スクリーンショット (62)

 大変な世の中になってきましたね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。 

3/4『Dr.STONE(25)』(稲垣理一郎/Boichi)

全人類が石化した3000年後の世界を科学の力で復興しようとする人々を描いた物語。
世界中に蒔いてきた科学の種が一気に結ばれていく展開はスケールが大きくて気持ちいい。


3/4『破壊神マグちゃん(8)』(上木敬)

弱体化した破壊神と能天気な女子中学生とのやり取りを描いたコメディ。
増えてきたキャラクタをバランスよく登場させつつ各話の中できっちり活かしている。


3/4『僕とロボコ(7)』(宮崎周平)

平凡な少年の家にやってきたちょっと変なメイドロボが巻き起こす騒動を描いたギャグ漫画。
マニアックなパロディや掲載作品イジリなどジャンプネタの濃度が濃い。


3/4『ダンダダン(4)』(龍幸伸)

宇宙人を信じない少女と幽霊を信じない少年が怪異と戦うオカルトホラー作品。
緻密な描線で描かれる戦闘シーンはダイナミックで躍動感溢れている。


3/4『タコピーの原罪 上』(タイザン5)

不幸な少女と彼女を幸せにするために奮闘する宇宙人との交流を描いた作品。
最新話が更新される度にショッキングな内容が話題になる注目作。下巻は4月4日発売予定。


3/4『桃太郎殺し太郎(1)』(成瀬乙彦)

鬼の軍勢に対して人間軍の指揮をとる桃太郎達との戦いを描いた物語。
荒々しくて力強い絵柄とバイオレンスなストーリーがマッチしている。


3/4『魔法少女全員おじさん(2)』(諏訪符馬)

おじさんから魔法少女としてスカウトされたおじさんと暗黒魔王おじさんとの戦いを描く物語。
シビアで闇の深い魔法少女設定を帳消しにする登場人物全員おじさんの破壊力がすさまじい。


3/4『ギャルと恐竜(7)(完)』(トミムラコタ/森もり子)

サバサバした性格のギャルとゆるキャラのような恐竜の同居生活を描いたコメディ。
恐竜の存在をナチュラルに受け入れてたり人々のおおらかなな空気感が心地よい。


3/4『光が死んだ夏(1)』(モクモクれん)

姿形そのままに何者かと入れ替わった友人と今まで通りの生活を続ける少年を描く物語。
夏っぽい爽やかな画面と得体の知れない不気味な友人の雰囲気とのギャップがユニーク。


3/8『こっち向いてよ向井くん(3)』(ねむようこ)

25歳で恋人にフラれてから10年間恋愛していない会社員男性の新しい恋への奮起を描く物語。
30代中盤恋愛観こじらせ男性の理想を捨てきれない思考などにリアリティがある。


3/8『イーハトーヴのふたりの先生(2)(完)』(山口八三)

動物と痛覚を共有する獣医と臨時でやってきたもう一人の冷酷な獣医を描く物語。
タイプの違う二人の噛み合わないやり取りがシリアスながらちょっと滑稽で面白い。


3/8『吸血鬼すぐ死ぬ(20)』(盆ノ木至)

クソ雑魚吸血鬼と吸血鬼ハンターの男のコンビを中心に繰り広げられるドタバタコメディ。
密度の濃い掛け合いやドタバタ感溢れるコメディシーンが魅力。


3/9『ベアゲルター(6)』(沙村広明)

地方の孤島にてヤクザや裏社会の組織達がある商品を巡って争うアクション物。
ヘンテコ武器とマニアック格闘技を駆使してヤクザと美女が殺し合う沙村先生の趣味全開作品。


3/9『エルフ甲子園(2)』(若槻ヒカル)

異世界から現代日本に迷い込んだエルフの姫が甲子園常連高校の野球部に入るコメディ。
設定のアホさと勢いで乗り切るお話作りがジャンクな味わいで楽しい。


3/9『極主夫道(9)』(おおのこうすけ)

元ヤクザの強面過ぎる主夫と肝っ玉の据わった妻を中心に繰り広げられるコメディ。
絵力とシチュエーションの腕力で強引に笑わせにくるスタイルは安定感がある。


3/10『日本三國(1)』(松木いっか)

崩壊した日本が分割されて出来た三つの国を統一しようと奔走する青年が主人公の物語。
強烈な舞台設定とそれに負けないパワフルなキャラクタが魅力的。


3/10『光の箱(2)』(衿沢世衣子)

