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 2020年の読んだ漫画まとめ記事、その2。縛りなしのオススメ作品50選。

※ランキングのレギュレーション
 2020年内に紙の書籍が発売されたコミック

 私が2020年に読んだ漫画は782冊。その中から特に面白かったものを50作品ピックアップしました。ランキング形式にしたので下に行くほどオススメです。皆さんの漫画選びの参考にして頂けますと幸いです。


50位『進撃の巨人(31)~(33)』(諫山創)

巨人と人類の生存戦争を描いていた巨編ダークファンタジー。
わかりやすい対立構図と共に壮大な最終局面への突入で否応なしに盛り上がる。


49位『趣味のラブホテル(1)(2)』(らぱ☆)

同人作家の女性とふたなり美少女天使が全国各地のユニークなラブホテルを巡っていく物語。
友達以上恋人未満のような主人公二人の関係性が尊い。ラブホテルの豆知識も興味深い。


48位『君は放課後インソムニア(3)~(5)』(オジロマコト)

高校の天文部を舞台に、不眠症という共通の悩みを持つ男女を描く物語。
お互いの強み弱みを知り、一緒の時間を過ごしていく中での進展していく二人の関係が尊い。


47位『今日のさんぽんた(1)』(田岡りき)

ややアホな女子とちょっと生意気な柴犬との散歩風景を描く一人と一匹コメディ。
女子のボケ行動に犬がモノローグで辛辣にツッコむという構図が面白い。柴犬可愛い。


46位『詩歌川百景(1)』(吉田秋生)

小さな温泉町を舞台に、旅館で働く青年と少女を中心に繰り広げられる人間ドラマ。
深く作り込まれたキャラクタ達の設定を元に織りなされる人間模様は重厚で読み応えがある。


45位『九龍ジェネリックロマンス(1)~(3)』(眉月じゅん)

九龍城砦を舞台に、不動産会社に勤める女性と同僚男性とのミステリアスな恋を描く物語。
作画と設定がかみ合って素晴らしい雰囲気。テンポ良くストーリーが進むのも嬉しい。


44位『友達として大好き(1)』(ゆうち巳くみ)

動物的恋愛脳な女子が規則に厳格な堅物男子と「友達」になるため奮闘する物語。
主人公が男子とのやり取りを経て人間的に成長していくストーリー構成素晴らしい。


43位『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season4』(服部昇太)

邦画好きな女子高生が賛否両論ある邦画を紹介する映画コメディ。
今巻は作品プレゼンにおける心構えや「好き」の強さの話などの見解が興味深かった。


42位『踊るリスポーン(3)(4)』(三ヶ嶋犬太朗)

死んでもすぐ蘇る少年と彼を病的に愛する少女とのスリリングな恋愛を描くラブコメディ。
倫理観のおかしい登場人物達のハイテンポな掛け合いはクセになる面白さ。


41位『リリィ・トライアングル(1)』(ツナミノユウ)

高校生徒会を舞台にクレイジーなテンションで繰り広げられる三角関係百合4コマコメディ。
ツナミノユウ先生らしい思考回路バグったキャラクタ達の恋愛模様が非常に楽しい。


40位『スインギンドラゴンタイガーブギ(1)(2)』(灰田高鴻)

戦後の日本を舞台に、姉の想い人を探す少女と彼女が参加するジャズバンドを描く物語。
味のある絵柄と人情味溢れるキャラクタ達がマッチしており雰囲気素晴らしい。


39位『かげきしょうじょ!!(9)(10)』(斉木久美子)

女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。
新キャラの登場など将来の布石となる展開が続き今後への期待が膨らむ。


38位『宙に参る(1)』(肋骨凹介)

夫(人間)を亡くした女性(人間)とその息子(ロボット)との宇宙旅行を描いたSF作品。
作り込まれたSF設定にはリアリティがある。シニカルなキャラクタの掛け合いも素敵。


37位『雑な生活』(中憲人)

がざつで生活が雑な女性とその友人のしっかり者女性コンビを描いた作品。
性格が真逆な主人公二人がお互いを尊重しながら楽しく交流する様子は見ていて微笑ましい。


36位『鬼滅の刃(19)~(23)(完)』(吾峠呼世晴)

鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探すため鬼を狩る心優しい少年が主人公の物語。
キャラクタの集結や予想外の窮地、そこからスムーズな過去編への移行など隙がない展開。


35位『ブルーピリオド(7)(8)』(山口つばさ)

高校2年時に絵を描く楽しさに目覚めた少年が芸大受験に挑戦する物語。
共感性が高く、彼の逃げ出してしまいたい気持ちさえありありと想像できて苦しい。


34位『おとなになっても(2)(3)』(志村貴子)

