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一気に冬の気候になりましたね皆さん、漫画を読みましょう。

11/4『SPY×FAMILY(8)』(遠藤達哉)

スパイの父と殺し屋の母と超能力者の娘、正体を隠す3人を描く擬似家族コメディ。
役割がわかりやすいキャラクタ達と整理された画面のおかげでストレスなく読める。


11/4『逃げ上手の若君(3)』(松井優征)

生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。
強烈に誇張されたキャラクタや画面演出で歴史物が描かれていることはユニーク。


11/4『Dr.STONE(23)』(稲垣理一郎/Boichi)

全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で復興しようとする人々を描いた物語。
前巻の大きなターニングポイントからどのように物語が進んでいくか楽しみ。


11/4『藤本タツキ短編集「22-26」』(藤本タツキ)

藤本タツキ単行本3か月連続刊行の最後を飾る短編集2冊目。
『藤本タツキ短編集 17-21』ではあとがき等で創作秘話的な話があったため今回も楽しみ。


11/4『高校生家族(4)』(仲間りょう)

両親と妹、ペットの猫と一緒に高校生活を過ごす少年の受難な日々を描いたギャグ漫画。
バカバカしい設定のコメディへの組み込み方が上手くシンプルながら力強いネタ作り。


11/4『神食の料理人(1)』(鈴木小波)

通常の食材に神が宿り化け物となった「神食」を倒して調理する料理人志望の少年を描く物語。
鈴木小波先生最新作。柔らかい描線にダイナミックでオリジナリティ溢れる構図が魅力。


11/5『おとなりに銀河(3)』(雨隠ギド)

漫画家の男とミステリアスなアシスタント女性との不思議な関係を描く契約ラブコメディ。
初心で真面目な男女による手探りお付き合いの甘々具合が凄まじい。


11/5『ザ・ファブル The second contact(1)』(南勝久)

一般人として身を潜める「殺しの天才」の男を描いた作品の続編。
前作のキャラクタがそのまま登場するのが嬉しい。佐藤やヨウコの活躍楽しみ。


11/5『海辺のキュー(4)(完)』(背川昇)

先輩からのイジメに悩む女子中学生と彼女の前に現れた謎の生物との奇妙な交流を描く物語。
危ういバランスで成り立っていた日常が崩壊した前巻からどのように物語が幕を閉じるか。


11/7『ベルリンうわの空 ランゲシュランゲ』(香山哲)

ベルリン在住の作者が現地での人々との交流など中心に感じたことを描くエッセイマンガ。
各人が助け合う社会の姿を肯定する作者のメッセージが強い。


11/8『ジーンブライド(1)』(高野ひと深)

端麗な容姿がコンプレックスの女性と彼女の運命の相手だと言い張る男性を描く物語。
『私の少年』の高野ひと深先生最新作。ルッキズムへの反抗と近未来SF的な設定が面白そう。


11/8『ゴールデンラズベリー(2)』(持田あき)

仕事が続かない男性が恋愛が続かない女性をプロデュースして芸能界入りを目指す物語。
主人公二人の極端なキャラ設定が面白く、共通の目的に向かって奮闘する物語の構図も良い。


11/9『淫獄団地(2)』(丈山雄為/搾精研究所)

重度のショタコン露出狂など人妻の変質者が出没する団地を舞台にした官能物語。
ぶっ飛んだキャラクタと性癖を好き放題暴れまわらせるスタイルは強烈なインパクトがある。


11/9『ぬくとう君は主夫の人』(磯谷友紀)

家事が好きで主夫として働くが周囲に対して少し負い目を感じている男性が主人公の物語。
磯谷友紀先生新作。日常の中における気持ちの機微に関する描写が丁寧。


11/10『矢野くんの普通の日々(1)』(田村結衣)

毎日怪我だらけで登校してくる男子高校生と彼が気になる委員長女子を描くラブコメディ。
主人公が傷ついた姿を耽美に感じさせるセクシーな絵柄が魅力的。


11/11『私のジャンルに「神」がいます(2)』(真田つづる)

