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寒暖差が激しいですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。

5/2『姫様拷問の時間です(9)』(ひらけい/春原ロビンソン)

ロールケーキや焼きカレーなど様々な拷問を受ける囚われの姫を描いたコメディ。
拷問という単語がもはや別の意味となった作品世界をメタでいじっていくスタイルが面白い。


5/2『ダンダダン(5)』(龍幸伸)

宇宙人を信じない少女と幽霊を信じない少年が怪異と戦うオカルトホラー作品。
掴みどころのなかったストーリーの大きな柱となる設定が見えて盛り上がってきた。


5/2『株式会社マジルミエ(2)』(青木裕/岩田雪花)

魔法少女の派遣するベンチャー企業に新卒入社した女性が主人公の物語。
怪異退治ビジネスだったり魔法道具が製品化されていたりと独特の魔法少女設定が面白い。


5/2『ハイパーインフレーション(4)』(住吉九)

贋金を出す能力を持つ少年の姉を助けるための奮闘を描く物語。
奇抜なキャラクタや外した演出、ダイナミックなストーリーなどトリッキーな魅力たっぷり。


5/6『ザ・ファブル The second contact(3)』(南勝久)

元「殺しの天才」の男とその周囲の裏社会の人々を描く物語。
主人公が周囲に迫りくる暴力の連鎖をどのように払いのけていくか楽しみ。


5/6『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦(4)』(あずま京太郎/中丸洋介)

天下人織田信長の号令で始まった日ノ本最強の武芸者を決める戦いを描く物語。
美麗で迫力のある作画と癖の強いキャラクタ達が強烈で純粋なバトル物として楽しい。


5/6『双生遊戯(4)』(岡田淳司)

巨大ヤクザ組織の跡取りを争う双子の兄弟の異常な関係を描く物語。
ヤクザ作品とは思えないヘンテコなキャラクタによる独自の世界観が構築されている。


5/6『おとなりに銀河(4)』(雨隠ギド)

漫画家男性とミステリアスなアシスタント女性との不思議な関係を描く契約ラブコメディ。
繊細な心理描写や恋愛だけでなく家族愛も描くところなど甘隠先生らしくて大好き。


5/6『SANDA(3)』(板垣巴留)

超少子高齢化が進む日本を舞台に中学生の少年少女が行方不明のクラスメイトを探す物語。
子供が過剰に保護および管理される歪んだ社会構造の描き方やアイディアがユニーク。


5/7『ゴゴゴゴーゴーゴースト(2)』(蛭塚都)

社内不倫で人生どん底の女性と彼女に取りついたオネエ幽霊が祟りで復讐を試みる物語。
擦れた雰囲気の絵柄で描かれるやさぐれたキャラクタ達が人間臭くて魅力的。


5/7『T子の一発旅行(1)』(穀子)

ワンナイトの関係を楽しむために日本へ旅行へ来た台湾人女性を描くエッセイ漫画。
いかつい題材。緩い絵柄と奔放な性生活のギャップが面白い。


5/9『今日から始める幼なじみ(3)』(帯屋ミドリ)

転校生の少女と同じクラスで家も隣になった少年が幼馴染の関係を始めるラブコメディ。
幼馴染を演じているうちに距離感が近くなっていく構成はラブコメとして新しい切り口。


5/9『クマ撃ちの女(8)』(安島薮太)

とある理由から熊をターゲットにする猟師の女性を主人公にした作品。
目を背けたくなるようなハードな部分まできっちり描く狩猟描写にはリアリティがある。


5/12『これ描いて死ね(1)』(とよ田みのる)

漫画を読むのが大好きな少女が漫画創作に目覚めていく物語。
誠実かつエネルギッシュな作風と漫画創作という題材がバッチリ噛み合っている。


5/12『くるくるくるま ミムラパン(2)』(関野葵)

移動式パン屋を営む男性と車屋勤めの女性コンビが街の困りごとを解決する物語。
描き込み激しい雑然とした背景と幻想的な漫画表現が合わさった画面の雰囲気が素敵。


5/12『断腸亭にちじょう(1)』(ガンプ)

ガンと診断されたひねくれものの漫画家による闘病生活を描くエッセイ漫画。
飾らない言葉や態度、絶望で沈む気持ち、周囲の理解と無理解などがリアル。


5/12『ダンピアのおいしい冒険(4)』(トマトスープ)

