
今年も暑い季節になってきましたね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。
7/4『ONE PIECE(112)』(尾田栄一郎)
「ひとつなぎの大秘宝」を求めて大海原を旅する麦わら海賊団の冒険を描く物語。
エルバフ編でこれまでの展開や膨大なキャラクター達をどのように絡めてくるか楽しみ。
7/4『チェンソーマン(21)』(藤本タツキ)
チェンソーの悪魔と同化した欲望に素直な男とある悪魔に憑りつかれた少女を描く物語。
人間からは理解しがたい悪魔の思考やそんな彼らの想定を超える主人公の言動が本作らしい。
7/4『逃げ上手の若君(21)』(松井優征)
生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。
史実の出来事や人物をハッタリや誇張表現で脚色して少年漫画に落とし込む構成力が巧み。
7/4『サチ録~サチの黙示録~(5)(完)』(茶んた)
日々の行いに対する採点結果に人類滅亡の命運が託されたクソガキが主人公のコメディ。
天使も悪魔も大人も子供も温かく交流していく雰囲気が優しくて素敵。
7/4『ゴーストフィクサーズ(5)』(田中靖規)
GHOSTと呼ばれる非現実的現象を調査・管理する校正官達の戦いを描く物語。
オリジナリティの高い独特の世界観や独創的な超能力やネーミングセンスなど魅力的。
7/4『超巡!超条先輩(6)』(沼駿)
超能力で捜査を行う嫌われ者の警官と彼の相棒となった新米警官が主人公のコメディ。
切れ味鋭いハイテンポな掛け合いなどの要素が合わさってコメディとして高水準。
7/4『クニゲイ~大國大学藝術学部映画学科~(4)(完)』(高野陽介)
映画監督に憧れる青年と天才肌で破天荒なもう一人の青年を描く芸大映画学科が舞台の物語。
エネルギッシュで青々しい創作論やメイン二人の強いキャラクタと関係性が力強い。
7/4『アスラの沙汰(2)』(宇乃花空樹)
悪いことした人には天罰が下る、と妄信するいじめられっ子の少年が主人公の物語。
主人公の認知が歪んだまま悪人を裁く断罪者として活動する姿が危うくて魅力的。
7/4『光が死んだ夏(7)』(モクモクれん)
姿形そのままに何者かと入れ替わった友人と今まで通りの生活を続ける少年を描く物語。
異質な存在が身近にいる不気味さや古い風習が残る村の閉塞感などホラーとして強い。
7/4『おかえり水平線(1)』(渡部大羊)
銭湯を舞台に高校生の少年と突如現れた父親の隠し子を名乗るもう一人の少年を描く物語。
対照的な性格と境遇の二人を対比的に描きながら進んでいく心温まる人情劇が素敵。
7/8『杉雪カコと見たい明日(2)』(ノッツ)
ある条件を満たさなければ同じ一日をループする高校生男女二人の交流を描くラブコメ。
主人公二人の駆け引きにループ設定を入れ込んだ構成がよく練り込まれている印象。
7/9『るなしい(5)』(意志強ナツ子)
カルト宗教の家で生まれた女子と彼女の幼馴染男子、もう一人の男子との関係を描いた作品。
信者を操る宗教ビジネスと詐欺まがいの投資ビジネスで競い合う主人公達が不気味。
7/11『黄泉のツガイ(10)』(荒川弘)
ある村で生まれた双子の兄妹を中心に繰り広げられるファンタジー作品。
ストーリーが進んで荒川ファンタジーらしさにエンジンがかかってきた印象。
7/11『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(27)』(谷川ニコ)
陰気で口の悪い女子高生とその周りのクラスメイト達を描いた青春コメディ。
各人に見せ場を作ったり成長させていくストーリー構成力が素晴らしい。
7/16『海が走るエンドロール(8)』(たらちねジョン)
65歳の女性がある青年との出会いをきっかけに映画製作を志す物語。
主人公が嫉妬の感情を新たな創作に向けた原動力へ変換していく心理的変化の描写が丁寧。
7/17『The JOJOLands(6)』(荒木飛呂彦)
亜熱帯の島々を舞台にひとりの少年が大富豪になるまでを描くジョジョシリーズ第9部。
ラスボス的な存在との対立構図がわかりやすく提示されて物語の全様が見えてきた。
7/17『スナックバス江(18)(完)』(フォビドゥン澁川)
老婆とチーママが切り盛りする場末のスナックを舞台にしたギャグ漫画。
癖の強いキャラクタ達による軽快な会話劇はゲスな内容ながら親しみやすさがある。
7/17『ダイヤモンドの功罪(9)』(平井大橋)
規格外の才能ゆえに野球を楽しむことが許されない少年が主人公の物語。
誰も理解者がいない中で孤立して歪んだ決意を固めてしまった主人公が不憫。
7/17『恋は忍耐(3)(完)』(川西ノブヒロ)
新たに共学になった元男子高に入学した少女のとある目的のための活動を描く物語。
主人公男子を想いながらも恋愛観を矯正しようとするヒロインの歪んだ愛情が強烈。
7/17『巡る遊星(2)』(中島佑)
30歳で芸人を辞めた脚本家志望の男性を中心に絡まり合う人間関係を描いた群像劇。
苦手な相手とのギクシャクしたやり取りなど、各キャラ達の思考にリアリティがある。
7/17『月刊トリレンマ(1)』(タチバナロク/橿原まどか)
