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だいぶ涼しい日が多くなってきましたね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。

10/4『SPY x FAMILY(12)』(遠藤達哉)

スパイの父と殺し屋の母と超能力者の娘、正体を隠す3人を描く擬似家族コメディ。
キャラクタの個性を活かしたお話作りが上手くストレスなくスイスイ読める良い漫画。


10/4『呪術廻戦(24)』(芥見下々)

社会に潜んだ呪いを祓う呪術師達と呪霊との戦いを描く物語。
ようやくメインキャラクタのエピソードが進みそうな雰囲気で楽しみ。


10/4『あかね噺(8)』(末永裕樹/馬上鷹将)

落語家だった父親の無念を晴らすため自身も落語家になり真打を目指す少女が主人公の物語。
少年漫画として王道な要素が揃っており落語という題材はトリッキーながら読みやすい作品。


10/4『放課後ひみつクラブ(3)』(福島鉄平)

エキセントリックな少女と冷静な少年が学園の秘密を探るコメディ。
漫画表現をフルに活用した掛け合いはハイテンポかつストレスなく読めて素晴らしい。


10/4『氷の城壁(5)』(阿賀沢紅茶)

人と距離を取りがちな女子高生含む男女グループ4人組の交流を描く物語。
相手の感情を想像して思い込みでへこんだり高校生らしい悩みに現実感があって素晴らしい。


10/4『一ノ瀬家の大罪(4)』(タイザン5)

事故により全員記憶喪失になった6人家族の真実が明らかになっていく物語。
重大な事実が明らかになっても外側では謎が深まるという多重構造の作品設定がユニーク。


10/4『ペンションライフ・ヴァンパイア(2)』(田口囁一)

かつて人類の敵であったヴァンパイアの少女が営むペンションを舞台にした物語。
可愛らしい絵柄と愛嬌のある女の子達の掛け合いが日常物として良い雰囲気。


10/4『であいもん(16)』(浅野りん)

のんきな青年としっかり者の少女が主人公の京都の和菓子屋を舞台にしたホームドラマ。
賑やかな雰囲気のコメディシーンとじんわり温かい人情劇のバランスが良い塩梅。


10/5『ビンテイジ(4)』(赤堀君)

ファッションに疎い大学生男子が亡き父親の影響で古着のことを勉強し始める物語。
夢に向かって突き進む主人公の成長がヒロイン含めた周囲の人々を感化していく構成が良い。


10/5『くりことびより(2)』(雪本愁二)

子供のいない夫婦と里親制度でやってきた女の子とのお菓子作りを通した交流を描いた物語。
始めはよそよそしかった3人が徐々に絆を深めて家族になっていく過程が丁寧に描かれている。


10/5『かげきしょうじょ!!(14)』(斉木久美子)

女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。
連ドラ編、歌劇学校内と外の世界が自然に絡んでいきそうな上手いストーリー展開。


10/6『ウツパン 消えてしまいたくて、たまらない―』(有賀)

鬱病で自殺願望に苛まれている作者の過去を小学生時代から振り返るコミックエッセイ。
過去の出来事とその時の作者の心理が詳細に描かれておりエッセイとしてクオリティが高い。


10/6『今日から始める幼なじみ(8)』(帯屋ミドリ)

転校生の少女と同じクラスで家も隣になった少年が幼馴染の関係を始めるラブコメディ。
キュートなキャラデザインと中学生らしい初々しいやりとりが合わさって可愛らしい。


10/10『僕の声を聞いてほしい!!(1)』(楊基政)

幼いころは憧れていたけど今はぐうたらな女性と同居する男子が主人公の物語。
『続きが気になる台湾漫画大賞』受賞作品。最近台湾漫画の日本での出版が増えてきた印象。


10/11『かさねと昴(2)』(山田金鉄)

女装が趣味な会社員男性と彼の同僚の女性との交流を描く物語。
主人公の女装男子が造形だけでなくしぐさや思考も含めて総合的に可愛らしい。


10/11『忍者と極道(12)』(近藤信輔)

悪行を限り尽くす「極道」と彼らと敵対する「忍者」との戦いを描いたトンデモアクション。
悪側にも堕ちた理由や信念があることが敵味方の対立構図に深みを与えている。


10/11『ドランク・インベーダー(4)(完)』(吉田優希/Rootport)

酒の力で異世界征服を企む日本政府とそれを阻止しようとする酒好きの青年を描く物語。
酒造り描写の丁寧さなど題材に対して誠実な姿勢には好感が持てる。


10/11『スルーロマンス(2)』(冬野梅子)

恋愛脳で衝動的な女性と真面目で慎重派なもう一人の女性、対照的な二人を描く物語。
現代日本を生きる人々の生活や価値観に関する描写のリアリティが高い。


10/11『地雷忍者るるの失恋(2)』(西瓜士)

ホスト狂いの地雷系女子が忍者の才能を見抜かれて歌舞伎町を舞台に暴れまわる物語。
忍者勢力同士の覇権争いはハードで緊迫感のない主人公とのギャップが面白い。


10/12『君は放課後インソムニア(14)(完)』(オジロマコト)