バーで偶然出会ってお互い惹かれ合う30代女性二人の恋と葛藤を描く百合作品。
適度な緊張感と恋愛の甘酸っぱい感情が入りまじるストーリー素晴らしい。


33位『金剛寺さんは面倒臭い(6)(7)(完)』(とよ田みのる)

理屈で考え過ぎる面倒臭い女子と鬼の男子との恋愛を描いたラブコメディ。
どこまでも真っすぐで誠実。複数話にまたがる最終回の構成も美しい。


32位『可愛そうにね、元気くん(3)~(6)』(古宮海)

陵辱に興奮を覚える少年が同級生女子への想いに悩む物語。
強烈な題材をエンタメに落とし込みながらディープな方向に躊躇なく突き進んでいる。


31位『僕の妻は感情がない(01)(02)』(杉浦次郎)

料理用の家事ロボットと彼女を妻として扱う会社員男性との交流を描く物語。
異種族間の純愛が題材の作品の中での、シリアスとシュールのバランスが絶妙。


30位『マイ・ブロークン・マリコ』(平庫ワカ)

両親から虐待されて自殺した親友の遺骨を奪い逃走する女性を描く物語。
画面表現が大変力強く心揺さぶられる。単巻で綺麗に収まったストーリーも素晴らしい構成。


29位『デーリィズ(1)』(めごちも)

ヘンテコ女子高生3人組の素っ頓狂なやり取りを描いたギャグ漫画。
3人の役割と個性がかっちり噛み合っており軽快な読み味。打率高めでセンスを感じる。


28位『ほしとんで(03)(04)』(本田)

芸術学部の俳句ゼミに配属された変人に好かれる青年とそのゼミ仲間達を描いたコメディ。
キャラクタの掛け合いと言葉選びのセンスは群を抜いている。愛すべきキャラクタ達。


27位『おとなりに銀河(1)』(雨隠ギド)

漫画家の男とミステリアスなアシスタント女性との不思議な関係を描く契約ラブコメディ。
事故的な関係構築から徐々に本当の恋愛へと移行していくストーリー構成が巧み。


26位『ゴールデンカムイ(21)~(24)』(野田サトル)

北海道に隠された金塊を求めて旧日本軍やアイヌ、新選組の残党などが争う物語。
長期的なストーリー構成がしっかり組まれていることが感じ取れる素晴らしい展開。


25位『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(17)(18)』(谷川ニコ)

陰気で口の悪い女子高生とその周りのクラスメイト達を描いた青春コメディ。
特装版小冊子のIFストーリーがこれまでの集大成感があり完成度高い。ファンはマストバイ。


24位『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~(4)(完)』(町田粥)

公式からの情報供給が途絶えて久しい衰退ジャンルオタの女性2人を中心にしたコメディ。
衰退ジャンルに限らずオタク全体に共感性の高いネタは最後まで高クオリティ。


23位『ワンコそばにいる(1)~(3)(完)』(路田行)

一人暮らし女性と眠る度に人間と犬の人格が入れ替わる青年との同居生活を描いたコメディ。
カオスなキャラ心理などで最後まで読者を安心させないスリリングな作品でした。


22位『往生際の意味を知れ!(1)~(3)』(米代恭)

7年前に振られた元カノに執着する男性と彼に奇妙な依頼をするその女性との関係を描く物語。
ストーリー構成の上手さが目を引く。主人公二人のパワーバランスと駆け引きも絶妙な塩梅。


21位『カラオケ行こ!』(和山やま)

合唱部の男子中学生がヤクザの男にカラオケレッスンを頼まれる物語。
奇妙な男二人の関係が何故かエモーショナルな方向へと向かっていくストーリー素晴らしい。


20位『波よ聞いてくれ(8)』(沙村広明)

口達者で豪胆な女性を主人公とした北海道のラジオ局が舞台の物語。
災害時におけるラジオというメディアの重要性が伝わる今巻のストーリー素晴らしかった。


19位『違国日記(6)』(ヤマシタトモコ)

両親を亡くした少女とその娘を引き取った小説家の叔母との共同生活を描く物語。
キャラクタの思想や感情の移ろいに対する演出やストーリー構成力に感服させられるばかり。


18位『ダーウィン事変(1)』(うめざわしゅん)

人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」の少年が主人公の物語。
舞台設定と生命倫理への疑問提起が噛み合っており作品の作り込みの深さが伝わってくる。


17位『Artiste(6)』(さもえど太郎)