天才と周りから称される同人二次創作描きを中心に、その周りの人々を描く物語。
オタク界隈のSNSにおける人間関係など、創作をしない人に対しても共感性が高い。


11/12『うるわしの宵の月(3)』(やまもり三香)

男性に間違えられる容姿端麗な女子と奔放な男子、二人の「王子」の関係を描く少女漫画。
ボーイッシュ女子がヒーロー側からのアプローチで恋心に目覚めていくストーリー構成良い。


11/12『大ダーク(4)』(林田球)

とある理由から命を狙われる男を描く宇宙が舞台のファンタジー。
シリアスシーンでの緊張感のなさや死生観の軽さなど林田球作品らしい雰囲気。


11/12『星のさいごメシ(3)(完)』(おおひなたごう)

ライターの女性が死ぬ前に食べたいさいごメシについて人々にインタビューするコメディ。
登場する実在の名店の料理はどれも美味しそう。本筋ストーリーはどう畳まれるか。


11/12『午後9時15分の演劇論(3)(完)』(横山旬)

美術大学の夜間学部に通う曲者揃いの人々による学生演劇を描く物語。
観客の雰囲気に役者や舞台が飲まれたり、描かれる演劇家の苦悩と空回りが非常に滑稽。


11/12『リリィ・トライアングル(3)(完)』(ツナミノユウ)

高校生徒会を舞台にクレイジーなテンションで繰り広げられる三角関係百合4コマコメディ。
崇拝に近い恋愛感情が強烈。キャラクタ達の言動や行動もぶっ飛んでいて楽しい。


11/16『しあわせは食べて寝て待て(2)』(水凪トリ)

持病持ちで人生に閉塞感を感じている女性が薬膳を通して健康と自信を取り戻す物語。
温かみのある絵柄と柔らかいキャラクタ、優しい題材が組み合わさって素敵な雰囲気。


11/16『おぼこい魔女はまじわりたい!(2)』(仲邑エンジツ)

一人前になるために性交が必要な魔女見習い少女と彼女に迫られる少年を描くラブコメディ。
世間知らずな少女を少年が導いていくうちに恋愛感情が芽生えていくストーリーが良い。


11/18『ごくちゅう!(1)』(こんぱる&ふじしまぺポ/草下シンヤ/雨宮)

お野菜所持で捕まった女性と同部屋の3人との塀の中生活を描く獄中コメディ。
可愛い女の子にぶっ飛んだ題材をやらせるジャンルにはまだまだ未開の地が広がっている。


11/18『葬送のフリーレン(6)』(山田鐘人/アベツカサ)

魔王を倒した勇者パーティの一人であるエルフが魔王なき世界のその後を辿るファンタジー。
抑揚の少ない静かなやり取りなど、展開が動いても本作らしいユニークな雰囲気は維持。


11/18『よふかしのうた(9)』(コトヤマ)

不眠症の少年と吸血鬼の少女との夜の街を舞台にした不思議な交流を描く物語。
ターニングポイントとなった過去の出来事が描写され吸血鬼少女のキャラ掘り下げが進む。


11/18『放課後ていぼう日誌(8)』(小坂泰之)

「ていぼう部」に入部した手芸好きな少女と個性的な部員たちを描く女子高生釣り物。
道具選びの丁寧さなど準備も含めた釣りの楽しさを描こうとする誠実さに好感が持てる。


11/19『【推しの子】(6)』(赤坂アカ/横槍メンゴ)

人気アイドルの隠し子である双子の兄妹がそれぞれの方法で母の足跡をたどる芸能界物語。
メディアミックスに対する漫画家心理の話は業界の舞台裏を描く本作らしい展開で良い。


11/19『九龍ジェネリックロマンス(6)』(眉月じゅん)