高校の天文部を舞台に不眠症という共通の悩みを持つ男女を描く物語。
苦しいこともありながら支え合いながら青春を謳歌してきた二人の青春ストーリー完結。


10/12『乱華ちゃんはビッチになりたい!!(1)』(古屋のり)

脱法ロリの処女が清楚系クソビッチの生徒会長に師事してビッチを目指すコメディ。
いきがっているけど性的行為への耐性が低い主人公がビッチにからかわれる構図が面白い。


10/13『くらげと珊瑚(2)』(仲藤ぬい)

天真爛漫すぎる双子の妹を疎ましく思う少女と想い人の男子との交流を描いた作品。
妹へのコンプレックスの描き方とそれがきっかけで恋愛が進展していくストーリーが上手い。


10/14『いやはや熱海くん(2)』(田沼朝)

顔が綺麗で男の人が好きで惚れっぽい男子高校生の日常を描く物語。
小気味良い会話のクオリティが高く人間味あふれるキャラクタ達の魅せ方も素晴らしい。


10/14『J⇔M ジェイエム(1)』(大武政夫)

小学生女子と身体が入れ替わってしまった殺し屋がハードボイルドに仕事をこなすコメディ。
『ヒナまつり』の大武政夫先生新作。常識とのギャップを上手く使ったギャグは相変わらず。


10/14『メゾン・ド・レインボー(2)』(榎屋克優/レインボー)

変な人々に絡まれがちな平凡な会社員男性の受難な日々を描いた作品。
実在する人物の個性を誇張させたような癖の強いキャラクタ達はインパクトが強くて滑稽。


10/14『令和元年のえずくろしい』(大山海)

ゼロ年代から続く大阪のシェアハウスを舞台に若者達の交流を描いた作品。
『奈良へ』の大山海先生新作。またよくわからないけど異様に濃い漫画。


10/17『兎山女子高校2年1組!!(2)』(清水幸)

女子高に勤める男性教員と生徒達との交流を描いたコメディ。
個性豊かで自由奔放ながら素直ですれていないキャラクタ達が可愛らしい。


10/17『オフ会したらとんでもないやつが来た話(4)』(mii.m)

BL作品のオフ会で出会った一般女性とヤクザ男性のオタ活を描くコメディ。
メンタル繊細ヤクザとヤクザに慣れたオタク達の空間が歪んだ掛け合いの雰囲気が楽しい。


10/18『よふかしのうた(18)』(コトヤマ)

不眠症の少年と吸血鬼の少女との夜の街を舞台にした不思議な交流を描く物語。
吸血鬼のルールが明らかになりキャラエピソードも消化して物語はいよいよ終盤戦の様相。


10/19『ダイヤモンドの功罪(3)』(平井大橋)

規格外の才能ゆえに仲間と野球を楽しむことが許されない少年が主人公の物語。
無自覚ながら罪深い主人公の言動が他の少年達の夢を蹂躙していく描写が強烈。


10/19『九龍ジェネリックロマンス(9)』(眉月じゅん)

九龍城砦を舞台に、不動産会社に勤める女性と同僚男性とのミステリアスな恋を描く物語。
メインの仕掛けである九龍城の謎は徐々にその全貌が明らかになりつつある。


10/19『竜と勇者と配達人(9)』(グレゴリウス山田)

中世ヨーロッパの社会制度が落とし込まれたファンタジー世界を描くコメディ作品。
作者のマニアックな歴史やファンタジーに関する知識を煮込んだ世界観は独特。


10/19『ちがう宮原おまえじゃない!(1)』(帯屋ミドリ/藤高つむり)

意中の女子にアプローチするも幼馴染女子にいつも邪魔される男子が主人公のラブコメディ。
『今日から始める幼なじみ』の帯屋ミドリ先生が原作。シチュエーション演出に強み。


10/19『つばめアルペン(2)』(南文夏)

青春に憧れる少女とその仲間達が高校の山岳部でインターハイ出場を目指す物語。
部員4人がそれぞれ違った個性を持った曲者揃いであり彼女らの掛け合いがコミカルで楽しい。


10/19『この部屋から東京タワーは永遠に見えない 上』(麻布競馬場/川野倫)

現代日本の格差や嫉妬、生きづらさを描くタワマン文学と分類される小説のコミカライズ。
世間からは成功者と見なされる人々が持つ悩みやそれを隠そうとする言動に現実感がある。


10/19『俺の男魂 サクリファイス(1)』(はせべso鬱)

全員男の娘で構成された女子高を舞台に女装少年の受難な日々を描く物語。
『百合の園にも蟲はいる』のはせべso鬱先生の新作。キャラクタの癖が強くて強烈。


10/19『搾精病棟 全年齢版(4)』(搾精研究所/あおむし)

奇病に侵された少年と彼の射精を介助することになった看護師達を描く物語。
個性的過ぎるキャラクタ同士が脱法医療行為で争う様子はハチャメチャで楽しい。


10/19『エロチカの星(2)』(前野温泉)

