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年度末ですね皆さん、漫画を読みましょう。 

3/4『呪術廻戦(10)』(芥見下々)

アニメ化企画も進行中、社会に潜んだ呪いを祓う呪術師達と呪霊との戦いを描いた物語。
作品として人気も安定してきた時期で、その中でトリッキーな演出など作風の模索が伺える。


3/4『チェンソーマン(6)』(藤本タツキ)

チェンソーの悪魔と同化した欲望に正直な男と悪魔達との戦いを描いたダークファンタジー。
キャラクタが欲深だったり打算的だったり、ぶっ飛んでるけどどこか人間味あるのが良い。


3/4『Dr.STONE reboot:白夜』(稲垣理一郎/Boichi)

ジャンプ連載中のSF作品『Dr.STONE』の主人公、千空の父親を主人公とした外伝作品。
週刊誌で2作同時に連載するという離れ業が話題になった。生産力すごい。


3/4『顔がこの世に向いてない。(2)』(まの瀬)

自身の容姿にコンプレックスを抱えた女子高生が初カレに戸惑うネガティブ恋愛コメディ。
容姿への深い絶望はヘビーにも関わらず合間に挟まるギャグは素っ頓狂でバランスが絶妙。


3/4『ミタマセキュ霊ティ(2)』(鳩胸つるん)

除霊を生業とする少年と霊に取りつかれやすい少女コンビを描く除霊ギャグ。
2か月連続刊行。ボケを傍観するシュール寄りなギャグスタイルが上手い。


3/5『かげきしょうじょ!!(9)』(斉木久美子)

女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。
それぞれの信念のもと夢に向かってひたむきに努力する少女達の生き様が美しい。


3/6『ロロッロ!!(6)』(桜井のりお)

人間そっくりのロボット少女と彼女をロボットと信じない少女との交流を描いたコメディ。
男子中学生のような下ネタの応酬が繰り広げられており発想の豊かさに感心させられる。


3/6『雪女と蟹を食う(4)』(Gino0808)

強盗に入った家で出会った人妻と共に旅をする自殺志願者の男が主人公のサスペンス。
謎の一部を明らかにしつつ新しい謎も提示するミステリ的な演出が巧みなストーリー構成。


3/6『夫のちんぽがはいらない(4)』(こだま/ゴトウユキコ)

タイトル通りの事象を抱えたまま夫婦となった女性が書いたエッセイのコミカライズ。
病んだ主人公が周囲の状況を正確に認識できなくなり自暴自棄な行動に出る姿が生々しい。


3/6『カノジョは今日もかたづかない(1)』(加納梨衣)

仕事に追われて部屋を片付ける余裕のない社会人女性を主人公にした物語。
『スローモーションをもう一度』の加納梨衣先生の女性誌連載。どんな作品か楽しみ。


3/9『ようかい居酒屋 のんべれケ。(3)』(nonco)

河童や牛鬼など様々な妖怪が訪れる居酒屋を舞台にしたドタバタコメディ。
キャラクタが入り乱れるハイテンションなボケとツッコミの応酬や強めのお色気が楽しい。


3/9『可愛いだけじゃない式守さん(4)』(真木蛍五)

普段は可愛いけど時折見せるしぐさや表情がイケメンな少女が主人公の作品。
繊細な線で描かれる等身高めなキャラクタ達はファッション含めてスタイリッシュ。


3/9『売国機関(3)』(品佳直/カルロ・ゼン)

内紛を収めるためならどんな汚い手でも使う特務機関を描く物語。
各人の謀略が錯綜する血生臭い争いのハードボイルドな空気感は素敵。


3/10『メタモルフォーゼの縁側(4)』(鶴谷香央理)

75歳にしてBL漫画にハマった老婦人とBL好き女子高生との交流を描いた作品。
思春期と老年期という全く異なる二人をBLが繋ぐというストーリーの特異性素晴らしい。


3/11『オートマン(3)』(柞刈湯葉/中村ミリュウ)

人間の血液で動く単純労働向けロボット「自動者」が普及する世界を舞台にしたSF。
ユニークかつ作り込まれた世界観や各人の利で動くキャラクタ達のリアリティなど良い。


3/12『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(17)』(谷川ニコ)

陰気で口の悪い女子高生とその周りのクラスメイト達を描いた青春コメディ。
キャラ関係を再認識させたり新たな一面を見せるシチュエーション構成力素晴らしい。


3/12『ぽんこつポン子(4)』(矢寺圭太)

妻に先立たれた頑固な老人と彼のもとにやってきたメイドロボとの交流を描いた作品。
コミカルな掛け合いとノスタルジックな雰囲気が混じっていい塩梅。


3/12『彼女と彼氏の明るい未来(2)(完)』(谷口菜津子)

