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 4月読んだ漫画をまとめます。 

 4月に読んだ漫画は62冊。ややスローペース。まぁ十分漫画を楽しめているので良いか。
 読んだ中のオススメ作品をピックアップします。まずは、4月発売だった作品から。


『Dr.STONE(15)』(稲垣理一郎/Boichi)

全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で復興しようとする人々を描いた物語。
研鑽が人類の最大の武器というメッセージが武術と科学の共通項として示される演出熱い。


『サメガール(1)』(雪本愁二)

巨大化して暴れまわる海洋生物と戦う少女とクラスメイトの少年を描いたラブコメディ。
可愛らしいキャラ造形と素朴な雰囲気の漫画表現がマッチしており良い。


『能力 主人公補正(1)』(鬼頭莫宏/当麻)

平凡な男子高校生が「主人公補正」の能力を授かったことで人生が一変する物語。
主人公が自身の特異性を認識しているメタ要素がユニーク。どの方向に転ぶかまだ未知数。


『ようかい居酒屋 のんべれケ。(3)』(nonco)

様々な美少女妖怪が訪れる居酒屋を舞台にしたお色気強めなドタバタコメディ。
美麗な作画で毎回繰り広げられる大騒動は賑やかな雰囲気で楽しい。


『働かないふたり(19)』(吉田覚)

要領のいい兄とどんくさい妹、働かないニートな二人とその周りの人々を描くコメディ。
キャラクタ達のゆるくて楽しそうな姿にいつも癒されている。


『進撃の巨人(31)』(諫山創)

巨人と人類の生存戦争を描いていた巨編ダークファンタジー。
「駆逐」というワードのリフレインと壮大な最終局面への突入で否応なしに盛り上がる。


『ワンナイト・モーニング(2)』(奥山ケニチ)

朝ごはんが絡むちょっと色っぽい男女の恋愛エピソードが収録された短編集。
カップル成立や甘酸っぱい思い出の短編が中心であり、どの話もハッピーな読後感で良い。


『君は放課後インソムニア(3)』(オジロマコト)

高校の天文部を舞台に、不眠症という共通の悩みを持つ男女を描く物語。
意識し合う高校生男女のもどかしさやいじらしさが大変甘酸っぱくて素晴らしい。


『怪異と乙女と神隠し(1)』(ぬじま)

アラサー小説家女性と彼女のバイト仲間である謎の多い青年が「怪異」に出会う物語。
小気味良い掛け合いや見せ方の上手い演出など、各要素が高クオリティ。


『ワンコそばにいる(2)』(路田行)

一人暮らし女性と眠る度に人間と犬の人格が入れ替わる青年との同居生活を描いたコメディ。
シンプルなわかりやすい設定を活かしたストーリー構成が上手くグイグイ読ませてくれる。


『雑な生活』(中憲人)

がざつで生活が雑な女性とその友人のしっかり者女性コンビを描いた作品。
性格が真逆な主人公二人がお互いを尊重しながら楽しく交流する様子は見ていて微笑ましい。


『コーポ・ア・コーポ(1)』(岩浪れんじ)

大阪の安アパートを舞台に、日雇い労働者の男など下層で生きる人々を描いた作品。
貧しい生活に順応し普通の人々を羨む思考の余裕すらない住人達の様子が非常に生々しい。


『異世界失格(1)』(野田宏/若松卓宏)

心中に失敗して異世界に転生した文豪男性の退廃的なファンタジーライフを描いたコメディ。
トリッキーな設定と高い画力、軽快なコメディが合わさって総合力高い。


『恋は世界征服のあとで(1)』(野田宏/若松卓宏)

戦隊ヒーローのリーダーと悪の組織の司令官との秘密の交際を描いたラブコメディ。
奇抜ながらシンプルでわかりやすい設定を上手く活かしたストーリーは軽快で読みやすい。


『スーパーベイビー(2)』(丸顔めめ)

一途な黒ギャルと押しの弱い地味メンとの違和感アリアリな二人の関係を描いた物語。
描写の端々からギャル愛を感じる。ハッピーな空気が作品から漂っており元気が貰える作品。


『逃げるは恥だが役に立つ(11)(完)』(海野つなみ)

実写ドラマも話題になった夫婦の在り方をゼロベースで見つめ直す物語。
様々な生き方に対する肯定的なメッセージが込められており心地よい読み味。


『亜獣譚(8)(完)』(江野スミ)

異形の化け物へと身体が変化する害獣病が蔓延する世界を描くダークファンタジーの完結巻。
江野スミ先生にしか描けない歪さが最後まで貫かれた。唯一無二の魅力を持った作品でした。


