
GWですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。
5/2『殺し屋はスマートウォッチに逆らえない(2)』(T長)
圧倒的な実力を持つがスマートウォッチの指示に振り回される殺し屋が主人公のコメディ。
奇行を繰り返しながらも殺しの仕事はしっかりこなす展開がバカバカしくって楽しい。
5/2『リバイアサン(3)(完)』(黒井白)
隕石がぶつかり救援も来ない宇宙船に乗った修学旅行生達を描くSFサバイバル。
サスペンスやミステリ的な物語になっていくかと思いきや血みどろ要素が強い方向。
5/2『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GB(7)』(増田こうすけ)
歴史上の人物を使ったり変な設定が繰り広げられたりするギャグオムニバス。
超長寿ギャグ漫画でありながら未だにネタのクオリティが衰えないのすごい。
5/2『ハイパーインフレーション(6)(完)』(住吉九)
贋金を出す能力を持つ少年の姉を助けるための奮闘を描く物語。
トリッキーでオンリーワンな魅力たっぷり。全6巻でコンパクトにお話がまとまったのも良い。
5/2『ダンダダン(10)』(龍幸伸)
サイキック少女と怪異に憑りつかれた少年がオカルト的存在達と戦う物語。
ダイナミックな戦闘シーンの躍動感や独特な怪異のデザインセンスは魅力的。
5/2『てるてる建設(株)(3)(完)』(安藤コウヘイ/馬渕朝子)
建設会社に入社した新卒女子が現場監督として働きながら仕事を学んでいく物語。
少年漫画的な展開と建設現場という題材を組み合わせようという発想がチャレンジング。
5/2『ベイビーブルーパー(3)(完)』(はるにわかえる)
青春恋愛映画を撮りたい男子とホラー映画を撮りたい女子が主人公の高校映画部コメディ。
ハイテンションな掛け合いとナンセンスな展開でぶん回してくるコメディスタイルが特徴的。
5/2『放課後ひみつクラブ(2)』(福島鉄平)
エキセントリックな少女と冷静な少年が学園の秘密を探るコメディ。
ハイテンポな掛け合いが非常に軽快で楽しい。コミカルかつパワフルな雰囲気は唯一無二。
5/2『であいもん(15)』(浅野りん)
のんきな青年としっかり者の少女が主人公の京都の和菓子屋を舞台にしたホームドラマ。
じんわり温まる人情劇は各話クオリティが高くて安定感がある。
5/8『税金で買った本(7)』(ずいの/系山冏)
ひょんなことから図書館で働くことになったヤンキー少年が主人公の物語。
普段の素行は悪いけど素直で人を思いやれる主人公のキャラクタが素晴らしい。
5/8『ザ・ファブル The second contact(7)』(南勝久)
元「殺しの天才」の男とその周囲の裏社会の人々を描く物語。
どのキャラにもしっかりした個性を持たせた上で見せ場も作って魅力的に描かれている。
5/8『こっち向いてよ向井くん(5)』(ねむようこ)
25歳で恋人にフラれてから10年間恋愛していない会社員男性の新しい恋への奮起を描く物語。
再会した元カノとの距離感や復縁の気配に浮かれる男性の心理などリアリティがある。
5/9『戦車椅子-TANK CHAIR-(3)』(やしろ学)
殺気に反応して正気を取り戻す植物人間の殺し屋と彼をサポートする妹が主人公の物語。
ド派手なアクションシーンは躍動感があり爽快。殺伐とした世界観も魅力的。
5/9『Artiste(9)』(さもえど太郎)
腕はピカイチだけど気弱な料理人を中心に様々な職人達を描くパリを舞台にした物語。
職人達へのリスペクトとキャラクタの魅力を引き出すストーリー作りが素晴らしい。
5/9『ガールクラッシュ(6)』(タヤマ碧)
完璧で隙のないかっこいい人になりたい少女がK-POPアイドルを目指す物語。
