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 2022年6月読んだ漫画をまとめます。

 6月に読んだ漫画は62冊。月60冊ペースはキープ中。
 今年入っての積読は0冊!半年はなんとか維持できました。下半期も頑張る。

 読んだ中のオススメ作品をピックアップします。


『逃げ上手の若君(6)』(松井優征)

生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。
松井優征作品らしい灰汁の強すぎるキャラクタ達が暴れまわるスタイルが上手く回り始めた。


『高校生家族(6)』(仲間りょう)

両親と妹、ペットの猫と一緒に高校生活を過ごす少年の受難な日々を描いたギャグ漫画。
1冊まるまる春高バレー編。ギャグとシリアスがどちらも高いレベルで両立していた。


『破壊神マグちゃん(9)(完)』(上木敬)

弱体化した破壊神と能天気な女子中学生とのやり取りを描いたコメディ。
最終回が本作の集大成といってもいい素晴らしい構成と演出で心を打たれた。


『潮が舞い子が舞い(8)』(阿部共実)

とある高校の個性豊かなクラスメイト達の交流を描く群像劇。
キャラクタの個性や複雑に絡み合う人間関係、更にその変化までもしっかり描かれている。


『ガールクラッシュ(4)』(タヤマ碧)

完璧で隙のないかっこいい人になりたい少女がK-POPアイドルを目指す物語。
癖の強い他メンバーを主人公が上手くまとめあげていくストーリーに爽快感がある。


『デーリィズ(2)(完)』(めごちも)

ヘンテコ女子高生3人組の素っ頓狂なやり取りを描いたギャグ漫画。
シュールな展開のパワフルさやコミカルな可愛らしさなど愛すべきギャグ漫画だった。


『推しの肌が荒れた~もぐこん作品集~』(もぐこん)

推しアイドルの絵を描いてSNSにアップする少女を描く表題作を含む作品集。
内向的だった少女がコンプレックスをきっかけに外の世界に目を向ける表題作素晴らしい。


『黄泉のツガイ(1)』(荒川弘)

ある村で生まれた双子の兄妹を中心に繰り広げられるファンタジー作品。
導入からスケールの大きな物語が展開されて行きそうな雰囲気で期待が高まる。


『図書館の大魔術師(6)』(泉光)

司書となる夢を持った少年と仲間達を描いたハイファンタジー。
緻密で美しい作画に個性豊かなキャラクタ達などどれもクオリティが高くて安定感がある。


『女の子がいる場所は』(やまじえびね)

女性差別を受けている海外の少女達の日常を描いた短編集。
純粋な少女の視点で女性の待遇に疑問符が投げかけられるストーリー構成は力強い。


『ゴールデンカムイ(30)』(野田サトル)

北海道に隠された金塊を求めて旧日本軍やアイヌ、新選組の残党などが争う物語。
最終盤で重要エピソードが目白押し。いよいよ次巻で完結。描きおろしも含めて楽しみ。


『葬送のフリーレン(8)』(山田鐘人/アベツカサ)

魔王を倒した勇者パーティの一人であるエルフが魔王なき世界のその後を辿るファンタジー。
激しい戦闘シーンでさえ淡々と進む独特な雰囲気がユニーク。


『君は放課後インソムニア(9)』(オジロマコト)

高校の天文部を舞台に不眠症という共通の悩みを持つ男女を描く物語。
男子側が女子のことを精一杯で支えようとする姿には涙腺を熱くさせられる。


『BADDUCKS(4)(完)』(武田登竜門)

改造人間の男性と少数種族の女性、捨て子という3人の逃避行を描く物語。
家族ではない3人が絆を育みながら生活してきたことが感じ取れるラストが気持ちいい。


『誰何Suika(1)』(つばな)

とある理由からアイドル部として活動することになった美少女とその仲間達を描く物語。
超常現象への順応性が高いキャラクタ達などコメディの雰囲気がつばな作品らしい。


『ここは今から倫理です。(7)』(雨瀬シオリ)

