
新年度ですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。
4/3『SPY×FAMILY(17)』(遠藤達哉)
スパイの父と殺し屋の母と超能力者の娘、正体を隠す3人を描く擬似家族コメディ。
ハードボイルドなシチュエーションでもどこか呑気な雰囲気で面白い。
4/3『大人大戦(4)』(かっぴー/都築真佐秋)
正しい大人になりたい青年が近未来の日本に組み込まれたある社会システムと戦う物語。
世界観の設定がユニーク。サスペンス的雰囲気とエンタメ性のバランスも良い塩梅。
4/3『おかえり水平線(3)』(渡部大羊)
銭湯を舞台に高校生の少年と突如現れた父親の隠し子を名乗るもう一人の少年を描く物語。
小さな人間関係の中で悩んで葛藤する高校生達の姿が素敵。人情味のある交流も温かい。
4/3『生活マン(1)』(あやき/南田冬)
無口で繊細ながら人々の生活を愛する正義のヒーローが市民の何気ない日常を守る物語。
日々の生活の中に潜む善や悪を敏感に察知する感受性豊かな正義のヒーローの設定が独特。
4/3『どく・どく・もり・もり(6)』(背川昇)
真っ赤な食用キノコの少女が両親の仇である毒キノコへの復讐を試みる物語。
ファンシーな世界観とポップなデザインに対する残忍でグロテスクなストーリの落差が強烈。
4/6『ローワライ(1)』(雪野朝哉)
聴覚障害を持つ青年と手話通話のバイトをするもう一人の青年が漫才コンビを組む物語。
漫画で扱うのが難しそうな題材を当事者達の感情も含めて上手くネタに落とし込んでいる。
4/6『猩猩姫(1)』(ippatu)
封印されし少女とイケメン僧侶達の旅を描く『西遊記』をベースにしたファンタジー作品。
『虎鶫』のippatu先生新作。精緻でダイナミックな作画と独特の世界観は健在。
4/7『ワレワレハ(3)』(松枝穂積)
メイクで地味な素顔を擬態する女子大生と人間に擬態する宇宙人との交流を描いたコメディ。
主人公達の方向性の異なる擬態に妙な共通項があり二人の言動がリンクする構成が面白い。
4/8『あくまでクジャクの話です。(7)』(小出もと貴)
恋愛に悩む男性教師と生物学を通して恋愛の悩みに答える変な女子高生との交流を描く物語。
恋愛成就のためには手段を選ばない主人公がパワフルでキュート。
4/8『忍者と極道(17)』(近藤信輔)
悪行の限りを尽くす極道と彼らと敵対する忍者との戦いを描いたトンデモアクション。
物理法則のリアリティラインなんて完全無視で勢いと熱さで突き進むバトル描写が特徴的。
4/8『僕のいとこのおねえさん(1)』(春野ユキト)
田舎の親戚宅に引っ越してきた少年と謎めいた妖艶な魅力のある従姉との関係を描く物語。
『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』の春野ユキト先生新作。
4/9『空五倍子先生の書けない生活(1)』(本田)
スランプ中の書けない小説家が新しい担当者と協力しながら執筆再開を模索する物語。
『ほしとんで』の本田先生新作。キャラクタのどこかコミカルな人間味が魅力的。
4/15『本なら売るほど(3)』(児島青)
古本屋を営む男性とそこに訪れる様々な人々との交流を描いたオムニバス。
古本や古書店という題材を活かした人間模様やお話の構成が巧みで各話のクオリティが高い。
4/15『開花アパートメント(4)』(飴石)
大正末期を舞台にあるアパートに住む秘密を抱えた変わり者を描く物語。
太い輪郭線と陰影の強さなど、大正ロマンな作中世界を演出する画面の雰囲気がユニーク。
4/16『スターウォーク(2)』(浅白優作)
変わり果てた地球に帰還した宇宙飛行士の少女とAIロボットとの旅を描く物語。
スケールの大きいなSF設定と激しく展開が動くトリッキーなストーリー構成が魅力的。
4/16『無敗のふたり(5)』(遠藤浩輝)
組んだ人間を誰でも勝たせてしまう天才トレーナと格闘技を愛する青年コンビを描くMMA物語。
総合格闘技の中で繰り広げられる目まぐるしい攻防が的確な解説を添えて描かれている。