キャラクタの配置や動かし方がわかりやすくて全体として読みやすい作品。
5/10『ダーウィンクラブ(5)』(赤戸アオ)
世界を牛耳る大企業を標的にしたテロリスト集団の謎に迫る刑事が主人公のサスペンス。
カルト的組織の怪しげな儀式や組織を妄信する人々の表情などに真に迫った雰囲気がある。
5/11『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(23)』(谷川ニコ)
陰気で口の悪い女子高生とその周りのクラスメイト達を描いた青春コメディ。
下ネタや偏愛など、奇行をスルーして話が進む妙なノリが形成されつつある。
5/12『クジマ歌えば家ほろろ(3)』(紺野アキラ)
ロシアから来た鳥人間っぽい変な生物と彼と同居することになった家族を描く物語。
主人公の気ままな行動により意図せぬところで家族の絆が深まっていくストーリーが温かい。
5/12『断腸亭にちじょう(2)』(ガンプ)
ガンと診断されたひねくれ者の漫画家の闘病生活を描くエッセイ漫画。
病状や治療、家族や周囲の人々の様子が飾らない語り口で描かれている。
5/12『無能の鷹(6)』(はんざき朝未)
有能そうで実際にはどうしようもないポンコツな女性会社員が主人公のお仕事コメディ。
主人公の本性を知っている会社側と知らない外部の人々との認知の差が滑稽。
5/12『ながたんと青と ―いちかの料理帖―(10)』(磯谷友紀)
客足の遠のいた料亭の跡取り女性とそこに婿養子に来た口の悪い青年が主人公の料亭物語。
次々に問題が発生していくストーリー展開は落ち着く暇がなくスリリングで楽しい。
5/15『極東事変(5)』(大上明久利)
戦後日本を舞台に半不死身の人間兵器達とGHQとの争いを描くアクション物。
味方陣営だけでなく敵側にも信念を持って行動する魅力的なキャラクタが多い。
5/17『虚構推理(19)』(片瀬茶柴/城平京)
怪異たちから知恵の神として慕われる義眼義足の少女を主人公にした怪奇ミステリ。
虚構と真実、怪異と現実が交差する二段構えの構成がミステリとしてユニーク。
5/17『ブレス(3)』(園山ゆきの)
メイクアップアーティストの夢を諦めていた少年とある少女の出会いから始まる物語。
夢を追いかける主人公のひたむきさや周囲が彼を認めていくストーリーには爽快感がある。
5/17『ナナのアクアリウム』(中西芙海)
海洋生物研究者の青年と人魚のような見た目をした海洋生物との交流を描く物語。
キュートな絵柄とライトそうな設定で読みやすいがキャラクタ設定は重めで油断ならない。
5/17『私の百合はお仕事です!(12)』(未幡)
お嬢様学園のコンセプトカフェで働く少女達の人間模様を描く百合物語。
可愛らしい絵柄ながら繰り広げられる人間関係は歪んだ愛情や嫉妬心が飛び交う。
5/18『白山と三田さん(6)』(くさかべゆうへい)
田舎に住む地味な高校生カップルのちょっと変な交際の様子を描いた作品。
主人公二人の関係性が進んで、いつの間にやらお互いを大切な存在と感じているのが素敵。
5/18『搾精病棟 全年齢版(3)』(搾精研究所/あおむし)
奇病に侵された少年と彼の射精を介助することになった看護師達を描く物語。
灰汁の強すぎるキャラクタ達やセリフの言葉選びはヘンテコながら独特の魅力がある。
5/18『魚と水』(田亀源五郎)
コロナ禍を舞台に仲の良い二人の男性が自炊で一緒に料理を食べる様子を描く物語。
田亀源五郎先生の一般向け最新作。登場する料理は素朴で美味しそう。
5/18『ヘブンリーブルー(1)』(脇田茜)
落ちこぼれと天才、青と赤の髪を持つ双子の魔法使いが主人公のファンタジー。
『妖精のおきゃくさま』の脇田茜先生最新作。これまでと違った題材で新境地を開拓中。
5/19『エリオと電気人形(1)』(島崎無印/黒イ森)
