スクリーンショット (6)

コロナ禍はまだまだ長引きそうですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。 

11/4『姫様拷問の時間です(4)』(ひらけい/春原ロビンソン)

鉄板焼きハンバーグの焼ける音など様々な拷問を受ける囚われの姫を描いたコメディ。
姫のシリアス顔とギャグ顔が使われる場面があべこべになるなど変化球も増えてきた。


11/4『ハイキュー!!(45)(完)』(古舘春一)

最強の囮とコート上の王様と呼ばれる二人の少年と仲間達の躍進を描く高校バレーボール物。
レジェンド級大作の完結。美しい物語終盤の構成を最後まで味わえるの非常に楽しみ。


11/4『悪魔のメムメムちゃん(11)』(四谷啓太郎)

全然仕事できないところがダメ可愛いポンコツ悪魔を中心に繰り広げられるコメディ。
ドタバタコメディとして純度が高くなってきた。各話のネタのクオリティに安定感がある。


11/4『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GB(5)』(増田こうすけ)

歴史上の人物を使ったり変な設定が繰り広げられたりするギャグオムニバス。
20年連載が続いて既視感がある話が増えようとも未だに笑えるレジェンド級ギャグ漫画。


11/4『チェンソーマン(9)』(藤本タツキ)

チェンソーの悪魔と同化した欲望に正直な男と悪魔達との戦いを描いたダークファンタジー。
ジェットコースターのようなストーリーが猛威を振るい始めカオスが加速する。


11/4『Dr.STONE(18)』(稲垣理一郎/Boichi)

全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で復興しようとする人々を描いた物語。
要所要所でエッジの効いた展開を設けることでストーリーにメリハリが付いている。


11/4『であいもん(10)』(浅野りん)

のんきな青年としっかり者の少女が主人公の京都の和菓子屋を舞台にしたホームドラマ。
各話の中での起承転結が綺麗でお手本のようなお話作り。安心安定のクオリティ。


11/5『かげきしょうじょ!!(10)』(斉木久美子)

女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。
新キャラの登場など布石となる展開が続き今後への期待が膨らむ。アニメ化もめでたい。


11/6『家庭教師なずなさん(2)』(縁山)

黒い資産家の孫と彼を立派な悪党に育てるためにやってきた家庭教師の女性を描くコメディ。
テンポ良い掛け合いは言語チョイスがユニークで非常に魅力的。ドタバタな雰囲気も大好き。


11/6『吸血鬼すぐ死ぬ(16)』(盆ノ木至)

クソ雑魚吸血鬼と吸血鬼ハンターの男のコンビを中心に繰り広げられるドタバタコメディ。
突拍子もないヘンテコ吸血鬼のアイディアやハイテンポな掛け合いの応酬は相変わらず楽しい。


11/6『おとなりに銀河(1)』(雨隠ギド)

漫画家の男とミステリアスなアシスタント女性との不思議な関係を描く契約ラブコメディ。
『甘々と稲妻』の雨隠ギド先生新作。あったかい作風がラブコメでどう活かされるか楽しみ。


11/6『ゆらゆらQ(1)』(雨隠ギド)

人と狐の間に生まれた女子高生と家族、クラスメイト男子との関係を描くラブコメディ。
雨隠ギド先生が花とゆめレーベルで少女漫画を描くということで期待が膨らむ。


11/9『人形の国(7)』(弐瓶勉)

人形病が蔓延する世界で自由に体を人形に変える正規人形達の戦いを描いたファンタジー。
第三極の登場で戦況は混沌としており先が見通せないワクワクがある。


11/9『極主夫道(6)』(おおのこうすけ)

元ヤクザの強面過ぎる主夫と肝っ玉の据わった妻を中心に繰り広げられるアホコメディ。
高い画力を存分に活かしたシュールな画面や演出の迫力素晴らしい。実写ドラマも放映中。


11/11『アスペル・カノジョ(9)』(萩本創八/森田蓮次)

同人描きの男のもとに転がり込んできたアスペルガー症候群の女性を描いた作品。
イジメ被害者と加害者の行く末について痛快な復讐劇のように描かないところに好感が持てる。


11/11『満州アヘンスクワッド(2)』(鹿子/門馬司)

満州国を舞台に、家族のために阿片売買に手を染める青年と協力者の女性を描く物語。
麻薬で支配されていた歴史の闇を描くストーリーはセンセーショナルで惹き込まれる。


11/12『午後9時15分の演劇論(1)』(横山旬)

美術大学の夜間学部に通う曲者揃いの人々による学生演劇を描く物語。
『変身』の横山旬先生最新作。躍動感溢れる画風が演劇という題材でどう活かされるか楽しみ。


11/12『殺し屋Sのゆらぎ(3)』(舟本絵理歌)

ターゲットの女子高生に一目惚れしてボディガードになった殺し屋男性の日々を描いた作品。
柔らかい絵柄が魅力的で可愛い。ほんわかしており優しい空気が流れているのも素敵。


11/12『裏バイト:逃亡禁止(2)』(田口翔太郎)

ハイリスクハイリターンな裏バイトに勤しむ対照的な性格の女子二人を描くホラー作品。
インパクトの強い画面やスリリングなストーリー構成などホラー漫画らしくて良い。


11/17『恋は世界征服のあとで(2)』(野田宏/若松卓宏)