タイムマシンを使って恋人の過去を探り「初めての相手」になろうとする男性を描いた作品。
自己肯定感の低い男性の卑屈さやネガティブな感情を共感させる演出が巧み。


3/13『おとなになっても(2)』(志村貴子)

バーで偶然出会ってお互い惹かれ合う30代女性二人の恋と葛藤を描く百合作品。
恋愛におけるロジカルでない衝動の部分がリアリティたっぷり。読んでてハラハラ。


3/13『僕と君の大切な話(7)(完)』(ろびこ)

耳年魔でひねくれてる男子とその男子が気になるストーカー気質女子を描いた作品。
両想いだけど付き合っていない男女の初々しい葛藤やリアクションなど甘酸っぱくて良い。


3/13『カムヤライド(3)』(久正人)

2世紀の日本列島において、神と戦う変身ヒーローが主人公のバトルファンタジー。
陰影の強い絵柄で描かれるアクションシーンはスタイリッシュでカッコいい。


3/14『東京城址女子高生(3)』(山田果苗)

東京にかつて存在した「城の跡地」を巡る女子高生を描いた作品。
関東の人間には馴染み深いスポットにかつて存在した城が紹介されており興味深い。


3/14『忍ぶな!チヨちゃん(4)』(設楽清人)

好きな人の前では身を隠してしまう恥ずかしがり屋なくノ一少女を描くラブコメディ。
ドタバタコメディが凄まじい画力で描かれておりアホさ加減と美しさのミスマッチが楽しい。


3/14『ダブル(2)』(野田彩子)

生活力のない天才肌の男性と彼をサポートするもう一人の男性、二人の俳優を描く物語。
野田先生の力強い作画で描かれる演技シーンが臨場感たっぷり。特に表情が大変セクシー。


3/17『かくしごと(11)』(久米田康治)

自分が下ネタコメディ漫画家であることを娘に隠し続ける男性が主人公の漫画家コメディ。
漫画業界の内情を色々ぶっちゃけるシニカルなギャグスタイルは久米田先生ならでは。


3/17『虚構推理(12)』(片瀬茶柴/城平京)

怪異たちから知恵の神として慕われる義眼義足の少女を主人公にした怪奇ミステリ。
情報の整理と二転三転する展開の構成の上手さはミステリ作家原作ならでは。


3/18『ホクサイと飯さえあれば(9)(完)』(鈴木小波)

食いしん坊女子美大生が本能の赴くままに食べたい料理を作る過程を描いたグルメ漫画。
意図的に線が多い背景や魚眼パースなどオリジナリティ溢れる画面表現が素晴らしい。


3/18『双亡亭壊すべし(16)』(藤田和日郎)

空爆でも壊れない謎の幽霊屋敷を舞台にしたアクションホラー。
アクションシーンの迫力は素晴らしいがそれだけでは物足りない。もう一工夫欲しい。


3/18『保安官エヴァンスの嘘(11)』(栗山ミヅキ)

モテたいくせにスカしてチャンスを逃す保安官を主人公にした西部劇コメディ。
以前あった数話またいでの長編はなくなり1話完結で読みやすくはなった。


3/18『パレス・メイヂ 番外編~陛下のプロトコール~』(久世番子)

明治時代に酷似した架空の都を舞台に少女帝と従者の恋愛を描く身分差恋愛物語の番外編。
帝の退位後の物語とのこと。ユニークな設定の作品だったので番外編嬉しい。


3/18『カラーレス(2)』(KENT)

地球上から色素が失われた世界を舞台に研究者の男と悪の組織との戦いを描くアクション物。
モノクロページにピンポイントで色が付くという題材を活かした演出はスタイリッシュ。


3/19『ゴールデンカムイ(21)』(野田サトル)

北海道に隠された金塊を求めて旧日本軍やアイヌ、新選組の残党などが争う物語。
内紛を暗示させる伏線描写などもあり、各組織の勢力図は混沌とした状況。


3/19『アルマ(2)』(三都慎司)

文明が滅んだ都市において自分以外の人類を探して旅をする人間の少年を描くSF作品。
過去の人々の生活を感じさせる廃墟描写は緻密で美しいしアクションシーンも躍動感がある。


3/19『僕らは魔法少年(4)』(福島鉄平)

やんちゃなガキ大将が魔法「少年」に変身して町を守るヒーロー物語。
特異なキャラデザインは引き続き素晴らしい。ジェンダーレス感も新しい。


3/19『スナックバス江(6)』(フォビドゥン澁川)

老婆とチーママが切り盛りする場末のスナックを舞台にしたゲスギャグ漫画。
主に30代男性をターゲットにしていそうなピンポイントに共感性の高いネタ選びは強烈。


3/19『竜と勇者と配達人(6)』(グレゴリウス山田)

中世ヨーロッパの社会制度が落とし込まれたファンタジー世界を描くコメディ作品。
独自解釈のユニークな細かい世界観を各話で積み上げつつストーリーの流れも着実に進展。


3/19『三丁目雑兵物語 下』(グレゴリウス山田)

