スクリーンショット (213)

ニューノーマルな日常にも慣れ始めたでしょうか皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。

 

6/4『ミタマセキュ霊ティ(3)』(鳩胸つるん)

除霊を生業とする青年と霊に取りつかれやすい少女コンビを描く除霊ギャグ。
ボケを傍観するシュール寄りな雰囲気など、独特の間があり楽しい。


6/4『ワールドトリガー(22)』(葦原大介)

異次元からの侵略者である近界民と戦うボーダー達を描いた戦略バトル物。
キャラ設定作りこみの深さには脱帽させられる。緊迫感のある戦況の作り方も非常に巧み。


6/4『呪術廻戦(11)』(芥見下々)

社会に潜んだ呪いを祓う呪術師達と呪霊との戦いを描く物語。
キャラクタの魅力と作画の迫力素晴らしい。相変わらず五条悟中心にストーリーは進む。


6/4『青のフラッグ(8)(完)』(KAITO)

高校生男女4人組の複雑な関係を中心に繰り広げられる青春物語。
センシティブな題材を丁寧に描いてきた作品の完結巻。どのように物語は幕を閉じるか。


6/4『チェンソーマン(7)』(藤本タツキ)

チェンソーの悪魔と同化した欲望に正直な男と悪魔達との戦いを描いたダークファンタジー。
前巻に引き続き大胆なコマ割りと画面構成を駆使したアクションシーンは圧巻のクオリティ。


6/5『私の少年(8)』(高野ひと深)

純粋無垢な美しい少年と一回り以上年上の女性の複雑な関係を描いた作品。
二人の関係の帰着点は見えないが着実に前進はしており引き続き応援したい。


6/5『図書館の大魔術師(4)』(泉光)

司書となる夢を持った少年の冒険が主人公の、図書館がキーとなる世界観のファンタジー。
緻密で美しい作画は素晴らしい安定感。ストーリーは真っすぐでわかりやすい構成。


6/8『僕の心のヤバイやつ(3)』(桜井のりお)

ややアホなクラスの中心女子と陰キャラ男子を描いたスクールカーストラブコメディ。
シチュエーション演出や二人の関係性進展の描き方など、ラブコメとして規格外の破壊力。


6/8『ビューティフル・エブリデイ(2)』(志村貴子)

エロ漫画家の母親を持つ女子高生と、母の再婚相手の連れ子兄妹を中心に描かれる群像劇。
トリッキーな人物設定を活かしつつ各人からの視点を並行展開させるストーリー構成。


6/9『Artiste(6)』(さもえど太郎)

腕はピカイチだけど気弱な料理人を中心に様々な職人達を描くパリを舞台にした物語。
多様なキャラクタ達の魅力を引き出すストーリー作りが抜群に上手く、読後感気持ちいい。


6/9『極主夫道(5)』(おおのこうすけ)

元ヤクザの強面過ぎる主夫を主人公にしたアホコメディ。
作画の安定感や丁寧な背景、コマ割り活用した迫力ある画面の使い方が素晴らしい。


6/10『にこめっこ(2)』(赤堀君)

悪魔の呪いにより笑いを封印した少女と彼女にアタックする男子を描くラブコメディ。
ネタ作りに粗削りな部分もあるが、ユニークな設定とそれを活かしたストーリーは良い。


6/11『おやすみシェヘラザード(5)(完)』(篠房六郎)

要領を得ない先輩の映画話に付き合わされる後輩女子とその周りの人々を描く映画コメディ。
メタネタ含むトリッキーな構成が特徴。ストーリーはどこに着地するか予想がつかない。


6/11『あつもりくんのお嫁さん(←未定)(5)』(タアモ)

御曹司に恋をして彼と恋仲になるために単身上京した田舎娘を描いた作品。
恋愛の進展と共に全ての事象が好転していく少女漫画空間における恋愛の無敵っぷりが痛快。


6/12『翼くんはあかぬけたいのに(7)』(小花オト)

都会の文化を過剰に恐れる少年とオシャレ同居人との共同生活を描くコメディ。
横長四コマの情報量を活かした畳みかけるようなボケツッコミが特徴。


6/13『ゆりでなる♥えすぽわーる(2)』(なおいまい)

公共の場にて見知らぬ女子二人相手に百合妄想をする少女二人を描いた作品。
一組のカップルに対する妄想と実態をそれぞれ描く二話一式の構成がユニーク。


6/15『欅姉妹の四季(4)』(大槻一翔)

天真爛漫や才女などなど、バラバラの個性を持った4姉妹の賑やかな日常を描いた作品。
描き込み細かい美麗な画面で4姉妹のキャラクタが魅力的に描写されている。


6/15『美少年倶楽部の秘密(2)』(かまぼこRED)

誰もが羨む美少年小学生4人組が羽目を外してアホみたいに騒ぐ様子を描くギャグ漫画。
不条理に片足突っ込んだハイテンションなギャグはジェットコースターのようで楽しい。


6/15『ほしとんで(03)』(本田)

芸術学部の俳句ゼミに配属された変人に好かれる青年とそのゼミ仲間達を描いたコメディ。
キャラクタ同士のコミカルな掛け合いの仲良し感溢れる様子が非常に微笑ましい。


6/16『の、ような。(3)』(麻生海)

