
2025年9月読んだ漫画の中でオススメ作品のまとめです。
『ふつうの軽音部(8)』(出内テツオ/クワハリ)
渋めの邦楽ロック好きの少女を中心に高校軽音部の活動を描く物語。
人間ドラマの強度の高さやキャラクタ心理を投影したライブシーン、一筋縄ではいかない人間関係、起伏の強いストーリー構成など、各要素が高水準でかみ合っておりとんでもない面白さ。
『大人大戦(2)』(かっぴー/都築真佐秋)
正しい大人になりたい青年が近未来の日本に組み込まれたある社会システムと戦う物語。
SNSによる監視やインフルエンサーの崇拝などを現代社会を拡大解釈したディストピア設定がユニーク。レジスタンス組織やカルト宗教まで絡めた展開が今後どうなっていくか楽しみ。
『野球・文明・エイリアン(1)』(へじていと/山岸菜)
聡明な男子大学生と超野球好きの女子のカップルがエイリアンに野球を教える物語。
とんでもなく奇抜な設定ながら野球と文明作りが妙にかみ合っており不思議な雰囲気。主人公二人のエッジの利いたキャラクタや想い合う関係性も魅力的。
『がらくたから(1)』(pikomaro)
骨董品屋を営む人当たりが悪い男性と彼を手伝う謎の少年が主人公の物語。
アンティークと人々の過去の記憶をリンクさせたストーリーに温かみがあって素敵。骨董品を前にすると人が変わる主人公と気まぐれに彼を振り回す少年とのコンビも良い雰囲気。
『かげきしょうじょ!!(16)』(斉木久美子)
女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。
キャラクタ達が過去の暗い記憶を乗り越えて前を向いてひたむきに進んでいくストーリーが本楽らしくて力強い。キャラ心理を写す情緒的な画面表現もユニーク。
『下足痕踏んじゃいました(6)』(麻生みこと)
誘拐などの凶悪事件を担当する新米刑事とパートナー先輩女性とのコンビを描いた作品。
被害者や被疑者の複雑な人間関係を土台に二転三転しながら真相に向かっていく警察の捜査過程を上手く組み込んだストーリー構成が良く練り込まれている。
『平成敗残兵すみれちゃん(7)』(里見U)
元アイドルの31歳女性が従弟の男子高校生にプロデュースされて再始動する物語。
ひょんなきっかけから昔のアイドルグループが再度集まり一度限りのステージに向けて努力する爽やかで熱い流れから急転直下のラストの展開が強烈。
『撮るに足らない(4)』(二駅ずい)
カップルチャンネルのエロ動画で稼ごうとする恋人未満の大学生二人を描いたラブコメディ。
主人公二人の妙な関係性や彼ら含む大学生達のダラダラした学生生活の雰囲気が面白い。唐突にエッチな画面が見開きで飛び込んでくる演出にも迫力がある。
『ずっと青春ぽいですよ(4)』(矢寺圭太)
アイドル研究部のオタク男子達と彼らに付き添う女子達が青春を謳歌するため奮闘する物語。
各々の価値観の中で悩み努力する高校生達の姿が活き活きと描かれており素晴らしい。特に受験などのコンプレックスに悩む女子の葛藤が青春らしい。
『マネマネにちにち(2)』(山本崇一朗)
三者三様の個性を持った高校野球部マネージャー三人組の日常を描いたコメディ。
わかりやすいキャラクタの性格やテンポよく進む会話、安定して整理された作画、など合わさってストレスなく読める良いコメディ。副菜的なラブ要素も良い塩梅。
『今日も吹部は!(3)』(宮脇ビリー)
野球部から吹奏楽部に転部した少年と全然まとまりのない部員達との交流を描くコメディ。
癖が強すぎる吹部の面々によりハイテンションでオーバーリアクションな独特のテンポの掛け合いが繰り広げられており、ワチャワチャ具合が非常に楽しい。