いわゆる海賊船に乗り込み太平洋を旅する好奇心旺盛な男を主人公にした物語。
デフォルメの効いた可愛らしい絵柄と骨太なストーリーのギャップが良い。


5/13『紙一重りんちゃん(2)』(長崎ライチ)

天才的な能力を持っているのに普段はおバカな小学生を主人公にしたギャグ4コマ。
斜め上の思考回路を持ったキャラクタ達によるシュールなやり取りは長崎ライチワールド。


5/13『生き残った6人によると(3)』(山本和音)

ゾンビパニックで孤立したショッピングモールに立てこもる人々の恋愛劇を描く物語。
ゾンビとのアクションシーンとスリリングな状況での恋愛模様がアンバランスで面白い。


5/17『虚構推理(17)』(片瀬茶柴/城平京)

怪異たちから知恵の神として慕われる義眼義足の少女を主人公にした怪奇ミステリ。
大きなターニングポイントとなった前巻からどのように物語が進んでいくか楽しみ。


5/18『ウマ娘 シンデレラグレイ(7)』(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames)

オグリキャップなど実在の競走馬を少女に置き換えたレース物語。
主人公がスターの階段を上っていくシンデレラストーリーは読んでいて爽快感がある。


5/18『アフターゴッド(2)』(江野朱美)

「神」により日本列島の半分が占拠された日本を舞台に神に復讐を誓う少女を描く物語。
グロテスクながら美しい画面と残忍かつ魅力的な世界観など江野先生らしさ満載。


5/19『隣のお姉さんが好き(1)』(藤近小梅)

中学二年生の男子と彼が好意を寄せるお隣さんの女子高生との交流を描く片想いラブコメ。
『好きな子がめがねを忘れた』の藤近小梅先生新作。また違ったテイストのようで楽しみ。


5/19『ごくちゅう!(2)』(こんぱる&ふじしまぺポ/草下シンヤ/雨宮)

お野菜所持で捕まった女性と同部屋の3人との塀の中生活を描く獄中コメディ。
可愛い女の子によるゆるふわ成分と獄中描写のリアリティがアンバランスで面白い。


5/23『ドキュンサーガ(4)』(いとまん)

倫理観の欠落した勇者と異形の魔族を従えた魔王との戦いを描くファンタジー。
グロテスクで倫理観は欠落しているが非常によく練り込まれた魅力的な世界観。


5/23『ブルーピリオド(12)』(山口つばさ)

高校2年時に絵を描く楽しさに目覚めた少年が芸術に打ち込む物語。
絵画教室編から再び舞台が美大に戻り八虎の置かれる環境がどのように変化していくか。


5/25『恋をふたさじ(2)』(オノヤマコズエ)

祖母のカフェを継いだ料理人女性とそこで働く女性恐怖症の男性との関係を描く物語。
主人公二人のお互いの強みと弱みを補い合う関係性の描き方が良い。


5/26『自転車屋さんの高橋くん(5)』(松虫あられ)

頼みごとを断れない会社員女性とヤンキーっぽい自転車屋の男性との恋愛を描いた物語。
完璧ではない二人がぶつかり合いながらも歩み寄ろうと努力する様子が丁寧に描かれている。


5/27『上野さんは不器用(9)(10)(完)』(tugeneko)

ヘンテコ超科学道具で意中の男子を誘惑するも空回りする女子を描くコメディ。
変わらない雰囲気で安心感のあった本作も最終巻。二人の関係にオチはつくのか。


5/27『おとなりの天涯(2)(完)』(きぃやん)

ブラック企業勤めで疲弊した女性が現世と異世界を行き来しながら活力を取り戻す物語。
異世界でも現世の問題は解決せず、あくまで主人公が自身の力で立ち直っていくのが良い。


5/27『厄いよ!アラクシュミ(1)』(ツナミノユウ)

善行を積むことでダイエットを試みる太った疫病神が主人公のコメディ。
ツナミノユウ先生最新作。独特の日常に対する着眼点やフェチズムは相変わらず。


5/30『往生際の意味を知れ!(5)』(米代恭)

7年前に振られた元カノに執着する男性と彼に奇妙な依頼をするその女性との関係を描く物語。
錯綜する各キャラクタの思惑や裏切りなどサスペンスらしい要素てんこ盛りで楽しい。


5/30『劇光仮面(1)』(山口貴由)

大学時代に特撮研究会に所属していた男性とその周囲の人々を描く物語。
山口貴由先生の最新作。ファンタジー要素なしの現代が舞台でどんな作品になるか楽しみ。