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あっという間に2020年も終盤戦ですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。
10/2『顔がこの世に向いてない。(3)(完)』(まの瀬)

自身の容姿にコンプレックスを抱えた女子高生が初カレに戸惑うネガティブ恋愛コメディ。
ナイーブな設定に対してロジカルにキャラクタ心理を描いているのに好感が持てる。


10/2『呪術廻戦(13)』(芥見下々)

社会に潜んだ呪いを祓う呪術師達と呪霊との戦いを描く物語。
荒々しい絵柄や個性的なキャラクタ達は引き続き魅力的。


10/2『鬼滅の刃(22)』(吾峠呼世晴)

鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探すため鬼を狩る心優しい少年が主人公の物語。
社会現象を引き起こした大ヒット作品も残すところあと2冊。最終23巻は12月4日発売予定。


10/2『漫研に美少女 下』(轍平)

美少女が描きたい強面少女とややポンコツな漫研部長の美少女を描くコメディ。
わかりやすいコマ割りやテンポの良い掛け合いなど高クオリティで非常に心地よい読み味。


10/2『山田とせんせい 下』(五十嵐藍)

生きることに余裕がない男性教員と彼の前に現れた少女との交流を描いた作品。
教員側の粗暴で衝動的な行動が鼻につくがユニークなキャラクタ心理の描き方ではある。


10/6『亜童(2)』(天野雀)

研究施設から逃げ出した不思議な能力を持つ少年と追手達との闘いを描いたSFアクション。
某有名作品を独自性も出しつつ上手く新しい作品として再構築している印象。


10/8『BEASTARS(21)』(板垣巴留)

草食と肉食動物の獣人達が共生する世界を舞台にしたアニマルサスペンス。
そろそろ獣人文化紹介だけの落ち着いた回が欲しい気もする。


10/8『潮が舞い子が舞い(4)』(阿部共実)

とある高校のクラスメイト達の交流を描く会話劇コメディ。
論理展開と言葉選び、掛け合いのテンポに阿部共実のオリジナリティが炸裂している。


10/9『ひゆみの田舎道(2)(完)』(サイとウマお)

都会から長野の田舎に引っ越した少女が文句言いながらも田舎生活を楽しむコメディ。
美味しい食事や何もない風景、交通の不便さなどの田舎ローカルネタにリアリティがある。


10/9『詩歌川百景(1)』(吉田秋生)

小さな温泉町を舞台に、旅館で働く青年と少女を中心に繰り広げられる人間ドラマ。
『海街diary』の吉田先生新作。綿密な人間関係と繊細な心理描写に期待したい。


10/12『異世界失格(3)』(野田宏/若松卓宏)

心中に失敗して異世界に転生した文豪男性の退廃的なファンタジーライフを描くコメディ。
作画の上手さとトリッキーな設定などわかりやすい要素が揃っており読みやすい。


10/12『怪異と乙女と神隠し(2)』(ぬじま)

スランプに悩むアラサー小説家女性と謎の多い青年が「怪異」に出会う物語。
小気味良い掛け合いや巧みな演出、魅力的なキャラクタ達など、各要素が高クオリティ。


10/12『Bowing! ボウイング(2)』(きゅっきゅぽん)

スランプ中の天才バイオリニストの少女と感性豊かな少年を描く弦楽アンサンブル物語。
柔らかくて豊かな画面表現と真っすぐな音楽ストーリーの組み合わせが素晴らしい。


10/13『ちはやふる(45)』(末次由紀)

競技かるたに青春を燃やす高校生男女を描いた青春スポ根物。
物語も最終盤。44巻描いてきた上で更にキャラクタの新しい面を引き出すことができるか。


10/13『無能の鷹(2)』(はんざき朝未)

有能そうで実際にはどうしようもないポンコツな女性会社員を描いたコメディ。
主人公の意図せぬところで周りの人々が救われている構成が上手い具合に機能している。


10/14『忍者と極道(3)』(近藤信輔)

「極道」と彼らを抹殺しようとする「忍者」との対立を描いたトンデモアクション物。
キャラクタ設定や暴力描写、言語センスが非常に独特でクセが強い。


10/14『パリピ孔明(3)』(四葉夕卜/小川亮)

現代日本に転生した諸葛孔明がチャラめなクラブの女性シンガーをプロデュースする物語。
三国志要素というよりも音楽プロデュース物として正統派な展開で進んでいる印象。


10/15『金曜日はアトリエで(2)』(浜田咲良)

天然な女性会社員の女性と彼女をモデルとして雇う自信家の画家とのやりとりを描く物語。
男性側の好意が気づかれずスルーされて素っ頓狂に返される流れは滑稽で楽しい。


10/15『ダブル(3)』(野田彩子)

天才肌の男性と彼をサポートする男性、協力して役作りをする俳優二人を描く物語。
特異な主人公二人の関係性が上手く絡んだストーリー構成が巧みで惹き込まれる。


10/16『ジョジョリオン(24)』(荒木飛呂彦)

等価交換効果のある木の実を巡る争いが繰り広げられるミステリ色強めなジョジョ第8部。
最近は主人公サイドの目的がイマイチはっきりせずフラストレーションが溜まっている。


10/16『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(20)』(赤坂アカ)

お互い好き合ってるけど自分からは言い出せなかった男女を中心とした生徒会ラブコメディ。
シリアスパートとコメディパートを使い分けるバランス感覚が相変わらず上手い。


10/16『【推しの子】(2)』(赤坂アカ×横槍メンゴ)

人気アイドルとそのファンの男性の間に起こる思いもよらない関係性の変化から始まる物語。
トリッキーなストーリー構成が非常にユニーク。コメディパートの軽快な掛け合いも良い。