生と死の間に位置するコンビニを舞台にそこにやってくる人々を描くオムニバスストーリー。
独特のリズムを持ったコマ割りや抑揚を抑えた画面、少し不思議な雰囲気などが心地よい。


3/10『愛しの彼女は隠れオタク(1)』(タアモ)

美人なBL漫画家女性と彼女の仕事について何も知らない彼氏とのやり取りを描く物語。
タアモ先生の過去作『アシさん』内のキャラクタが主人公のスピンオフ作品。


3/11『つむぐと恋になるふたり(1)』(タアモ)

融通が利かないぼっち少女と彼女と同居することになった漫画家の少年との関係を描く物語。
『たいようのいえ』のタアモ先生新作。王道少女漫画のキャラクタ設定はタアモ先生らしい。


3/11『ゆびさきと恋々(6)』(森下suu)

聴覚障がいを持つ女子大生と異文化交流を好む男性との関係を描いた作品。
手話などのろうの人達のコミュニケーション手段について尊重した描き方に好感が持てる。


3/11『今日のさんぽんた(4)』(田岡りき)

ややアホな女子とちょっと生意気な柴犬との散歩風景を描く一人と一匹コメディ。
一人で喋る少女とモノローグでツッコむ犬の掛け合いがテンポよくって心地よい。


3/11『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(21)』(谷川ニコ)

陰気で口の悪い女子高生とその周りのクラスメイト達を描いた青春コメディ。
作品としては終盤に差し掛かっており物語をどのように畳んでいくか楽しみ。


3/15『ホテル・メッツァペウラへようこそ(2)』(福田星良)

フィンランドのホテルで働くことになった訳あり日本人青年が主人公の物語。
雪深く寒さ厳しいフィンランドの自然とは対照的な温かい人々の交流が描かれている。


3/15『転がる姉弟(3)』(森つぶみ)

親の再婚により新しく家族となった姉と弟を中心に繰り広げられる日常物。
複雑な家庭事情を持つ子供達が彼らなりに楽しく日常を過ごす姿は非常にポジティブ。


3/17『葬送のフリーレン(7)』(山田鐘人/アベツカサ)

魔王を倒した勇者パーティの一人であるエルフが魔王なき世界のその後を辿るファンタジー。
物語が広がりそうな雰囲気だった前巻からどうストーリーが進んでいくか楽しみ。


3/17『BADDUCKS(2)』(武田登竜門)

改造人間の男性と少数種族の女性、赤ん坊という3人の逃避行を描く物語。
恋人でも家族でもないが運命共同体である主人公3人の関係性とその変化が非常に良い。


3/17『ど!エスパー(1)』(犬飼ビーノ/秋山アズマ)

11年の眠りから覚めてエスパーになった少女に振り回される幼馴染二人を描くコメディ。
何でもありの超能力とドタバタコメディの相性が良く賑やかな雰囲気。


3/18『踊るリスポーン(7)』(三ヶ嶋犬太朗)

死んでもすぐ蘇る少年と彼を病的に愛する少女とのスリリングな恋愛を描くラブコメディ。
倫理観がぶっ飛んだキャラクタや荒唐無稽なドタバタ展開など、非常にユニーク。


3/18『少年のアビス(8)』(峰浪りょう)

閉塞的な田舎町に囚われる少年と彼を慕う周りの女性達との関係を描く物語。
ショッキングな展開と醜悪なまでにこじれた人間関係が詰め込まれている。


3/18『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(25)』(赤坂アカ)

お互い好き合ってるけど自分からは言い出せなかった男女を中心とした生徒会ラブコメディ。
石上と伊井野ペアの関係の進展を描きつつお家騒動ストーリーも最終局面。


3/19『鬼ゴロシ(6)』(河部真道)

謎の暴漢集団に家族を殺され自身も頭部を損傷した男の復讐劇を描く物語。
エスカレートしていく暴力と残虐行為は悪趣味極まりないがそこが本作の味。


3/23『メダリスト(5)』(つるまいかだ)

気弱な少女と熱血男性コーチのコンビがメダリストを目指すフィギュアスケート物語。
コンプレックスを抱えていた少女が成長してそれを克服していくストーリー素晴らしい。


3/23『来世は他人がいい(6)』(小西明日翔)