マイナー漫画誌編集部を舞台に新人編集者と敏腕副編集長の奮闘を描く物語。
漫画企画の立ち上げや漫画家と編集者のやり取りにリアリティがある。
7/18『やちるさんはほめるとのびる(1)』(遠野人夏)
世間からの恐れられずエロ対象とみられてしまう八尺様が褒められて自信を取り戻す物語。
怪異として八尺様をリスペクトしながらエロさも感じて悶々とする人間男性の葛藤が面白い。
7/18『放課後ていぼう日誌(14)』(小坂泰之)
「ていぼう部」に入部した手芸好きな少女と個性的な部員たちを描く女子高生釣り物。
未経験者にも釣りの楽しさを十二分に伝える描写力が趣味物として非常に強い。
7/18『スベる天使(1)』(桜箱)
冴えない男子高校生とクラスメイトのお笑い好き美少女がコンビを組んで芸人を目指す物語。
少女との交流の中で男子が成長していくストーリーが素敵。シチュエーション演出力も強い。
7/23『「壇蜜」(1)』(清野とおる)
清野とおると檀蜜が出会ってから結婚するまでを描くエッセイ漫画。
不思議な壇蜜のキャラと清野とおる作品のノリが妙にかみ合っているのが面白い。
7/23『だんドーン(8)』(秦三子)
幕末を舞台に「日本警察の父」と呼ばれる男、川路利良の生涯を描く物語。
各勢力の思惑が交錯して情勢が次々と変化する幕末の混迷具合が濃厚に描かれている。
7/23『彼は友達(1)』(浦野月鼓)
「絶対に好きにならない」と約束の上でクラスメイト男子と友人になった女子を描く物語。
表情豊かなキャラクタ達の感情表現のバリエーションがコミカルで楽しい。
7/23『ニセモノの錬金術師(4)』(杉浦次郎/うめ丸)
チートスキルで錬金術師を演じる転生者の男性と彼が買った奴隷の少女を描くファンタジー。
ファンタジー世界観の解釈と物語への落とし込み方が非常に独特で興味深い。
7/23『天狗の台所(6)』(田中相)
14歳の1年間、隠遁生活を送る少年とその兄、天狗の末裔二人のスローライフを描いた作品。
絆を深めてきた兄弟の交流や美しく敬愛すべき自然、食欲をそそる食事描写など丁寧。
7/23『フラジャイル(30)』(恵三朗/草水敏)
性格と口と人相が極めて悪い、病気の原因過程を診断する病理医が主人公の病院ドラマ。
想いが後輩達に受け継がれていくストーリーがエモーショナルな演出とともに描かれている。
7/23『天国大魔境(12)』(石黒正数)
天国を探して崩壊した日本を旅する少年少女と箱庭に隔離された子供達を並行して描く物語。
これまでに貼ってきた伏線や回収されてきている雰囲気はある。
7/23『CITY(14)』(あらゐけいいち)
どこか変わった人々が住む町を舞台にしたシュールギャグオムニバス。
7月からのアニメ放送に合わせて連載が再開し4年ぶりの新刊も刊行。
7/24『ザ・バックラッシャー(1)』(岡田索雲)
自身の正しさを証明するために変身ヒーローとして活動する44歳の無職男性を描く物語。
『ようきなやつら』の岡田索雲新作。社会派のようなシュールギャグの様な妙な雰囲気。
7/25『その着せ替え人形は恋をする(15)(完)』(福田晋一)
人形職人を目指す少年と彼にコスプレ衣装作成を依頼するオタクギャルを描くラブコメディ。
物語として最高潮を迎えた前巻からの完結巻。物語がどのように幕を閉じるか楽しみ。
7/25『ホイホ・ホイホイホ(1)』(ほしつ)
超能力に目覚めた女子高生とクラスメイト達との日常を描いたコメディ。
超能力で調子に乗り勝ちだけど毎回コントロールできずに失敗する主人公の姿が滑稽。
7/26『ぷらぷらチッケッタ(1)』(ぐみさわ)
ぼっち会社員とその先輩、メイド、大人女性3人が童心に帰って散歩する姿を描いた作品。
良い大人でも子供心を忘れずに戯れる3人の掛け合いが平和で可愛らしい。
7/30『ひらやすみ(9)』(真造圭伍)
のんきなフリーター男性と大学進学で上京してきた女子との平屋での共同生活を描く物語。
夢を追いかけないという主人公の選択が多様な生き方を描いている本作らしくて素敵。
7/30『フールナイト(11)』(安田佳澄)
死が迫る人々を植物に変える「転花」が普及した世界を舞台にした物語。
精緻かつスタイリッシュな作画で表現される暗くて陰鬱な世界の雰囲気は相変わらず素敵。
7/31『神クズ☆アイドル(9)』(いそふらぼん肘樹)
やる気ゼロな男性アイドルと女性トップアイドルの幽霊とのコンビを描いたコメディ。
無気力だった主人公がアイドル活動に向き合うようになった姿は感慨深い。
7/31『つくもごみ』(panpanya)
だいたい年に一度のお楽しみ、panpanya先生の新作短編集。
日常のちょっとした事象から妄想を広げていく発想力の豊かさはオンリーワンの魅力。
7/31『緑の予感たち(1)』(緑の予感たち)
カッパが店主の理髪店に通う男性と同僚女性との関係を描く話などを含む短編集。
筆で描いたような特徴的な絵柄と白昼夢の様な不思議な世界観が特徴的。
7/31『ナイトメアバスターズ(上)』(赤瀬由里子)
不思議な夢の世界から抜け出せない少女を助けるために男性会社員が奮闘する物語。
『サザンと彗星の少女』の赤瀬由里子新作。前作同様にフルカラーの壮大なSF作品。