『ながたんと青と-いちかの料理帖-(14)』(磯谷友紀)
客足の遠のいた料亭の跡取り女性とそこに婿養子に来た口の悪い青年が主人公の料亭物語。
一難去ってまた一難という展開で起伏のあるストーリー構成が魅力的。女性と青年家族を中心とした人間ドラマもクオリティに安定感がある。
『転がる姉弟(7)』(森つぶみ)
親の再婚により新しく家族となった姉と弟を中心に繰り広げられる物語。
子供の視点から描かれる日常や彼らの言動にリアリティがあり、特に本巻収録の知らない親戚の葬儀に参列する話は秀逸。どのお話もほっこり温まるホームドラマで読んでいて癒される。
『傷口と包帯(3)』(七井海星)
弱った人間に性的興奮を感じるヤクザの娘と彼女の世話を任されたヤクザを描くコメディ。
特殊性癖に対する言語化が非常に巧みで本作のメインであるヨワラー以外にも当てはまる事項も多くて興味深い。表情豊かなキャラクタ達の妙な掛け合いも楽しい。
『めんつゆひとり飯(9)』(瀬戸口みづき)
料理の味付けにめんつゆを多用しがちな無精者一人暮らしOLが主人公のグルメ物4コマ。
癖の強いキャラクタ達が繰り広げる会話劇はツッコミの切れ味がするどくテンポも良くて読みやすい。登場する簡単料理もどれもお手軽で再現してみたくなる。
『レッドブルー(15)』(波切敦)
ある理由から総合格闘技を始めた元いじめられっ子の少年を主人公とした物語。
人とずれた異常な思考回路が特色の主人公ながら師匠的なキャラのリベンジマッチに燃える姿など共感しやすい面も描かれることで少年漫画の主人公としてぶっ飛び過ぎない良いバランス。
『げにかすり(2)』(迫稔雄)
元プロボクサーの男性がプロモーターとしてボクシング界で成り上がっていく物語。
圧倒的な熱量で描かれる精緻な作画と野望に燃える魅力的なキャラクタ達、クリーンなボクシングの裏側で暴力が支配するハードボイルドなストーリーが組み合わさって強烈な面白さ。
『あゎ菜ちゃんは今日もしあわせ(3)(完)』(たばよう)
何にも取り柄がないコンビニバイトの女性が理性を飛ばして一人を楽しむ姿を描く物語。
人と接するのが苦手で要領が悪く社会性のない人間を煮詰めたような主人公が何故だか憎めずキュートで、彼女がポジティブに生きる姿もユニークだった。
『作田刑事の張り込み弁当(1)』(コモンオム)
張り込み捜査のストレスを自作のキャラ弁当で癒している敏腕刑事が主人公の物語。
自作のキャラ弁と対話しながら白昼夢のようなファンシー妄想世界に浸る主人公の姿が面白い。同僚など周囲の人々にキャラ弁のことを必死で隠そうとする様子も滑稽。
『盛りあがらないデート(1)』(すずゆき)
陰気な男性と不幸体質の女性、マッチングアプリで出会った二人のデート風景を描いた作品。
噛み合わないようで妙に気が合っている二人の掛け合いが軽快で楽しい。二人の関係性が少しずつ進展していく様子もしっかり描かれておりラブコメとして丁寧。
『平和の国の島崎へ(10)』(濱田轟天/瀬下猛)
国際テロ組織の工作員だった男性が一般人になり平和な日本で暮らす物語。
危ういバランスで何とか成立していた主人公の平和な日常がいよいよ崩れていく気配があり緊迫感が漂う。平穏を願う彼が穏やかな日々を送れる未来であってほしい。
『焼いてるふたり(21)』(ハナツカシオリ)
BBQ好きの男性としっかり者のようで抜けている女性との夫婦生活を描いた作品。
新キャラが登場する小旅行などの中編も挟みつつ、基本的にはいつも通りの主人公二人や周囲の人々の穏やかな日々が描かれる。グルメ日常作品として安定感がある。
『紛争でしたら八田まで(18)』(田素弘)
世界中の紛争地に赴き問題を解決する地政学コンサルタントの女性を描いた作品。
