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まだまだ残暑が続きますね皆さん、漫画を読みましょう。

9/3『姫様拷問の時間です(7)』(ひらけい/春原ロビンソン)

肉屋のコロッケや肉まんなど様々な拷問を受ける囚われの姫を描いたコメディ。
メタ部分はすっかり作品世界の常識として取り込まれた。姫と魔王軍皆友達のように仲良し。


9/3『ゲーミングお嬢様(3)』(大@nani/吉緒もこもこ丸まさお)

「eお嬢様」と呼ばれるお嬢様ゲーマー達の格ゲーを用いた熱き戦いを描いた物語。
熱く濃密なシリアス展開とパロディ満載おふざけ全開のコメディとの落差凄まじい。


9/3『怪獣8号(4)』(松本直也)

怪獣の死体の後始末の仕事に従事する男が怪獣と戦う防衛隊になるため奮闘する物語。
わかりやすいキャラクタの個性などジャンプバトル漫画として非常にオーソドックスな作り。


9/3『高校生家族(3)』(仲間りょう)

両親と妹、ペットの猫と一緒に高校生活を過ごす少年の受難な日々を描いたギャグ漫画。
周囲から基本的に受け入れられる主人公家族の拭い去れない異物感が滑稽。


9/3『ハイパーインフレーション(2)』(住吉九)

奴隷として迫害される部族の少年がある特殊な力で一攫千金を目指す物語。
作画に粗削りな部分も多いものの特異な設定は面白い。セリフのチョイスも独特。


9/3『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い(2)』(平方昌宏)

ポンコツな悪魔と彼女に目をつけられた少年が暇つぶしに興じる姿を描くコメディ。
上の顔も含めて表情豊かな悪魔がダメ可愛い。テンポよくお話が進むのも読みやすい。


9/3『ルックバック』(藤本タツキ)

漫画を描くのが好きな二人の少女の出会いとその後を描く物語。
今年最大の話題作の一つになった本作。濃密な143ページを是非沢山の人に堪能して貰いたい。


9/6『ギャルと恐竜(6)』(森もり子/トミムラコタ)

サバサバした性格のギャルとゆるキャラのような恐竜の同居生活を描いたコメディ。
のんびりとした思考で生きる作中のキャラクタ達のスタンスが心地よい。


9/8『吸血鬼すぐ死ぬ(18)』(盆ノ木至)

クソ雑魚吸血鬼と吸血鬼ハンターの男のコンビを中心に繰り広げられるドタバタコメディ。
ジェットコースターのような構成で息つく間もなく繰り出されるギャグの密度も凄まじい。


9/9『極主夫道(8)』(おおのこうすけ)

元ヤクザの強面過ぎる主夫と肝っ玉の据わった妻を中心に繰り広げられるコメディ。
設定の馬鹿らしさと画面のインパクトで強引に笑わせにくるスタイルは引き続き安定。


9/9『今夜すきやきだよ』(谷口菜津子)

生活や恋愛、結婚に対する価値観の違うアラサー女性二人の同居生活を描いた作品。
女性の自立について谷口菜津子先生らしい考え方が展開されている。料理も美味しそう。


9/10『今日のさんぽんた(3)』(田岡りき)

ややアホな女子とちょっと生意気な柴犬との散歩風景を描く一人と一匹コメディ。
人間のボケに犬がモノローグでツッコむというスタイルが独特のリズムがあり面白い。


9/10『重版出来!(17)』(松田奈緒子)

出版社の漫画編集を中心に漫画に携わるプロフェッショナルを描くお仕事漫画。
沢山の人が協力して一つの本が出来上がっていく様子が熱い人間ドラマとして描かれている。


9/10『ひらやすみ(1)』(真造圭伍)

30歳フリーター男性と大学進学で上京してきた女子との平屋での共同生活を描く物語。
真造圭伍先生の最新作。絵柄やキャラクタ達のスローな雰囲気が心地よい。


9/10『フィリピンではしゃぐ。』(はしゃ)

フィリピンの山奥での半年間の語学留学についての作者体験談を描くルポ漫画。
同人誌で人気を博していた作品が商業単行本化。他の「はしゃぐ。」シリーズも続いて欲しい。


9/10『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(20)』(谷川ニコ)

陰気で口の悪い女子高生とその周りのクラスメイト達を描いた青春コメディ。
群像劇として各キャラクタ達も描きつつ、中心となる主人公の青春再生話が着実に進む。


9/13『おとなになっても(5)』(志村貴子)

バーで偶然出会ってお互い惹かれ合う30代女性二人の恋と葛藤を描く百合作品。
恋愛の衝動から始まった出来事が人生の転機まで波及していくストーリーの流れ素晴らしい。


9/13『Travel journal』(海野つなみ)

編集者と書店員女性二人のショート旅行記を描いたエッセイ風漫画。
2001年から約20年間という長期にわたって描かれた作品でコロナ禍編も収録されている。


9/15『ダンジョン飯(11)』(九井諒子)

魔物を調理して食べながらダンジョン深部を目指す冒険者一行を描いたファンタジー。
物語も終盤に差し掛かかっており、どのように物語が幕を閉じるか非常に楽しみ。


9/15『昴とスーさん(5)』(高橋那津子)

突然身体が縮んでしまった青年とその恋人の女性との日々を描いた作品。
難しい状況ながらお互いの絆を確かめ合め主人公とパートナー女性の関係が尊い。


9/15『生き残った6人によると(1)』(山本和音)