戦隊ヒーローのリーダーと悪の組織の司令官との秘密の交際を描いたラブコメディ。
奇抜ながらシンプルでわかりやすい設定で読みやすい。掛け合いも軽快。


11/18『古見さんは、コミュ症です。(19)』(オダトモヒト)

ものすごい美少女だけど人付き合いが苦手な女子高生を中心にしたキャラコメディ。
登場人物の非常に多い作品だけど新しい関係なんかも描写しつつ上手く回している印象。


11/19『亜人ちゃんは語りたい(9)』(ペトス)

吸血鬼などの亜人が集まる高校のクラスを舞台に亜人達の社会生活を描いた作品。
現代社会に適応する亜人の設定がユニークな作品。


11/19『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(20)』(赤坂アカ)

お互い好き合ってるけど自分からは言い出せなかった男女を中心とした生徒会ラブコメディ。
シリアスパートとコメディパートを使い分けるバランス感覚が素晴らしい。


11/19『スーサイドガール(2)』(中山敦支)

人々を自殺へと追いやる悪魔と戦う魔法少女達を描く物語。
自殺をテーマにした世界観と中山先生らしいハイテンションバトルがマッチしている。


11/19『九龍ジェネリックロマンス(3)』(眉月じゅん)

スラム街のような九龍城砦を舞台に、不動産会社に勤める女性と同僚男性との恋を描く物語。
艶やかな画面と恋愛要素、ミステリアスな展開が入り交じった独特の雰囲気が魅力的。


11/19『惰性67パーセント(7)』(紙魚丸)

勉学へのやる気も金もない大学生男女が集まって部屋でダベる様子を描いたコメディ。
下ネタ強めのダメ大学生日常ダラダラ描写が魅力。ストレスなく読める作品。


11/20『ダーウィン事変(1)』(うめざわしゅん)

人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」の少年が主人公の物語。
鬼才 うめざわしゅん先生の新作。サブカルと社会派のミックス感がたまんない。


11/20『CITY(12)』(あらゐけいいち)

どこか変わった人々が住む町を舞台にしたシュールギャグオムニバス。
前巻は1冊通したストーリー仕立てが綺麗にハマって楽しかった。今回はどうか。


11/20『あせとせっけん(9)』(山田金鉄)

汗かきがコンプレックスな女性と匂いフェチな男性との恋人関係を描いた物語。
同棲期間も長くなり、徐々にカップルとして信頼し合う二人の描写が増えてきた。


11/20『あなたはブンちゃんの恋(1)』(宮崎夏次系)

元は仲良し3人組だった女 x 女 x 幽霊男子で織りなされる三角関係ラブストーリー。
宮崎夏次系先生らしいセンチメンタルかつシュールな表現が光る。


11/20『ハコヅメ~交番女子の逆襲~(15)』(秦三子)

元警察勤務の作者が描く、街の交番に務める女性警察官の様子を描いたコメディ。
前巻から続く奥岡島事件編で主要キャラクタのどのような過去が明らかになるか楽しみ。


11/20『ミスターズ~私の町のおじさんたち~(3)』(飛田漱)

進学を期に一人暮らしを始めた女子大生と彼女が出会ったおじさん達との交流を描いた作品。
個性豊かなキャラクタ達のコミカルな掛け合いの雰囲気がアットホームで良い塩梅。


11/20『刷ったもんだ!(2)』(染谷みのる)

新人デザイナーとして働く元ヤン女性を中心に繰り広げられる印刷会社コメディ。
印刷会社の業務について細かく描写されており興味深い。お仕事物として優秀な作品。


11/20『終電ちゃん(9)』(藤本正二)

終電に取り付く「終電ちゃん」が乗客とハートフルなやり取りを繰り広げる物語。
人情劇のクオリティは安定。バリエーション豊かな終電ちゃん達のデザインも可愛い。


11/25『その着せ替え人形は恋をする(6)』(福田晋一)

人形職人を目指す少年と彼にコスプレ衣装作成を依頼するオタクギャルを描くラブコメディ。
個性的なキャラクタの性格と魅力的な造形などが合わさりラブコメとして腕力が強い仕上がり。


11/30『浄土るる短編集 地獄色』(浄土るる)

ショッキングで救いのない作風が各所で話題の新進気鋭作家のデビュー短編集。
デビュー作である『鬼』や月刊!スピリッツで短期連載された『猫殴り』など収録。


11/30『イトイ圭作品集 ナインストーリーズ』(イトイ圭)

『花と頬』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を受賞したイトイ圭先生の新刊。
繊細で情緒的な漫画表現を用いてどのような短編が描かれているか楽しみ。


11/30『夏目アラタの結婚(4)』(乃木坂太郎)

児童相談所勤めの男性が死刑囚女性に獄中結婚を持ち掛けるラブサスペンス。
お互いの腹の内を探りながら繰り広げられる主役二人の攻防は手に汗握る緊張感。


11/30『地図にない場所(1)』(安藤ゆき)

兄弟にコンプレックスを抱き人生に悩む中学生男子と引退した天才バレリーナを描く物語。
『町田くんの世界』の安藤ゆき先生新作。初の青年誌連載がどのような作品になるか楽しみ。