足軽やヴァイキングなどの雑兵少女達が共同生活するアパートを舞台にしたコメディ。
歴史マニアの作者らしい、細かすぎる歴史ネタが1ページ1話でギュッと詰め込まれている。


3/19『寿エンパイア(1)』(せきやてつじ)

日本を知らずハワイで寿司を学んだ少年が主人公の寿司グルメ物。
『バンビーノ』時代を思い起こさせるせきやてつじ先生のダイナミックな画面表現が光る。


3/19『放課後ていぼう日誌(6)』(小坂泰之)

「ていぼう部」に入部した手芸好きな少女と個性的な部員たちを描く女子高生釣り物。
試行錯誤しながら新しい事ができるようになる楽しさが丁寧に描写されている良い趣味漫画。


3/21『見える子ちゃん(3)』(泉朝樹)

幽霊を彼らを刺激しないよう見えないフリをして難を逃れる女子高生を描くコメディ。
怪奇現象のデザインがおどろおどろしくコメディとのギャップが面白い。


3/23『乙女怪獣キャラメリゼ(4)』(蒼木スピカ)

感情が高ぶると身体が変化し大怪獣になってしまう少女の初恋を描いたラブコメディ。
主人公と同じく変身に悩む新キャラがいい味出している。デフォルメ絵も可愛くて好き。


3/23『猫を拾った話。(1)』(寺田亜太朗)

一人暮らしの男と彼が猫だと思って拾った謎の生き物との生活を描く物語。
『あやつき』の寺田亜太朗先生新作。ハートフル妖怪(?)日常物みたいなので楽しみ。


3/23『はしっこアンサンブル(4)』(木尾士目)

工業高校を舞台に、自身の声の低さに悩む少年とその周りの同級生達を描いた合唱部物語。
尖った個性のキャラクタ達がお互いに影響し合い成長していくストーリー良い。


3/23『ブルーピリオド(7)』(山口つばさ)

高校2年時に絵を描く楽しさに目覚めた少年が芸大受験に挑戦する物語。
ひたむきに努力する主人公には非常に好感が持てる。もはや推し。


3/23『インハンド(3)』(赤戸アオ)

TVドラマも放映された、偏屈学者が違法治療などの事件に挑む医療サスペンス。
先端医療に潜む問題に深く切り込む専門性の高さは素晴らしい。


3/23『CITY(10)』(あらゐけいいち)

どこか変わった人々が住む町を舞台にしたギャグオムニバス。
ハイテンポな掛け合いやそれを活かす畳みかけるようなコマ割りなど、独特のスタイル。


3/23『サイクリーマン(3)(完)』(原田尚)

怪我で自転車競技を引退した会社員男性とその上司が休日サイクリングを楽しむ物語。
休日の遠出計画など、時間やお金の使い方に社会人の趣味としてのリアリティがある。


3/23『モノノケソウルフード(3)』(神崎タタミ)

コミュ障なキーボードの青年とそのバンドメンバーを描くグルメ+音楽物語。
大阪弁飛び交う掛け合いの雰囲気や実在の大阪の飲食店を描写するグルメシーンがユニーク。


3/23『終電ちゃん(8)』(藤本正二)

終電に取り付く「終電ちゃん」が乗客とハートフルなやり取りを繰り広げる物語。
地方路線の終電ちゃんが登場し、各地の文化紹介描写も挟まれるようになってきた。


3/23『夜明けの旅団(4)』(片山ユキヲ)

ゾンビがはびこるドイツを舞台に復讐鬼の少女とノッポの青年、その仲間達を描いた物語。
過酷な運命に苦しみながらも仲間と寄り添い助け合うキャラクタ達の意志の力強さが印象的。


3/27『上野さんは不器用(7)』(tugeneko)

ヘンテコ超科学道具で意中の男子を誘惑するも空回りする女子を描くコメディ。
上野さんの表情やリアクション、セリフ全てもれなく可愛らしい。素晴らしいキャラクタ。


3/27『ツーリンガール!(2)』(凪水そう)

お気に入りのバイクでツーリングを楽しむ女性とその周囲の人々を描いた作品。
旅先での食事や温泉など、ツーリングの魅力を総合的に描いており良い。


3/28『ウォーキング・キャット(3)(完)』(北岡朋)

ゾンビで溢れかえる世界を舞台に、懸命に戦う残された人類と1匹の猫を描いた作品。
いざこざが絶えない人々の合間を猫が割って入って緊張感がなくなるという展開がユニーク。


3/31『おむすびの転がる町』(panpanya)

年に一度のお楽しみの『楽園』掲載のpanpanya作品を収録した短編集。
ノスタルジックな画面表現と白昼夢のような雰囲気はオンリーワンの魅力。