電気を発する体質の人間の少女と彼女の充電で動く機械の少女との冒険を描く物語。
ユニークな世界観とキャラクタ設定。繊細なタッチで描かれる緻密な画面も美しい。
5/19『日本三國(4)』(松木いっか)
崩壊した日本が分割されて出来た三つの国を統一しようと奔走する青年が主人公の物語。
知略智謀が飛び交う戦記物を描こうという気概は感じ取れる。
5/23『メダリスト(8)』(つるまいかだ)
気弱な少女と熱血男性コーチのコンビがメダリストを目指すフィギュアスケート物語。
主人公二人の努力が実を結んでステップアップしていく姿は感慨深い。
5/23『クオーツの王国(1)』(BOMHAT)
悪魔の脅威を阻止する天使達が統べる国に住む、黒い翼を持つ少女が主人公のファンタジー。
美しい作画と世界観が魅力的。ダークな設定をどのように展開していくか楽しみ。
5/23『たたセン~からめる先生の奇妙な課外授業~(4)(完)』(広瀬べろせ)
EDに悩む教師カップルと彼らに巻き込まれた新任教師の奮闘を描くコメディ。
素っ頓狂なシチュエーションと高い画力によるエッチなシーンが噛み合って独特な雰囲気。
5/23『みちかとまり(1)』(田島列島)
8歳の少女と不思議な力を持ったもう一人の少女との交流を描いた作品。
田島列島先生新作。第一話の衝撃的な導入と魅力的な設定から今後どうお話が進むか楽しみ。
5/23『テレワァク与太話』(山田金鉄)
テレワークで在宅勤務をこなすSEの男性と隣人の大学院生の女性との交流を描く物語。
『山田金鉄短編集 全軍奮闘!』の収録作が連載化。山田金鉄先生の社会人恋愛物で期待値高い。
5/23『砂の都』(町田洋)
砂漠の上を進む島とその島に暮らす人々を描く物語。
寂しげでどこかノスタルジックな画面は相変わらずオンリーワンの魅力に溢れている。
5/23『令和のダラさん(2)』(ともつか治臣)
山に住まう異形の妖怪と彼女と仲良くなった人間の姉弟との交流を描くコメディ。
シリアスな怪異描写と緊張感のない主人公と姉弟との掛け合いのギャップが面白い。
5/26『エージェント・エンジェル(1)』(外世とか)
神様の不注意で増え過ぎた女性を転送する役を担う天使と彼の標的となった少女を描く物語。
トリッキーでユニークな設定を活かしたストーリー展開に期待したい。
5/26『好き好きだいちゅきつよつよソード(2)(完)』(ノッツ)
好意を寄せられると強くなる剣を持つ勇者と彼を慕う女性達とのいざこざを描いたコメディ。
国家の一大事にも関わらず私欲のために足を引っ張り合うキャラ達が滑稽で楽しい。
5/29『勇気あるものより散れ(4)』(相田裕)
明治の東京を舞台に不死の少女と死に場所を求める武士がある目的のために共闘する物語。
登場人物が増えストーリーとして厚みが増す。殺陣が中心の戦闘シーンもスタイリッシュ。
5/30『血の轍(16)』(押見修造)
息子に対して異常な愛情を向ける母親と彼女に縛られる息子を描いたサイコサスペンス。
記憶の不鮮明さを絵のタッチで表現するなど、ユニークな画面表現が随所に見られる。
5/31『(2)』(宮川輝)
荒廃した日本を舞台に変身能力のある少年と火星からきた不思議な少女の冒険を描く物語。
廃墟の描き方や躍動感あふれるアクションシーン、独特の文明設定などユニーク。
5/31『カラフルグレー(2)』(躯咲マドロミ)
居城の爆発を阻止するために亡き父の死体の欠片を集める不死の少女を描いた作品。
絵柄やキャラデザインがユニークでキュートで血みどろな世界観にマッチしている。
5/31『あんじゅう(2)』(幾花にいろ)
しっかり者とがさつ、タイプの違う二人の社会人女性のルームシェア生活を描いた作品。
いがみ合うけど一緒にいると何となく居心地のいい二人の関係性が良い。