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 2022年5月読んだ漫画をまとめます。

 4月に読んだ漫画は63冊。月60冊ペースはキープ中。
 そして今年入っての積読は0冊!この調子でいきたい。

 読んだ中のオススメ作品をピックアップします。


『姫様"拷問"の時間です(9)』(ひらけい/春原ロビンソン)

行列のできるラーメン屋や焼き肉など様々な拷問を受ける囚われの姫を描いたコメディ。
「屈し芸」は今回も切れ味抜群で創意工夫に溢れている。キャラの仲良さげな雰囲気も良い。


『ダンダダン(5)』(龍幸伸)

宇宙人を信じない少女と幽霊を信じない少年が怪異と戦うオカルトホラー作品。
素っ頓狂なコメディやラブコメを挟みつつも、ホラー描写はしっかり不気味。


『ハイパーインフレーション(4)』(住吉九)

贋金を出す能力を持つ少年の姉を助けるための奮闘を描く物語。
テクノロジーに関する描写や知能戦における論理展開にハッタリ含めて説得力がある。


『おとなりに銀河(4)』(雨隠ギド)

漫画家男性とミステリアスなアシスタント女性との不思議な関係を描く契約ラブコメディ。
大人ピュア恋愛をメインに据えながら切り離せない家族や周囲の存在も丁寧に描いている。


『言葉の獣(1)』(鯨庭)

言葉が動物に見える共感覚を持った少女が詩が好きなもう一人の少女との交流を描く物語。
登場する架空の生物達は日常生活で使う言葉から連想されておりその発想が面白い。


『ダンピアのおいしい冒険(4)』(トマトスープ)

いわゆる海賊船に乗り込み太平洋を旅する好奇心旺盛な男を主人公にした物語。
17世紀の人々の中にある未知の世界の探求心を残酷な面も含めて美しく描いている。


『くるくるくるま ミムラパン(2)』(関野葵)

移動式パン屋を営む男性と車屋勤めの女性コンビが街の困りごとを解決する物語。
細かく描き込まれた街中の風景にそこで暮らす人々の営みが感じ取れる。


『紙一重りんちゃん(2)(完)』(長崎ライチ)

天才的な能力を持っているのに普段はおバカな小学生を主人公にしたギャグ4コマ。
常識のズレたキャラと一般的な感性のツッコミ役とのズレた掛け合いがシュールで面白い。


『空っぽの少女と虹のかけら(1)』(紀ノ目)

感情のない無欲な少女が迷い込んだ異世界で謎の青年と旅をするファンタジー作品。
可愛らしい絵柄とおとぎ話のような設定ながらストーリーは重めでギャップがユニーク。


『断腸亭にちじょう(1)』(ガンプ)

ガンと診断されたひねくれ者の漫画家の闘病生活を描くエッセイ漫画。
病状や治療、家族や周囲の人々の様子が飾らない語り口で描かれている。


『これ描いて死ね(1)』(とよ田みのる)

漫画を読むのが好きな少女が憧れの作家との出会いをきっかけに漫画創作に目覚める物語。
とよ田先生の漫画への真摯な姿勢が本作の題材とかっちり噛み合っている。


『でーじミーツガール』(丸紅茜)

沖縄を舞台に不思議な出来事に巻き込まれる地元の少女と謎の青年を描いた作品。
ちょっと駆け足ながら、二人の出会いからラストまで、単巻で綺麗にまとまっている。


『異世界ありがとう(1)』(荒井小豆/ジアナズ)

異世界転生した30代男性二人がRPG風のファンタジー世界を旅する物語。
異世界のルールを解き明かしながら置かれた状況を楽しむ主人公二人のスタンスが面白い。


『音盤紀行(1)』(毛塚了一郎)

祖父の遺品のレコードの謎を追う女性二人の話などレコードをテーマにした短編集。
音楽を通じて人々の交流が広がっていく各話のストーリーの作り方が素敵。


『隣のお姉さんが好き(1)』(藤近小梅)

中学二年生の男子と彼が好意を寄せる女子高生との交流を描く片想いラブコメ。
片想いの描き方として丁寧かつ残酷。純粋無垢な少年の盲目な初恋についての解像度が高い。


『ブルーピリオド(12)』(山口つばさ)

高校2年時に絵を描く楽しさに目覚めた少年が芸術に打ち込む物語。
抑圧されていた主人公が周囲の人々に影響されてストレスから解放される展開は心地よい。


『自転車屋さんの高橋くん(5)』(松虫あられ)

頼みごとを断れない会社員女性とヤンキーっぽい自転車屋の男性との恋愛を描いた物語。
複雑な家庭事情をハードに描きつつ二人がそれを乗り越えながら絆を深めていく構成良い。


『ブスなんて言わないで(1)』(とあるアラ子)

自身の容姿に自信のない女性と美容研究家の女性がルッキズムについて考える作品。
様々な観点のルッキズムを取り上げており様々な立場の人に対してフェアな印象。


『ヴィンランド・サガ(26)』(幸村誠)

戦いのない楽園を目指す元ヴァイキングの男を描いた物語。
本作全体を通しても重要であろうラストの展開には涙腺が緩んだ。


『上野さんは不器用(9)(10)(完)』(tugeneko)

ヘンテコ超科学道具で意中の男子を誘惑するも空回りする女子を描くコメディ。
個性豊かな可愛らしいキャラクタなどオンリーワンの魅力溢れる作品だった。


ここまでが2022年5月発売の作品。以下はそれ以外。


『ザ・シンデレラボーイズ』(安彦晴)

男装女子を演じる男子と陰キャ男子達のちぐはぐなラブコメを描くコメディ。
陰キャ男子達の的外れなアプローチや主人公の暴走する姿が滑稽で楽しい。


『西洋骨董洋菓子店(1)~(4)(完)』(よしながふみ)

ゲイのパティシエと彼をこっぴどく振った男性が経営する洋菓子店を舞台にした物語。
個性豊かなキャラクタ達やコミカルな掛け合い、全体のストーリーなど魅力的な作品。


『電波青年(1)~(5)(完)』(安田佳澄)

罪を犯した芸人とそのファンの女性のネットラジオ配信しながらの逃亡劇を描いた作品。
独特の描線や人間味溢れるキャラクタ、陰鬱な舞台の雰囲気などは本作から魅力的。


『イジめてごっこ。(2)』(南文夏)

重度の被虐願望がある女性と特にSっ気のない男性のカップルがSM関係を始める物語。
恋人とのSM関係に真面目に悩む男性側の対応が誠実ながらちょっと滑稽で可愛い。


『ガールクラッシュ(1)~(3)』(タヤマ碧)

完璧で隙のないかっこいい人を目指す少女がK-POPアイドルオーディションに挑む物語。
告白をトリガーに主人公が自分の生き方に対するモチベーションを見つめ直す展開が強い。