10/16『可愛そうにね、元気くん(6)』(古宮海)

人が傷ついた姿に興奮を覚える少年が同級生女子への想いに悩む物語。
主人公をこの状況まで持ってこれた5巻までのストーリー構成お見事。


10/16『ボクらは魔法少年(5)』(福島鉄平)

やんちゃなガキ大将が魔法「少年」に変身して町を守るヒーロー物語。
メルヘンな世界観に少年漫画要素、特異なデザインが混じるオリジナリティ凄まじい。


10/16『双亡亭壊すべし(19)』(藤田和日郎)

空爆でも壊れない謎の幽霊屋敷を舞台にしたアクションホラー。
主人公サイドの各キャラクタ見せ場シーンが続く。そろそろ坂巻泥怒のターンが欲しい。


10/16『よふかしのうた(5)』(コトヤマ)

不眠症の少年と吸血鬼の少女との夜の街を舞台にした不思議な交流を描く物語。
基本的にはコトヤマ先生の好きなものを好きなように描いている印象。


10/16『葬送のフリーレン(2)』(アベツカサ/山田鐘人)

魔王を倒した勇者パーティの一人であるエルフが魔王なき世界のその後を辿るファンタジー。
淡々と物語が進んでいく静かな雰囲気と感傷的になるノスタルジックなストーリーが良い。


10/16『付き合ってあげてもいいかな(5)』(たみふる)

勢いで付き合い始めた大学生二人のすんなりいかない関係を描く百合恋愛物。
キャラクタの心理描写がロジカルに整理されており共感性高い。


10/16『ヴァンピアーズ(4)』(アキリ)

ある願望を抱えたヴァンパイアの少女とその少女に一目ぼれした人間の少女を描いた物語。
画面に対する強い拘りが感じられる。コメディとシリアス描写の混ぜ方も良い塩梅。


10/17『ベルリンうわの空 ウンターグルンド』(香山哲)

ベルリン在住の作者さんが現地での生活を描くエッセイマンガの続編。
異国文化の紹介だけでなく豊かな生き方に関する作者さんの持論が示されており興味深い。


10/22『好きな子がめがねを忘れた(6)』(藤近小梅)

眼鏡忘れてしかめっ面な少女とその娘が好きな純情男子との掛け合いを描くラブコメディ。
本作は二人の関係がしっかり進展していてマンネリになっておらず好感が持てる。


10/23『異世界おじさん(5)』(殆ど死んでいる)

異世界生活から現代に帰還した30代中盤のSEGA狂い男性を描いたコメディ。
いくつかの濃い要素がごった煮的に入り混じったカオスな雰囲気はオンリーワンの魅力。


10/23『望郷太郎(3)』(山田芳裕)

500年のコールドスリープから目覚めた男がイランから日本へ荒廃した世界を旅する物語。
退行した人類の生活に関する描写が想像力豊かで面白い。


10/23『友達として大好き(1)』(ゆうち巳くみ)

恋愛脳な女子と規則に厳格な男子とのあくまで「友人」としての関係を描いたラブコメディ。
男女二人が主人公のラブコメの中でも恋愛をゴールにしない設定は異彩を放っている。


10/23『ヴィンランド・サガ(24)』(幸村誠)

戦いのない楽園を目指す元ヴァイキングの男を描いた物語。
前巻までで全4部のうち3部までが終了とのこと。最後まで今の密度で描き切って欲しい。


10/23『波よ聞いてくれ(8)』(沙村広明)

アニメ化も決定した北海道のラジオ局を舞台に繰り広げられるコメディ。
テンポの良さとツッコミ力が光るセリフ回しのセンスはキレッキレ。


10/23『半助喰物帖(4)』(草香去来/灯まりも)

江戸時代からタイムスリップしてきた武士が文化を学びながら料理を作るグルメ漫画。
物語に派手さはないものの、江戸と現代の文化比較描写は丁寧で良い。


10/23『僕の妻は感情がない(02)』(杉浦次郎)

料理用の家事ロボットと彼女を好きになり妻として扱う会社員男性との交流を描く物語。
二人の異種間恋愛とシュールギャグを両立させるバランス感覚素晴らしい。


10/24『夢の端々 上下』(須藤佑実)

老女となった現代から、女学生時代の戦前まで、二人の女性の関係を描く物語。
『ミッドナイトブルー』の須藤先生新作。上下巻物なのでまとまったストーリ展開に期待。


10/24『魔々ならぬ(2)』(ゆーき)

漫画家志望の男性と異世界から来た魔術師と魔王との同居生活を描いたコメディ。
キャラクタ達がしっかり制御されず好き放題動き回るドタバタな雰囲気が楽しい。


10/30『ぽんこつポン子(7)』(矢寺圭太)

妻に先立たれた頑固な老人と彼のもとにやってきたメイドロボとの交流を描いた作品。
センチメンタルなシリアス話とコメディ描写の両輪とも高水準で安定。


10/30『太陽と月の鋼(1)』(松浦だるま)

とある特殊な理由から刀を持てない下級武士の男を主人公にした江戸時代劇。
『累』の松浦だるま先生新作。迫力ある作画と陰のある雰囲気のストーリーに期待。


10/30『コーポ・ア・コーポ(2)』(岩波れんじ)

安アパートを舞台に日雇い労働者の男やヒモの男性など下層で生きる人々を描いた作品。
貧しい生活に順応し普通の人々を羨む思考の余裕すらない住人達の様子が非常に生々しい。


10/30『ダンジョン&デリバリー』(鈴木小波)

ダンジョン内にいる人間や妖怪、神様らに商品を届ける少年を描くファンタジー作品。
鈴木小波先生とファンタジーの組み合わせは面白い画面が見れそうな気がする。