリオン(22)』(荒木飛呂彦)

等価交換効果のある木の実を巡る争いが繰り広げられるミステリ色強めなジョジョ第8部。
展開のスピード感が失われている感覚がある。以前の良さを取り戻して欲しいなぁ。


12/19 『アルマ(1)』(三都慎司)

荒廃した世界で他の人類を探す二人の少年少女を主人公とした物語。
緻密で美麗な作画とドラマティックなストーリーが魅力。


12/20 『衛府の七忍(8)』(山口貴由)

異形の鎧を身にまとう怨身忍者達が悪を討つハイテンショントンデモ江戸バトル物。
山口先生の信念に基づいて描かれるパワフルな世界は唯一無二の読み味。


12/20 『踊るリスポーン(2)』(三ヶ嶋犬太朗)

不死身の少年と彼を病的に愛する少女とのスリリングな恋愛を描くラブコメディ。
ぶっ飛んだ設定と破天荒なキャラクタに埋もれない言葉選びと掛け合いのセンスが光る。


12/20 『東独にいた(1)』(宮下暁)

冷戦時代の東ドイツを舞台に互いに秘密を抱えたある男女を描く物語。
ユニークな舞台設定とハードボイルドな画面の雰囲気が素敵。


12/23 『くまみこ(13)』(吉元ますめ)

人語を喋り家電を使いこなす熊と田舎コンプレックスの少女巫女が主人公のコメディ。
新キャラ登場でマンネリぎみのストーリーに波風が立ったような立っていないような。


12/23 『波よ聞いてくれ(7)』(沙村広明)

アニメ化も決定した北海道のラジオ局を舞台に繰り広げられるコメディ。
奇天烈なストーリーながら放送業界の問題を提起したり真面目にラジオ物もしている。


12/23 『KILLER APE(5)(完)』(河部真道)

AIが戦争を担っていた時代から文明が退行し再び人類が戦場に駆り出される姿を描くSF。
前巻で明らかになった壮大で素晴らしい舞台設定がどのように収束するか楽しみ。


12/23 『サイクリーマン(2)』(原田尚)

怪我で自転車競技を引退した会社員男性とその上司が休日サイクリングを楽しむ物語。
人間関係やストレスを仕事と切り分ける社会人らしい趣味の姿が描かれ微笑ましい。


12/23 『猫又まんま(2)』(保松侘助)

妻に先立たれた中年男性が妖怪の猫又と妻の幽霊と共にお手軽料理に挑むグルメ物。
料理にまつわる妻とのエピソードを思い返すという構成はオーソドックスながら力強い。


12/23 『望郷太郎(1)』(山田芳裕)

コールドスリープから目覚めた男がイランから日本へ荒廃した世界を旅する物語。
山田芳裕先生の力強い作画とユニークな設定が合わさってキャッチ―。


12/23 『狭い世界のアイデンティティー(4)』(押切蓮介)

暴力に支配された漫画業界を描いたトンデモ出版業界バトル物。
実在の作家を脚色してキャラクタとして出す手法が強い。次は誰が出てくるか。


12/23 『太陽の塔(3)(完)』(かしのこおり/森見登美彦)

自分のことを振った女性に執着する腐れ男子大学生を描いた小説のコミカライズ。
森見登美彦世界の雰囲気がしっかり漫画表現に落とし込まれており原作愛を感じる。


12/25 『荒野に煙るは死の香り(2)』(ザキコ/牧野圭祐)

19世紀のアメリカ西部を舞台に、化物を狩る探偵達を描いた西部劇アクション。
イラストレーターさんが作画なだけあり緻密な画面は美しい。


12/26 『14歳の恋(10)』(水谷フーカ)

大人びているけど中身は子供なカップルを中心に中学生の甘酸っぱい恋愛を描く群像劇。
大きな波が起こりマンネリ気味だった主人公カップルの関係性に張りが出てきた。


12/26 『3月のライオン(15)』(羽海野チカ)

棋士として生きる少年とその周囲の人々を描く将棋ヒューマンドラマ。
1年に1冊ペースで読むころにはすっかりストーリー忘れちゃってるけど、それでも楽しみ。


12/26 『リボーンの棋士(5)』(鍋倉夫)

将棋のプロになれなず一度夢を諦めた青年が再び将棋のプロを目指す描いた物語。
各キャラクタの性格の描き分けや心理変化の機微などの描写が上手い。


12/28 『であいもん(8)』(浅野りん)

のんきな青年としっかり者の少女が主人公の京都の和菓子屋を舞台にしたホームドラマ。
コメディと人情劇、和菓子要素が組み込まれたストーリー構成がバランス良い。