アメリカの分断における福音派の存在など、最新の地政学トレンドをタイムリーに取り上げる姿勢が良い。中央アジアなど日本人の馴染みのない国の話も興味深い。
『宇宙不動産ほしの(1)』(稲井カオル)
24世紀を舞台にお客様に宇宙で一番ぴったりの家を紹介する不動産屋女性を描くコメディ。
会話のテンポが軽快なコメディが楽しく、すっとぼけた雰囲気のキャラクタも魅力的。SF設定を活かした個性的な不動産物件のアイディアもユニーク。
『ワンダンス(14)』(珈琲)
吃音症の少年と言語以外での表現力が豊かな少女を主人公にした高校ダンス部物。
ダンス映像コンテストの中で自分達なりのスタイルを模索する主人公達と圧倒的な才能を見せつけるライバルキャラという構図が熱い。スタイリッシュなダンス表現も引き続きユニーク。
『ヴィンランド・サガ(29)(完)』(幸村誠)
戦いのない楽園を目指す元ヴァイキングの男を描いた物語。
暴力の連鎖との戦いという人類史スケールでの壮大なテーマに対して誠実に向き合った作品であり、物語の畳み方も見事だった。平和への願いがこめられた傑作でした。
『起承転転(1)』(雁須磨子)
50歳で俳優を辞めて東京から地元の福岡に引っ越した女性が主人公の物語。
鳴かず飛ばずの俳優だった主人公の家族との関係性や周囲の人々からの目の向けられ方にリアリティがある。金銭的な困窮なども含めてキャラクタが等身大の人間として描かれている。
『うちがキングダム(1)』(森巡る/砂糖野しおん)
地方移住を期に独立宣言をして新しい国を建国した父子家庭を舞台にした物語。
突拍子もない設定ながら、その状況に困惑しながらも何とか順応して努力しながら高校生活を送る娘の姿が健気。一方でクラスに上手く馴染めない小学生の弟の対比的な描写も巧み。
『断腸亭にちじょう(5)』(ガンプ)
ガンと診断されたひねくれ者漫画家の闘病生活を描くエッセイ漫画。
作者本人の心理状態を描く漫画表現のバリエーションが豊かで非常に巧み。ガン治療の工程や周囲の医療従事者達の言動もこの作者ならではの視座で描かれており興味深い。
『ミハルの戦場(2)』(濱田轟天/藤本ケンシ)
世界大戦後に分割統治される日本を舞台に狙撃手の少女と観測手の男性コンビを描く物語。
戦時下の日本や占領地域での傭兵部隊という設定を演出するキャラクタ達の言動にリアリティがある。一人称視点などチャレンジングな漫画表現も多様で面白い。
『同志少女よ、敵を撃て(2)』(逢坂冬馬/鎌谷悠希/速水螺旋人)
独ソ戦が激化するモスクワ近郊の村の少女が復讐のために狙撃手として戦う姿を描く物語。
過酷な訓練を乗り越えて友情を育み絆が芽生えた少女達が残酷な結末が待っている戦場へと送り出されていく姿は悲劇的。美しい作画も彼女達の儚い運命を彩る。
『どく・どく・もり・もり(5)』(背川昇)
真っ赤な食用キノコの少女が両親の仇である毒キノコへの復讐を試みる物語。
ファンシーな世界観とポップなキャラデザインと残忍でグロテスクなストーリーの落差が強烈。本作の世界の根底にある設定を匂わせる描写も気になるところ。
『怪怪ギギギギギ(1)』(うぐいす祥子)
怪異現象が起こる立ち入り禁止の地域の謎を探ろうとする高校生3人を描くホラーコメディ。
楽天家でトラブルに足を突っ込みがちな主人公と怪異に興味津々なヒロインのコンビが良い塩梅。強引に思えるくらいのホラー展開の解決もこの作者らしい。


















































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