九龍城砦を舞台に、不動産会社に勤める女性と同僚男性とのミステリアスな恋を描く物語。
九龍城という舞台と各キャラクタに関して過去と現在を対比する描写が印象的。


11/19『マリッジグレー(1)』(轍平)

若くて美しい妻を疑う男性と彼に対しての好意を素直に表せない妻を描くラブコメディ。
轍平先生らしいヒロインがキュート。なんやかんやでラブラブな二人の関係が微笑ましい。


11/22『ダーウィン事変(3)』(うめざわしゅん)

人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」の少年が主人公の物語。
過激派ヴィーガンとヒューマンジーというトリッキーな二つの題材の組み合わせが強烈。


11/22『スキップとローファー(6)』(高松美咲)

自信家だけどちょっと抜けてる少女とクラスメイト達との交流を描いた作品。
キャラクタの心理的機微や人間関係の構築などの描写が非常に丁寧で共感性が高い。


11/22『ゴールデンゴールド(9)』(堀尾省太)

金を引き寄せ徐々に人々を狂わせる「福の神」を中心にしたサスペンスホラー。
万能ではないフクノカミ達の能力と人間側の行動、思惑の絡ませ具合が絶妙。


11/22『刷ったもんだ!(5)』(染谷みのる)

新人デザイナーとして働く元ヤン女性を中心に繰り広げられる印刷会社コメディ。
ディープな印刷会社の業務に関するネタが多くて興味深い。バリエーションも豊か。


11/22『スインギンドラゴンタイガーブギ(6)(完)』(灰田高鴻)

戦後の日本を舞台に姉の想い人を探す少女と彼女が参加するジャズバンドを描く物語。
エネルギッシュなキャラクタ達の物語がどのように幕を閉じるか楽しみ。


11/22『ヒラエスは旅路の果て(2)』(鎌谷悠希)

自殺願望のあるポジティブ少女と神さまを名乗る男、不死の男との黄泉への旅を描いた物語。
キャラクタの繊細な心理と美しい画面表現がリンクして強く心を揺さぶられる。


11/22『ひらばのひと(2)』(久世番子)

落語と違い歴史を脚色した物語を読む講談を生業とする講釈師の青年を主人公にした作品。
珍しい題材についてその特徴や文化などの紹介が自然な形でお話の中に組み込まれている。


11/29『本田鹿の子の本棚 魁題十五撰相篇』(佐藤将)

クレイジーな読書趣味の娘の本棚を盗み見る父親とぶっ飛んだ設定の作中作を描くコメディ。
シリーズ5作目となるが作中作のアイディアは枯渇知らず毎回感心させられる。


11/29『水洗戦記タケル(1)』(佐藤将)

うんち大好き小学生がぼっとん便所の先の異世界で排泄物と洗剤の戦いに巻き込まれる物語。
『本田鹿の子の本棚』シリーズ佐藤将先生新作。これで連載すんのか目を疑う設定。


11/30『血の轍(12)』(押見修造)

息子に対して異常な愛情を向ける母親と彼女に縛られる息子を描いたサイコサスペンス。
思い切った画面の使い方や現実と虚構が入り交じる内面表現は面白い。


11/30『スノウボールアース(2)』(辻次夕日郎)

コミュ障な少年が唯一心を通わせるロボットに乗り込み宇宙から攻めてきた怪獣と戦う物語。
粗削りな部分もあるが少年とロボットのバディをしっかり描こうという意欲は感じ取れる。


11/30『火鳥作品集』(火鳥)

アナルアスリート「後崎さん」シリーズでおなじみ(?)の火鳥先生作品集。
成年漫画誌の中での非エロギャグ漫画枠を長期間勝ち取っているところに地力の強さを感じる。


11/30『性懲りショートステイ』(位置原光Z)

性に対する認識が明後日の方向にずれた女子達の掛け合いを描いた下ネタギャグオムニバス。
位置原光Z先生2年8か月ぶりの新刊。倫理観バグった掛け合いの雰囲気を楽しみたい。