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  2021年10月に読んだ新人漫画家作品をまとめます。

※この記事中で扱う新人漫画家の定義は、「2021年1月1日~2021年12月31日の間に初商業コミックが発売になった漫画家」としています。また、二人以上で描いている場合は、どちらか一方が上記のレギュレーションに合致すればOKとしています。

 10月読んだ新人漫画家作品は9人分。そこそこ読めました。

 以下には、読んだ作品の表紙と感想を羅列していきます。個人的なオススメ順に並べていますので参考にして頂ければ幸いです。


『スイカ(1)』(森とんかつ)

オカルト的存在の少女と彼女に気に入られた不運な高校教師コンビを描くホラーギャグ。
レトロな印象の絵柄に独特過ぎる漫画表現、脈絡のないストーリーが大変ユニーク。


『死亡フラグに気をつけろ!(1)』(茶んた)

殺人鬼のいる洋館での一人行動、など死亡フラグをネタとして扱ったメタコメディ。
自身の置かれた状況を映画になぞらえ分析するアイディアとアホらしいストーリーが楽しい。


『イジめてごっこ。(1)』(南文夏)

重度の被虐願望がある女性と特にSっ気のない男性のカップルがSM関係を始める物語。
Sを演じる男性とハードなMの要求をする女性との噛み合わなさが滑稽かつ悲劇的。


『オカルト研は存在しない!!(1)』(河原井優貴)

オカルトの復権を願う少女と彼女に病的な好意をよせるもう一人の少女が中心のコメディ。
読者がドン引きする一歩手前くらいの際どいネタ選びがユニーク。


『ミムムとシララ~ドラゴンのちんちんを見に行こう~(1)』(端/佐藤夕子)

魔法学校の優等生少女二人が変身魔法の課題などのために様々な生物の性器を見に行く物語。
ファンタジー生物の生態に関する解釈を生殖器を起点に広げていくスタイルがユニーク。


『進め!オカルト研究部(1)』(おかだきりん)

全国大会優勝を目指すオカルト研究部の日々の活動を描いた作品。
各部員がしっかりしたテーマを持ってオカルト研究に取り組んでいるあたりユニーク。


『やきゅうみようよ!(1)』(辻島もと)

12球団それぞれの応援部がある高校に転入してきた少女達を襲う勧誘合戦を描いたコメディ。
色々調整が大変そうな設定に対して、各球団紹介パートは当たり障りなくやっている。


『Dr.こよりの美味カルテ(1)』(按図よしひろ)

食べることが好きな消化器内科医の業務間の食事風景を描いた作品。
忙しい医師の勤務体系と食事の様子、話間に挟まる補足の内容が興味深い。


『水姫先輩の恋占い(1)』(シロサワ)

さえない男子高校生とミステリアスな占い好き女子との関係を描いたラブコメディ。
真意は読めないが距離感近めなアプローチで男子に迫るヒロインが可愛い。