『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(18)』(赤坂アカ)

お互い好き合ってるけど自分からは言い出せなかった男女を中心とした生徒会ラブコメディ。
アホで愛らしいキャラクタ達が繰り広げる辛辣な掛け合いは安定感ある。


『こいくちルームシェア(1)』(ハルミチヒロ)

腐女子とドルオタの年上女性二人とルームシェアをすることになった少女を描く物語。
一般人を自ジャンルに引き込もうと布教する様子がリアリティあり楽しい。


『ヒナまつり(18)』(大武政夫)

サイキッカー少女とヤクザの男を中心にクセの強い人々を描いたコメディ。
ストーリーは瞳を中心にしてスケールがどんどん大きくなっていき、次巻ついに完結。


『可愛そうにね、元気くん(4)』(古宮海)

陵辱に興奮を覚える少年が同級生女子への想いに悩む物語。
強烈な題材をエンタメに落とし込みながらディープな方向に躊躇なく突き進んでいる。


『五等分の花嫁(14)(完)』(春場ねぎ)

バラバラ個性の五つ子姉妹と彼女らの家庭教師を務める同級生男子を描いたラブコメディ。
5人に対して平等で誠実な作品姿勢は貫かれた。美しくまとまったストーリー構成も見事。


『ベアゲルター(5)』(沙村広明)

地方の孤島にてヤクザや裏社会の組織達がある商品を巡って争うアクション物。
アクションシーンの躍動感や動作の漫画表現力素晴らしい。沙村先生の趣味全開。


『天地創造デザイン部(5)』(蛇蔵/鈴木ツタ/たら子)

深海魚や食虫植物など、特徴的な生き物をデザインする天使達を描く生物コメディ。
雑学や教養としての要素もある作品だが、それをストーリーの中に取り入れる構成力強い。


『異世界おじさん(4)』(殆ど死んでいる)

異世界生活から現代に帰還した30代中盤のSEGA狂い男性を描いたコメディ。
ファンタジー世界やSEGA愛が強いゲーム脳など様々な要素が入り混じったカオスな雰囲気。


『ハコヅメ~交番女子の逆襲~(12)』(秦三子)

元警察勤務の作者が描く、街の交番に務める女性警察官の様子を描いたコメディ。
初期から伏線が散りばめられていた『同期の桜』編、完結。綺麗な構成で読後感さわやか。


『あせとせっけん(7)』(山田金鉄)

汗かきがコンプレックスな女性と匂いフェチな男性との恋人関係を描いた物語。
社会人恋愛物としても引き続き丁寧に二人の関係と着実な進展を描いていて良い。


『血の轍(8)』(押見修造)

息子に対して異常な愛情を向ける母親と彼女に縛られる息子を描いたサイコサスペンス。
狂気を共有しているようですれ違う母子二人の関係の歪み方はこれまで見たことないレベル。


『けなげなですげ(1)』(コニシリュウイチ)

意中の男子を拉致監禁し、デスゲームを通して個人情報を聞き出す女子が主人公のコメディ。
トリッキーなセンスが光る掛け合いはテンポが良くて読みやすい。


『バーナード嬢曰く。(5)』(施川ユウキ)

似非読書家の女子高生とその読書家友人達との掛け合いを描いた読書あるあるコメディ。
読書好きの共感を覚えやすいネタチョイスや自意識過剰気味な物事の捉え方などユニーク。


 以上が4月発売の作品で面白かったもの。
 一番面白かったのは『スーパーベイビー(2)』(丸顔めめ)。自分がこんなにギャルが好きになるなんて思わなかった…ってくらいギャルが好きになれる漫画。キュートでポジティブなギャルは最強だし、彼ピと一緒だとさらに最強。ギャル側も魅力たっぷりだが、男性側も誠実に愛情を伝える姿勢など好感が持てる。向かうところ敵なしな二人の雰囲気が大変心地よい。

 続いては4月発売じゃないけど面白かった作品。


『おむすびの転がる町』(panpanya)

年に一度のお楽しみの『楽園』掲載のpanpanya作品を収録した短編集。
ノスタルジックな画面の雰囲気と捻じれた理屈で進むストーリーはオンリーワンの魅力。


『僕の妻は感情がない(01)』(杉浦次郎)

家事ロボットと彼女を好きになり妻として扱う会社員男性との交流を描く物語。
二人の異種間恋愛が尊い一方で、シュールギャグとしても扱うバランス感覚も素晴らしい。