さえない漫画家志望の男性と謎の美少女がコンビを組んでエロ漫画家のトップを目指す物語。
無表情で傍若無人ながら時折人間味溢れる表情をみせるヒロインが大変魅力的。


10/19『鬱ごはん(5)』(施川ユウキ)

無職フリーターで鬱気味の主人公がネガティブな持論を展開しながら1人で飯を食う物語。
社会的に立場の低い人間の思考に対する解像度が高く追体験をしているような気分になる。


10/20『オタクに優しいギャルはいない!?(5)』(のりしろちゃん/魚住さかな)

隠れオタクのギャルと非オタなギャルにいじられるオタク男子が主人公のラブコメディ。
ダブルヒロイン両方を魅力的に描きつつ主人公との関係性も公平に進展させていっている。


10/20『異世界サムライ(2)』(齋藤勁吾)

戦いに死に場所を求める侍が異世界に転生してファンタジー世界に降り立つ物語。
道理の違う世界でも己の腕で主人公が敵を圧倒していく展開は爽快感がある。


10/20『音盤紀行(2)』(毛塚了一郎)

祖父の遺品のレコードの謎を追う女性二人の話などレコードをテーマにした短編集。
音楽を通じて人々の交流が広がっていく各話のストーリーの作り方が素敵。


10/20『ハネチンとブッキーのお子さま診療録(1)』(佐原ミズ)

子育てに悪戦苦闘するシングルファーザーの男性と一風変わった小児科医が主人公の医療物。
生真面目な男性の子育てに対するスタンスが興味深いし相方の医師もインパクト強い。


10/23『メダリスト(9)』(つるまいかだ)

気弱な少女と熱血男性コーチのコンビがメダリストを目指すフィギュアスケート物語。
絶対的な存在として描かれるライバルキャラに主人公二人が立ち向かっていく展開が熱い。


10/23『来世は他人がいい(8)』(小西明日翔)

負けん気の強い極道の娘とその婚約者の異常な青年との奇妙な関係を描いたヤクザ物。
主人公を中心に歪な利害関係が構築されており緊迫感がある。


10/23『だんドーン(1)』(泰三子)

幕末を舞台に「日本警察の父」と呼ばれる男、川路利良の生涯を描く物語。
『ハコヅメ』の泰三子先生最新作。骨太なストーリーと軽快なコメディが共存していて見事。


10/23『僕の妻は感情がない(7)』(杉浦次郎)

料理用の家事ロボットと彼女を妻として扱う会社員男性との交流を描く物語。
ロボットに対する倫理を丁寧かつ現実感を持って描いており近未来SFとしてレベルが高い。


10/23『限界独身女子(26)ごはん(1)』(的場りょう)

ブラック企業で心を壊して休職中の女性の生きる上でギリギリな食事の様子を描いた作品。
食事以外の面でも気力がわかず綱渡りのような生活をする主人公の描写がリアル。


10/25『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season10』(服部昇大)

邦画好きな女子高生が賛否両論ある邦画を紹介する映画コメディ。
邦画のちょっと変な部分をイジるセンスの良さやオタクあるあるの解像度が高い。


10/21『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん(21)』(長田悠幸/町田一八)

伝説のギタリストの幽霊が取り付いた地味な高校教師が主人公のバンド物。
音楽シーン同様にストーリーの動かし方もダイナミック。


10/27『鬼ゴロシ(12)』(河部真道)

謎の暴漢集団に家族を殺され自身も頭部を損傷した男の復讐劇を描く物語。
各人の思惑が入り乱れるストーリーは更に複雑になり暴力もさらにエスカレートしていく。


10/27『生活保護特区を出よ。(3)』(まどめクレテック)

能力不振や病気障害を持つ人間が集められる生活保護特区に送られた少女を描く物語。
劣悪な環境ながらそこで生きる人々に悲壮感がない作中世界は独特の雰囲気。


10/30『東京ヒゴロ(3)』(松本大洋)

出版社を早期退職した漫画編集者の男と周囲の人々を描く物語。
少ないセリフと情緒的な画面表現で登場人物の感情を読ませるスタイルは松本大洋の真骨頂。


10/30『劇光仮面(4)』(山口貴由)

大学時代に特撮研究会に所属していた男性とその仲間達を描く物語。
キャラクタ達の狂気を感じるような特撮への拘りと執着は危ういながらも眩しく光る。


10/30『路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜(1)』(鍋倉夫)

40過ぎで非正規社員、冴えないけど何故だか人を惹き付ける不思議な男性が主人公の物語。
『リボーンの棋士』の鍋倉夫最新作。落ち着いたトーンながら力強い作風は引き続き魅力的。


10/30『うみそらかぜに花(4)(完)』(大石まさる)

両親の再婚で兄妹となった中学生男女二人を主人公にした物語。
元気いっぱいのキャラクタ達に呼応するコミカルで賑やかな画面の雰囲気が楽しい。