問題を抱える生徒達と対話しながら倫理を説く高校教師を描いた物語。
ディベート授業の話は圧巻のクオリティ。素晴らしいストーリー構成力と演出力。


『少年のアビス(9)』(峰浪りょう)

閉塞的な田舎町に囚われる少年と彼を慕う周りの女性達との関係を描く物語。
各キャラクタの思惑が交錯する中、深い闇の底に沈んでいくようなストーリーが続く。


『百合の園にも蟲はいる(3)(完)』(はせべso鬱/羽流木はない)

勤め先の女子高の生徒達に翻弄されながらも彼女らに向き合う男性教員が主人公の作品。
実体験を元にした女子高の雰囲気など原作者の伝えたい意図が明確で興味深かった。


『焼いてるふたり(7)』(ハナツカシオリ)

交際0日で結婚したBBQ好きの男性とその妻のクールビューティな女性との生活を描く物語。
支え合い信頼し合う二人の姿が夫婦として理想的だし仲睦まじい様子が微笑ましい。


『1日2回(3)』(いくえみ綾)

中学生の娘がいる未亡人と婿養子からの出戻り男性、幼馴染のアラフォー二人を描いた物語。
大切な人をなくす体験を共有し、ある意味家族以上の絆を持つ主人公二人の距離感が絶妙。


『ローズ ローズィ ローズフル バッド(2)』(いくえみ綾)

ゆるキャラ漫画が代表作の40歳女性漫画家が少女漫画を描くために奮闘する物語。
アラフォーにして主人公に仕事と恋愛両方に大きな転機が来るストーリー展開が面白い。


『好きな子がめがねを忘れた(9)』(藤近小梅)
眼鏡忘れてしかめっ面な少女とその娘が好きな純情男子との掛け合いを描くラブコメディ。
まだ付き合っていない相思相愛状態の二人という状態を活かしたシチュエーション強い。


『スキップとローファー(7)』(高松美咲)

自信家だけどちょっと抜けてる少女とクラスメイト達との交流を描いた学園青春群像劇。
新しい人間関係の難しさなど、繊細な高校生達の心理に対する解像度の高さに感服。


『ひかるイン・ザ・ライト!(3)』(松田舞)

歌うのが好きだけどアイドルの夢を諦めていた少女がオーディションに挑む物語。
各キャラの立場や個性の違いが上手くストーリーに組み込まれている。可愛らしい絵柄と表情豊かなキャラクタとアイドルという題材もマッチしていて良い。


『ツーリンガール!(4)(完)』(凪水そう)

お気に入りのバイクでツーリングを楽しむ社会人女性とその周囲の人々を描いた作品。
走ることの高揚感やそこから見える景色など、ツーリングの魅力がしっかり描かれている。


『フールナイト(4)』(安田佳澄)

死が迫る人々を植物に変える「転花」が普及した世界を舞台にした物語。
救いがなかったこれまでの作品世界の更に下層の貧民街描写は目を背けたくなる悲惨さ。


『夏目アラタの結婚(8)』(乃木坂太郎)

児童相談所勤めの男性が死刑囚女性に獄中結婚を持ち掛けるラブサスペンス。
ハッタリめいた描写と伏線が混在する乃木坂ワールドに振り回されっぱなし。


ここまでが6月発売の作品。以下はそれ以外。


『劇光仮面(1)』(山口貴由)

大学時代に特撮研究会に所属していた男性とその仲間達を描く物語。
特撮美術で「変身」する主人公の姿は狂気ながらも周囲を惹き付ける魅力もある。


『往生際の意味を知れ!(5)』(米代恭)

元カノに執着する男性と彼に奇妙な依頼をするその女性との関係を描く物語。
周りも巻き込みながら激しく主導権争いをする主人公二人の駆け引きがスリリング。