4/17『九龍ジェネリックロマンス(12)』(眉月じゅん)
九龍城砦を舞台に不動産会社に勤める女性と同僚男性とのミステリアスな恋を描く物語。
作り込まれたオリジナリティの高い世界観やチャレンジングな漫画表現など魅力的。
4/17『女子高生除霊師アカネ!(4)』(大武政夫)
失踪した父親の代わりにインチキ霊媒師として生計を立てる女子高生が主人公のコメディ。
善人ぶっても性根はゲスな娘と暴力で全てを解決する父、主人公親子のキャラクタが強烈。
4/17『やがて絵筆を映ろし君は(1)』(起田ねぐせ)
過去に絵画教室で絵を教えていた少年と同居を始める漫画家女性の苦悩を描く物語。
自身の描いている漫画ジャンルゆえに現実のシチュエーションに悩む主人公の姿が滑稽。
4/17『巡る遊星(3)(完)』(中島佑)
30歳で芸人を辞めた脚本家志望の男性を中心に絡まり合う人間関係を描いた群像劇。
十人十色のコンプレックスを抱えて過去の過ちに悩まされる人々の葛藤にリアリティがある。
4/20『作田刑事の張り込み弁当(3)』(コモンオム)
張り込み捜査のストレスを自作のキャラ弁当で癒している敏腕刑事が主人公の物語。
仕事の合間にキャラ弁を通して白昼夢のようなメルヘンな妄想に浸る主人公の異常性が強烈。
4/23『ミュージアムのふたり(3)(完)』(山崎虔十)
悪評から逃れたくて博物館で働き始めた女性と先輩の学芸員女性が主人公の物語。
各キャラクタ達の悩みや葛藤が丁寧に描かれており人間ドラマの強度が高い。
4/23『平和の国の島崎へ(12)』(濱田轟天/瀬下猛)
国際テロ組織の工作員だった男性が一般人になり平和な日本で暮らす物語。
穏やかな日々の終わりが近づく中で噛みしめるように日常を過ごす主人公の姿が趣深い。
4/23『首領ちゃん(2)』(小山健)
週休二日制になった正義のヒーローが休日の過ごし方がわからず悪戦苦闘するコメディ。
休み慣れておらず空回りする大人が素直な子供の言動から学んでいく構成がわかりすい。
4/23『メアヘイム(2)』(鶴淵けんじ/Konata)
条理がねじ曲がった冥地と呼ばれる場所で万能薬を求めて旅する二人を描くファンタジー。
精緻かつ美麗な作画で描かれる危うくて美しい異世界描写が魅力的。
4/23『盛りあがらないデート(2)』(すずゆき)
陰気な男性と不幸体質の女性、マッチングアプリで出会った二人のデート風景を描いた作品。
噛み合わないようで妙に気が合っている二人の掛け合いが軽快で楽しい。
4/23『ただの飯フレです(6)』(さのさくら)
マッチングアプリで出会ったご飯を食べるためだけに集まる男女を描く物語。
食事の場で悩みを周囲に相談し解消に向かっていくストーリー構成が丁寧で素晴らしい。
4/23『天狗の台所(7)』(田中相)
14歳の1年間、隠遁生活を送る少年とその兄、天狗の末裔二人のスローライフを描いた作品。
人間関係の描写で家族の形や自立しようとする子供への感情の向け方など描き方が誠実。
4/23『スキップとローファー(13)』(高松美咲)
自信家だけどちょっと抜けてる少女と高校のクラスメイト達との交流を描く物語。
過去の暗い記憶を新たな道しるべとしていく若者達に焦点を当てたストーリー構成力が秀逸。
4/24『百姓貴族(9)』(荒川弘)
実家が北海道の農家で畜産高校出身である荒川弘先生による赤裸々農業エッセイ。
過去の実体験と最近の農業ネタと面白おかしいエッセイに仕上がっている。
4/30『ひらやすみ(10)』(真造圭伍)
のんきなフリーター男性と大学進学で上京してきた女子との平屋での共同生活を描く物語。
のんびりした日常の中で少しずつ変化する人々の人生が本作らしいリズムで描かれている。
4/30『次の整理(2)』(光用千春)
小説家志望の清掃員が元クラスメイトの売れっ子作家と共同で過去の記憶を整理する物語。
作家との交流の中で主人公が自分の生き方や価値観を見つめ直していくストーリ構成が巧み。



























