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 タイトルの通り、2017年に読んだ漫画を振り返ってみます。

 毎年やっている5年前に読んだ漫画を振り返る企画です。過去の記事は下記リンク参照。

2018年の記事(2014年を振り返る)
2019年の記事(2015年を振り返る)
2020年の記事(2016年を振り返る)

 私は2011年ごろからブクログにて読んだ漫画の読書記録をつけており、それによると2016年に読んだ冊数は773冊。どんどん読む冊数が増えていた時期。

 以下には、私の2017年に読んだ漫画の中から印象に残っているものをピックアップして紹介していきます。読書記録を見返すと色々当時の記憶が蘇って楽しいので皆さんもやってみると良いですよ。



完結の6巻が発売されたのが2016年なので2017年の作品ではないけど、
年末一発目に本作を1巻から6巻までまとめ読みしてあまりの面白さに感動した記憶がある。



連載は2016年開始だけど単行本1巻発売が2017年1月。
当時は板垣恵介先生との親子関係が確定しておらず色々噂が飛び交っていた。



こちらも連載は2016年開始だけど単行本1巻発売が2017年1月。
2017年の頭からすごい若い才能の単行本が次々出ていた。



ヘンな女の子に振り回されたいというニッチな願望を具現化した作品集。
アフタヌーンらしいサブカルとエンタメのバランスが好きだった。



中高生の頃から好きだった作品の完結巻。
各キャラクタのエピソードが消化されていく素晴らしい最終巻で万感の思いだった。



家族や周囲の人々との関係性が非常に好きだった作品。
ここから作画を変えてリニューアル連載されるとは思わなかった。



パワフルな新人作家さんが出てきたなという印象だった。
その後の作品も『KILLER APE』、『鬼ゴロシ』と強烈なものばかりコメディオッドマン11 (メガストアコミックス)

道満晴明先生らしいシニカルな下ネタコメディ。
2巻はいつになるかと思っていたが2020年末に無事完結。



鬼頭先生の巨編ファンタジーということで期待していたがこれ以降続刊なし。
持病もあるのでのびのび描いて頂きたい。昨年あたりから精力的に動かれている印象だし。



『日常』のあらゐけいいち先生がまさかのモーニングにということで話題に。
4年間連載が続いて2021年に無事完結。そしてまさかの『日常』が連載再開。



9巻が出たあたりのタイミングで1巻から一気読みした。
ドタバタ感や甘酸っぱさが非情に肌に合うラブコメディだった。



3巻終盤のライブ表現が強烈に印象に残っている。
脇田茜先生は2021年に『妖精のおきゃくさま』で久々の新作が拝めて良かった。



初めて長尾謙一郎作品を読んだのが本作。
そんなシュールギャグ漫画家が今まっとうな空手漫画を描いているとは…



パンデミックによる都市封鎖を描いた作品。
今思い返すと時代を先取りした内容だった。



またもやアフタヌーンにすごい作家が出てきたと思わされた作品。
しかし連載当初はドラマ化までされて5年以上連載が続くとは思っていなかったなぁ。



『青野くんに触りたいから死にたい』と同時期に出た作品集。
表題作に込められた異常な熱量が強く印象に残っている。



何故だかこのタイミングで出た『なるたる』の新装版。
オリジナルの1巻と同じ構図の表紙で絵柄の変化が興味深かった。



このタイミングで1巻から一気読みした作品。
それ以降、新刊が出るたびに癒しを届けてくれてありがたい。



読者も主人公も振り回されるジェットコースターなようなストーリーが加速したあたり。
トガタの離脱らへんからのカオスっぷりすさまじい。



軽快な会話劇やコメディ感が大好きで一気に稲井先生のファンになった。
その後もスローペースながら作品発表し続けてくれており嬉しい。



本作と『黒き淀みのヘドロさん』の模造クリスタル先生が商業で2作品出した珍しい年。
『スペクトラルウィザード』シリーズは続刊が待たれる…ホントに…



『金の国 水の国』からアイディア広げてすごい大風呂敷だと当時から感じていた。
5年経ってもまだまだ作品の中盤にも至ってなさそうな雰囲気。



阿部共実先生の新境地としてセンセーショナルだった作品。
画面も物語も美しい作品世界は今なおオンリーワンの魅力がある。



ジャンプ本誌で科学を題材にした作品というトリッキーさにびっくりした思い出。
5年後にまさかここまでスケールの大きな作品になっているとは思いもしなかった。



また押見先生らしい題材の作品が始まったなぁと当時は思っていた。
5年続くとは思っていなかったが現在非常に盛り上がっている。



『オンノジ』『ヨルとネル』に続くシリアス施川ユウキシリーズ。
上下巻で「死」とは何か、作者の思うところを描いたスケールの大きな作品だった。



これ以上ないシュールさで異彩を放っていた作品だが残念ながらこの巻で完結。
2020年に公式アカウントが出来て続く気配はあったがその後音沙汰なし。



第1話から第3話のストーリー構成の上手さに感銘を受けた思い出。
その後も安定感のある上質な物語を提供し続けてくれている。



シュールギャグかつ巨大数という難解に難解を掛け合わせたような作品。
これも続刊が出ない…気が向いたら描いて欲しいなぁ。



アフタヌーンに第1話が掲載された時点から漫画好きの間では話題だった記憶がある。
単巻完結で非常に綺麗にまとまっている。



骨太なストーリーと作画の熱量でインパクトが強かった。
続刊もずっと面白くて安定感抜群。



クレイジーな作中作が度々ツイッターのトレンドに上がる作品。
この作品スタイルで5年もよくネタ切れにならないなぁと感心させられる。



異国文化や海外生活紹介の作品として非常にクオリティが高い。
軽やかな読み味で読みやすいので今でも度々人に薦めている。



どのヒロインとくっつくかドキドキしながら読んでいた作品の完結巻。
まさか5年後にドラマ化するとは…



今や言わずと知れたアフタヌーンの看板作品。
勿論、第1巻発売時から漫画好きの間では話題になっていた記憶はある。



これまでのヤマシタトモコ作品らしさもありつつさらに洗練された印象。
これも思ったよりも長く続いているなぁ。ずっと面白くはある。