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 2020年8月に読んだ新人漫画家さんをまとめます。

※この記事中で扱う新人漫画家の定義は、「2020年1月1日~2020年12月31日の間に初商業コミックが発売になった漫画家」としています。また、二人以上で描いている場合は、どちらか一方が上記のレギュレーションに合致すればOKとしています。

 8月読んだ新人漫画家作品は10人分。ぼちぼち読めました。

 以下には、読んだ作品の表紙と感想を羅列していきます。個人的なオススメ順に並べていますので参考にして頂ければ幸いです。


『ご飯は私を裏切らない』(heisoku



社会に適合できずバイトで食いつなぐ極限アラサー女性の食事風景を描く物語。

食事という行為自体を人生の逃避のように捉える主人公の考え方が非常にユニーク。

 

『雨の日も神様と相撲を(1)』(城平京/戸賀環)


カエルを神と崇め相撲を価値観の中心に置いた村を舞台にしたミステリ小説コミカライズ。

突拍子もない設定ながら惹き込まれる妙な魅力がある。会話のリズムも非常に心地よい。

 

『ダンピアのおいしい冒険(1)』(トマトスープ)



いわゆる海賊船に乗り込み太平洋を旅する好奇心旺盛な男を主人公にした物語。

デフォルメ効いたユニークな絵柄とスケールの大きな冒険の組み合わせが良い塩梅。

 

『サラウンド(1)』(紺津名子)


バラバラ個性の3人組を中心に、何でもない高校生の日常を描く物語。

各人の性格に等身大の人間感があって良い。キャラクタデザインも愛らしくて好き。

 

『バースデイ』(るぅ1mm



生きる・生まれ変わる・死ぬ・死んでいる、など生死に関わる物語が9作収録された短編集。

題材通りシリアスな話からの重そうなのにほほんとした話までバリエーション豊か。

 

 

『死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話(1)』(秀)

 

息子を亡くした両親と彼の嫁だと言い張るアンドロイドとの交流を描く物語。

見る人によって違う故人への認識や人間とアンドロイドの価値観の違いなど興味深い。

 

 

『ロメロは世界を救わない』(のがみち)

 

ゾンビ蔓延る世界において、常識人の男性と彼の前に現れた謎の女性を中心に描かれる物語。

ベタな舞台設定ながら主人公女性の主義主張やゾンビを信仰する集団などは個性的で良い。

 

 

『独身サラリーマン鈴木の生態(1)』(鈴木マ球)

 

パッとしない30代会社員男性を中心にややブラックな企業で働く人々を描いたコメディ。

ちょっと脚色し過ぎな嫌いはあるが社会人あるあるネタはバリエーション豊富。

 

 

『女の子のためのストリップ劇場入門』(菜央こりん)

 

ストリップ劇場にハマった作者(女性)がストリップ文化を紹介するレポ漫画。

女性を美しく魅せるために演出されたショーの雰囲気などが描かれており興味深い内容。

 

 

『メイカさんは押しころせない(1)』(佐藤ショーキ)

 

恩人に報いるために同級生男子の家でメイドとして働く女子を描くラブコメディ。

作画に安定感があり女の子可愛い。ちょっと設定強引でストーリーに入り込みにくかった。