ゾンビパニックで孤立したショッピングモールに立てこもる6人を描く物語。
『星明かりグラフィクス』の山本和音先生最新作。エッジの効いたキャラクタに期待したい。


9/15『ブランクスペース(2)』(熊倉献)

ちょっと抜けている少女と物体を透明な状態で創り出せるエスパー少女を主人公とした物語。
日常物と思わせといて、漂い始めた不穏な空気から急転直下のストーリー構成が強烈。


9/17『戦隊大失格(3)』(春場ねぎ)

戦隊ヒーローと悪の怪人軍団との因縁の戦いとその裏側を描く物語。
様々な立場の人々が持つアンチヒーローの思惑が交錯するストーリーはトリッキー。


9/17『ジョジョリオン(27)(完)』(荒木飛呂彦)

等価交換効果のある木の実を巡る争いが繰り広げられるミステリ色強めなジョジョ第8部。
シリーズ最長、連載期間10年に及ぶ物語の完結。どのように物語がまとめられるか。


9/17『ゴールデンカムイ(27)』(野田サトル)

北海道に隠された金塊を求めて旧日本軍やアイヌ、新選組の残党などが争う物語。
連載は最終章に突入したと公式にアナウンスがあったがまだまだ先は読めない展開が続く。


9/17『少年のアビス(6)』(峰浪りょう)

閉塞的な田舎町に囚われる少年と彼を慕う周りの女性達との関係を描く物語。
主人公を引き入れようとする女達の争いが本格化してきてカオスが加速する。


9/17『スナックバス江(9)』(フォビドゥン澁川)

老婆とチーママが切り盛りする場末のスナックを舞台にしたギャグ漫画。
仲間内でのゲスな会話を漫画に落とし込んだような作品。ボケとツッコミの切れ味鋭い。


9/17『黄泉比良坂レジデンス(2)』(川西ノブヒロ)

冥土を舞台に鬼達の住むタワーマンションで働く人間のメイド3人組を描く物語。
無情なはずの地獄のエピソードをほっこり温まるストーリーに変換する発想力面白い。


9/17『保安官エヴァンスの嘘(17)』(栗山ミヅキ)

モテたいくせにスカしてチャンスを逃す保安官を主人公にした西部劇コメディ。
ストーリーが動きそうな気配はあるのでマンネリ打破に期待したい。


9/17『鬼ゴロシ(4)』(河部真道)

謎の暴漢集団に家族を殺され自身も頭部を損傷した男の復讐劇を描く物語。
復讐鬼と謎の犯罪者集団との争いに巨大財閥の利権争いも加わり混沌とした様相。


9/22『焼いてるふたり(4)』(ハナツカシオリ)

交際0日で結婚したBBQ好きの男性とその妻であるクールビューティな女性を描く物語。
実質付き合いたてカップルである二人の初々しいやり取りが可愛らしい。


9/22『紛争でしたら八田まで(7)』(田素弘)

世界中の紛争地に赴き問題を解決する地政学コンサルタントの女性を描いた作品。
最新の世界各国における政治経済トレンドを踏まえたストーリーはためになる。


9/22『人の息子(3)』(あのあやの)

漫画家の独身男性が彼を慕う施設住まいの少年を里親として引き取ろうとする物語。
現代の日本における里親というユニークな制度について丁寧に描かれており興味深い内容。


9/22『ブルーピリオド(11)』(山口つばさ)

高校2年時に絵を描く楽しさに目覚めた少年が芸術に打ち込む物語。
前巻の世田介エピソードが八虎のスランプ脱出のきっかけとなってほしい。


9/22『ワンダンス(6)』(珈琲)

吃音症の少年と言語以外での表現力が豊かな少女を主人公にした高校ダンス部物。
ダンスの優劣をオンリーワンな画面と演出で読者に伝えようとする姿勢は良い。


9/22『あなたはブンちゃんの恋(3)』(宮崎夏次系)

叶わない片想いを続ける女性が相手への想いを断ち切ろうと奇行に走るラブストーリー。
複雑な三角関係設定に加えて突拍子もない行動も物語をかき乱してきてカオスな雰囲気。


9/24 『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season6』(服部昇太)

邦画好きな女子高生が賛否両論ある邦画を紹介する映画コメディ。
オタク趣味を語る楽しさを漫画の中で描いてくれており理想的なオタク語りの雰囲気。


9/25『けものみち(9)』(まったくモー助/夢唄/暁なつめ)

ケモナーのプロレスラーが異世界にて魔物の少女達とペットショップを経営するコメディ。
主人公の人外への執着心が輪をかけてひどくなっておりクレイジー過ぎて笑える。


9/25『渡り鳥とカタツムリ(3)』(高津マコト)

車中泊しながら旅する絵本作家の女性と彼女に同行する男性とのドタバタ道中を描いた作品。
ユニークなコマ割りや構図、小物など、作者の画面への拘りが伝わってくる。


9/29『三月のライオン(16)』(羽海野チカ)

棋士として生きる少年とその周囲の人々を描く将棋ヒューマンドラマ。
シビアな世界を戦う少年と周囲のサポートの温かさが本作らしいストーリーライン。


9/30『チ。―地球の運動について―(5)』(魚豊)

15世紀のヨーロッパを舞台に、地動説を支持する異端の人々を描く物語。
大衆を支配する古い価値観を覆すために人々が奔走するストーリーはシンプルな腕力がある。


9/30『血の轍(12)』(押見修造)

息子に対して異常な愛情を向ける母親と彼女に縛られる息子を描いたサイコサスペンス。
思い切った画面の使い方や現実と虚構が入り交じる内面表現は面白い。