腕はピカイチだけど気弱な料理人を中心に様々な職人達を描くパリを舞台にした物語。
キャラクタの魅力を引き出すお話作りが抜群に上手く群像劇として非常にクオリティが高い。


16位『そのへんのアクタ(1)』(稲井カオル)

エイリアンとの戦いが日常化する世界で、自身の役目を見失った元英雄の男を描くコメディ。
小気味良い会話のリズムとトリッキーな言葉選びのセンスは頭一つ抜けている印象。


15位『ご飯は私を裏切らない』(heisoku)

社会に適合できずバイトで食いつなぐ極限アラサー女性の食事風景を描く物語。
食事という行為自体を人生の逃避のように捉える主人公の考え方が非常にユニーク。


14位『オッドマン11(2)』(道満晴明)

人の形をした人でないもの、オッドマン達の恋の争奪戦を描いた日常コメディ。
メタに近い論理展開で動く登場人物達の掛け合いは道満晴明らしい魅力たっぷり。


13位『スーパーベイビー(2)』(丸顔めめ)

一途な黒ギャルと押しの弱い地味メンとの違和感アリアリな二人の関係を描いた物語。
描写の端々からギャル愛を感じる。ハッピーな空気が作品から漂っており元気が貰える作品。


12位『ここは今から倫理です。(4)(5)』(雨瀬シオリ)

問題を抱える生徒達と対話しながら倫理を説く高校教師を描いた物語。
ディベート編の臨場感と構成、キャラクタ配置が秀逸。それ以外の話も素晴らしいクオリティ。


11位『五等分の花嫁(13)(14)(完)』(春場ねぎ)

バラバラ個性の五つ子姉妹と彼女らの家庭教師を務める同級生男子を描いたラブコメディ。
5人に対して平等で誠実な作品姿勢は貫かれた。美しくまとまったストーリー構成も見事。


10位『女の園の星(1)』(和山やま)

女子高を舞台に生徒達に少々なめられている男性教員と彼女らの交流を描いたコメディ。
ハイレベルなギャグセンスが存分に活かされている。シュールな空気感とテンポの妙は圧巻。


9位『夏目アラタの結婚(2)~(4)』(乃木坂太郎)

児童相談所勤めの男性が死刑囚女性に獄中結婚を持ち掛けるラブサスペンス。
画面の演出力と一進一退の攻防、情報の制御などが非常に巧みで惹き込まれる。


8位『リボーンの棋士(6)(7)(完)』(鍋倉夫)

将棋のプロになれなず一度夢を諦めた青年が再び将棋のプロを目指す描いた物語。
主人公の心理状態の変化や周囲の後押しが過不足なく配置されている見事な終盤の構成。


7位『僕の心のヤバイやつ(3)』(桜井のりお)

ややアホなクラスの中心女子と陰キャラ男子を描いたスクールカーストラブコメディ。
周囲には秘密の関係の背徳感や両片思いじれったさなど、今巻も甘酸っぱさ最高潮。


6位『潮が舞い子が舞い(3)(4)』(阿部共実)

とある高校のクラスメイト達の交流を描くコメディ。
キャラクタほぼ全員について集団における人間の多面性が描写される。作り込み凄まじい。


5位『水は海に向かって流れる(3)(完)』(田島列島)

叔父の家に居候する男子高校生と同居する女性との複雑な関係を描くホームドラマ。
強弱自由自在なストーリーの上手さにほれぼれ。最後のメッセージも完璧で美しい読後感。


4位『スキップとローファー(3)(4)』(高松美咲)

自信家だけどちょっと抜けてる少女とクラスメイト達との交流を描いた作品。
キャラクタ達の暗い感情も含め全部混ぜた上で爽やかな群像劇に仕上げられている。


3位『メダリスト(1)』(つるまいかだ)

気弱な少女と熱血男性コーチのコンビがメダリストを目指すフィギュアスケート物語。
主人公二人の競技に掛ける想いに圧倒される。素晴らしいストーリー構成と漫画表現力。


2位『チェンソーマン(5)~(9)』(藤本タツキ)

チェンソーの悪魔と同化した欲望に素直な男と悪魔達との戦いを描いたダークファンタジー。
ショッキングな展開が数珠繋ぎのように連なるストーリー構成であり脳が揺さぶられる感覚。


1位『ハイキュー!!(41)~(45)(完)』(古舘春一)

最強の囮とコート上の王様と呼ばれる二人の少年と仲間達を描く高校バレーボール物。
3巻かけた贅沢なエピローグという最高の終幕。高校部活物の金字塔となるであろう作品。