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 2024年上半期まとめ記事、2つ目。好きだった表紙まとめ。 

 本記事では2024年上半期に私が読んだ約360冊の漫画の中で、特に表紙デザインが好きだったものを20作品ピックアップしました(順番はだいたい発売月順)。漫画選びの参考にして頂けますと幸い。漫画デザイン、細部まで凝ったものが多いので、皆さんも手元にある漫画表紙デザインを見直してみましょう。


『ふみちゃんの楽園(2)』
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スランプ中の小説家の女性と同居する男性との性行為含む生活を描いた作品。
落ち葉の中で踊るキャラクタの姿ともの悲しいキャプションとのバランスが素敵。


『放課後帰宅びより(1)』
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帰り道にロマンを求めるハイパー帰宅部の主催者女子と彼女に巻き込まれた少年を描く物語。
伸びやかなフォントかつ点線で描かれるタイトルのデザイン性が高くて面白い。


『とくにある日々(4)』
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女子高生二人とその周囲の人々のちょっとヘンテコなやり取りを描いた日常コメディ。
フェルトで作ったキャラクタ二人の写真を表紙に添える大胆な試み。


『BEAT & MOTION(3)』
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かつてアニメ制作の夢を諦めていた青年がある女性との出会いから再び夢と向き合う物語。
髪と一体化した背景はユニークでキャラクタの表情の力がより引き立っている印象。


『逃げ上手の若君(14)』
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生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。
荘厳で華やかな印象が多い本作の表紙の中でもひときわ際立つ美しいデザイン。


『よふかしのうた(19)』
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不眠症の少年と吸血鬼の少女との夜の街を舞台にした不思議な交流を描く物語。
最終巻の一つ前にしてコトヤマ先生のフェチズムがこれでもかというほど詰め込まれた表紙。


『付き合ってあげてもいいかな(12)』
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勢いで付き合い始めた大学生二人のすんなりいかない関係を描く百合恋愛物。
45度傾けた構図はシンプルながらキャラクタの全身と周囲の様子を大きく見せてれユニーク。


『田沼殿と源内さん~ときどき徳川ファミリー~(1)』
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稀代の政治家・田沼意次と天才発明家・平賀源内が主人公の江戸時代ギャグ。
タイトルの可読性さえも犠牲にしておふざけに全振りした思い切ったデザイン。


『万能会社員 菅田くん(3)』
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IT企業を舞台にエンジニアの女性と謎の多い万能会社員男性を描いたコメディ。
劣化による絵画のひび割れさえ表現しようとするパロディへの拘りが感じ取れる。


『パリッコの都酒伝説ファイル(1)』
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売れない漫画家コンビと酒ライターが酒にまつわる不思議「都酒伝説」の謎に迫る物語。
都市伝説っぽい要素それぞれに酒が絡んでいるのが本作の雰囲気を上手く表している。


『夏の終点(上)』
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転校生のクラスメイト男子を好きになった中学生女子の淡い恋愛を描く物語。
ジャンププラスかつ新人作家にもかかわらずキャラクタ性を排除した大胆なデザイン。


『カオスゲーム(4)』
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週刊誌記者の女性が奇妙な殺人鬼と自身の不思議な記憶の謎に迫るサスペンス。
サブキャラクタにもかかわらずソロで表紙を飾らせているあたり強いキャラデザイン。


『夏目アラタの結婚(12)』
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児童相談所勤めの男性が死刑囚女性に獄中結婚を持ち掛けるラブサスペンス。
すっきりとした二人の晴れやかな表情が本作のラストを上手く示唆しており素敵。


『地元最高!(5)』
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イリーガルなアングラ世界を生きる女の子達のすさんだ日常を描く物語。
パトカーにまたがり笑みを浮かべるキャラクタの姿に横柄な彼女の性根が出ており面白い。


『H村へようこそ!(1)』
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触れてはいけない因習の気配が漂う田舎に引っ越してきた都会の少女が主人公の物語。
青春や田舎、因習などが入り混じる本作のカオスな雰囲気が上手く表現されている。


『戦車椅子-TANK CHAIR-(6)』
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殺気に反応して正気を取り戻す植物人間の殺し屋と彼をサポートする妹が主人公の物語。
サイケデリックな色使いが画面いっぱいに広がった強烈なインパクトがあるデザイン。


『開花アパートメント(2)』
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大正末期を舞台にあるアパートに住む秘密を抱えた変わり者を描く物語。
繊細かつ艶めかしく、レトロな雰囲気が漂う本作作画が表紙からも伝わってくる。


『撮るに足らない(1)』
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カップルチャンネルのエロ動画で稼ごうとする恋人未満の大学生二人を描いたラブコメディ。
顔を赤らめて正対する二人と胸をはだけたシチュエーションがエッチで素晴らしい。


『超巡!超条先輩(1)』
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超能力で捜査を行う嫌われ者の警官と彼の相棒となった新米警官が主人公のコメディ。
日本語とアルファベット、どちらのタイトルロゴもデザインがユニークで面白い。


『誰何Suika(4)』
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とある理由からアイドル部として活動することになった美少女とその仲間達を描く物語。
キャラクタの表情を隠した大胆なデザインでミステリアスな魅力がある。