二人の少年を引き取ることになった小説家の30代女性と同居男性との生活を描いた物語。
疑似家族物という題材がベース。公平な雰囲気が昨今の漫画らしくて良い。


6/17『かくしごと(12)(完)』(久米田康治)

自分が下ネタコメディ漫画家であることを娘に隠し続ける男性が主人公の漫画家コメディ。
アニメと同時にコミックが完結。どのように物語を畳んでくれるか楽しみ。


6/17『児玉まりあ文学集成(2)』(三島芳浩)

文学的な少女と彼女に陶酔する少年との言葉遊びのような掛け合いを描いた物語。
版画のような擦れた描線にかけ網を多用する影表現など特徴的な画面が面白い。


6/18『保安官エヴァンスの嘘(12)』(栗山ミヅキ)
モテたいくせにスカしてチャンスを逃す保安官を主人公にした西部劇コメディ。
勘違いネタやモノローグを活用したスタイル。テンポが良いので読みやすくはある。


6/19『ゴールデンカムイ(22)』(野田サトル)

北海道に隠された金塊を求めて旧日本軍やアイヌ、新選組の残党などが争う物語。
長期的なストーリー構成がしっかり組まれていることが感じ取れる素晴らしい展開が続く。


6/19『踊るリスポーン(3)』(三ヶ嶋犬太朗)

死んでもすぐ蘇る少年と彼を病的に愛する少女とのスリリングな恋愛を描くラブコメディ。
倫理観ズレた掛け合いはテンポ良くて楽しい。キャラクタ達が好き勝手動く雰囲気も大好き。


6/19『衛府の七忍(9)』(山口貴由)
異形の鎧を身にまとう怨身忍者達が悪を討つ江戸トンデモバトル物。
濃いキャラクタだらけの本作、黒須京馬編もやらかしてくれそうな気配があり期待が高まる。


6/20『あゝ我らがミャオ将軍(3)』(まつだこうた/もりちか)

北にありそうな社会主義国家の最高指導者を務める幼女の奔放な政治活動を描いたコメディ。
外貨不足や亡命など、シビアな国家問題がほんわかゆるい日常ギャグに昇華されている。


6/20『綿谷さんの友だち(2)』(大島千春)

相手の言葉を額面通りに受け取ってしまう「真に受け星人」の少女を描く物語。
高校生達の持つ等身大の悩みが繊細に描かれている。それでいて読み味爽やか。


6/23『来世は他人がいい(4)』(小西明日翔)
負けん気の強い極道の娘とその婚約者の異常な青年との奇妙な関係を描いた恋愛物語。
灰汁の強過ぎる狂ったキャラクタ達のやり取りはすさまじいハイカロリー。


6/23『ハコヅメ~交番女子の逆襲~(13)』(秦三子)

元警察勤務の作者が描く、街の交番に務める女性警察官の様子を描いたコメディ。
シリアス長編は終わったけど、その後はいつも通り過ぎるノリのコメディに戻り一安心。


6/23『ゴールデンゴールド(7)』(堀尾省太)

金を引き寄せ徐々に人々を狂わせる「福の神」を中心にしたサスペンスホラー。
風呂敷を畳むどころかどんどん広げていっておりどこに収束していくかまだ見えない。


6/23『ミスターズ~私の町のおじさんたち~(2)』(飛田漱)

進学を期に一人暮らしを始めた女子大生と彼女が出会ったおじさん達との交流を描いた作品。
登場するナイスミドル達が容姿から性格までバリエーション豊か。


6/23『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~(1)』(江島絵理)

ゲーム禁止のお嬢様学校を舞台に、二人の少女の格ゲーを通した交流を描く物語。
トリッキーな設定にシュールぎりぎりのストーリー、力強い画面表現などそれぞれ魅力的。


6/25『であいもん(9)』(浅野りん)

のんきな青年としっかり者の少女が主人公の京都の和菓子屋を舞台にしたホームドラマ。
固定キャラクタも役者が揃い単話完結の各話にバリエーションが出てきた。


6/25『神クズ☆アイドル(3)』(いそふらぼん肘樹)

やる気ゼロな男性アイドルと女性トップアイドルの幽霊とのコンビを描いたコメディ。
早期完結から奇跡の復活を果たした本作、リアクションでかい表情豊かなコメディ大好き。


6/25『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん Season4』(服部昇太)

邦画好きな女子高生が賛否両論ある邦画を紹介する映画コメディ。
トンデモ要素をネタとして昇華して作品を楽しんでいる姿勢が伝わってきて好感が持てる。


6/26『そのへんのアクタ(1)』(稲井カオル)

エイリアンとの戦いが日常化する世界で、自身の役目を見失った元英雄の男を描くコメディ。
『うたかたダイアログ』の稲井カオル先生新作。軽快な会話のリズムが非常に魅力的。


6/27『めんつゆひとり飯(3)』(瀬戸口みづき)

料理の味付けにめんつゆを多用しがちな無精者一人暮らしOLが主人公のグルメ物4コマ。
最短2コマで完成するようなお手軽レシピ満載で実際作ってみたくなる。