負けん気の強い極道の娘とその婚約者の異常な青年との奇妙な関係を描いた恋愛物語。
歪な関係性や圧の強い脅し文句的なセリフなどに本作独特の極道世界観が感じ取れる。


3/23『天国大魔境(7)』(石黒正数)

天国を探して崩壊した日本を旅する少年少女と箱庭に隔離された子供達を並行して描く物語。
物語はスローペースに話は進んでいる。最終的に上手く畳んでくれると思うが如何に。


3/23『ビターエンドロール(2)』(佐倉旬)

社会福祉の立場から後遺症などに悩む患者達を支援する医療ソーシャルワーカーを描く物語。
日本に潜む社会問題が地に足着いた等身大のストーリーで描かれておりリアリティがある。


3/23『焼いてるふたり(6)』(ハナツカシオリ)

交際0日で結婚したBBQ好きの男性とその妻であるクールビューティな女性を描く物語。
お互いの特性を少しづつ理解していき着実に愛情を育んでいく姿が描かれている。


3/23『あなたはブンちゃんの恋(4)』(宮崎夏次系)

叶わない片想いを続ける女性が相手への想いを断ち切ろうと奇行に走る物語。
重いストーリーと荒唐無稽なテンションのアンバランスさが宮崎夏次系作品らしい。


3/23『刷ったもんだ!(6)』(染谷みのる)

新人デザイナーとして働く元ヤン女性を中心に繰り広げられる印刷会社コメディ。
人間ドラマはプロフェッショナルとして熱い内容でお仕事自体の紹介も興味深い。


3/23『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(3)』(ナガノ)

マスコット的な可愛い生き物達の日常を描いた作品。
ファンシー世界に介入してくる異物の違和感が強烈で非常にユニークなの読み味。


3/23『犬のかがやき日記』(犬のかがやき)

ツイッターでよく話題になるちょっとシュールな日常を描いたエッセイ風漫画。
世の中に対する独特の捉え方やそれを漫画に落とし込むアプローチが面白い。


3/25『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season7』(服部昇大)

邦画好きな女子高生が賛否両論ある邦画を紹介する映画コメディ。
取り上げる作品のヘンテコな部分をネタにしつつリスペクトする姿勢素晴らしい。


3/25『草野と希♨(2)(完)』(岩国ひろひと)

とある理由から二人で温泉地巡りレポをする女子高生と雑誌編集者の男を描く物語。
多数の要素が混在させながらストーリをまとめる構成力素晴らしい。


3/25『その着せ替え人形は恋をする(9)』(福田晋一)

人形職人を目指す少年と彼にコスプレ衣装作成を依頼するオタクギャルを描くラブコメディ。
ギャルでオタクな喜多川の特異なキャラクタが強烈。アニメも放映中。


5/29『勇気あるものより散れ(2)』(相田裕)

明治の東京を舞台に不死の少女と死に場所を求める武士がある目的のために共闘する物語。
少女の背負う残酷な使命と可憐なキャラ造形のアンバランスさが儚さを演出している。


3/30『チ。―地球の運動について―(7)』(魚豊)

15世紀のヨーロッパを舞台に地動説を支持する異端の人々を描く物語。
前巻から主役となった二人は極端かつ対照的な思想を持っており組み合わせが面白い。


3/30『JUMBO MAX(5)』(高橋ツトム)

若く美しい女性と結婚した冴えない男性を中心に違法ED薬を追う人々を描くサスペンス。
各キャラが異なった思惑を持って行動し刻一刻と情勢が変化するストーリーは緊張感がある。


3/30『オッドタクシー(4)』(此元和津也P.I.C.S./肋家竹一)

セイウチのタクシードライバーを主人公に謎の女子高生失踪事件が描かれる物語。
作品全体を通した大仕掛けの伏線がちらほらと見え始めて期待が高まる。


3/30『スノウボールアース(3)』(辻次夕日郎)

コミュ障な少年と彼が唯一心を通わせるロボットが地球を襲う怪獣と戦う物語。
作品世界の全容が徐々に見え始めた。ここからどうストーリーを展開させていくか。


3/30『位置原光Z作品集』(位置原光Z)

位置原光Z先生が快楽天で連載した短編を収録した作品集。
倫理観がバグったキャラクタ達の掛け合いが特徴的な作家さん。


3/31『おつれあい(1)』(安堂ミキオ)

何を考えているかよくわからない夫とのコミュニケーションに苦心する女性が主人公の作品。
無表情で思いついたことをどんどん行動に移していく夫のキャラクタがユニーク。