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 2020年6月に読んだ新人漫画家さんをまとめます。

※この記事中で扱う新人漫画家の定義は、「2020年1月1日~2020年12月31日の間に初商業コミックが発売になった漫画家」としています。また、二人以上で描いている場合は、どちらか一方が上記のレギュレーションに合致すればOKとしています。

 6月読んだ新人漫画家作品は4冊。またもやペースダウン。まぁ無理のない範囲で読んでいこう。

 以下には、読んだ作品の表紙と感想を羅列していきます。個人的なオススメ順に並べていますので参考にして頂ければ幸いです。


『綴れのレグホーン(1)』(五辻みどろ)

火山に囲まれた無法地帯の街を舞台に地質学者の女性と現地の少女が街の秘密を探る物語。
殺伐としながらもどこか呑気な雰囲気や階級を感じさせる社会構造などユニークな世界観。


『アンデットアンラック(1)(2)』(戸塚慶文)

触れた人間に災いをもたらす少女と彼女の能力で死を得たい不死の男を描くバトル物。
大風呂敷を広げた世界観がまだ片鱗しか見えないが非常にユニーク。


『宇宙人家族』(三川れい)

地球生まれ地球育ちの宇宙人三世の主人公が人間社会の中で普通を演じる姿を描く物語。
宇宙人という設定を通して社会における普通とは何かを問いかける作品コンセプトが良い。


『つばめティップオフ!(1)』(ワタヌキヒロヤ)

身長190センチの運動音痴少女と小柄でスポーティなもう一人の少女を描く高校バスケ物。
キャラクタの身長差を強調した構図が多様されており拘りを感じる。