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梅雨ですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。

6/4『チェンソーマン(24)(完)』(藤本タツキ)

チェンソーの悪魔と同化した欲望に素直な男とある悪魔に憑りつかれた少女を描く物語。
世界を転覆させるスケールの大きな戦闘の末、ストーリーはどのような形で幕を閉じるか。


6/4『サンキューピッチ(6)』(住吉九)

ある制約を抱えたピッチャーの少年を中心に曲者揃いの野球部を描く高校野球物。
ストーリーの勢いを衰えさせず次から次へと盛り上がる展開を持ってくる構成力素晴らしい。


6/4『伴天連怪談(1)』(三木有)

キリスト教徒を取り締まる屋敷で働く青年と悪魔払いの宣教師男性を描く江戸が舞台の物語。
『静と弁慶』の三木有新作。題材やキャラデザイン、物語のテンポなど独特の雰囲気。


6/4『こわいやさん(4)』(カメントツ)
可愛らしい動物が住む「どうぶつ」村にある怪談を販売する「こわいや」が舞台の物語。
作中作と本筋ストーリーがリンクする複雑なストーリー構成は良く練り込まれている印象。


6/4『にこにこ元気☆ハッピーちゃん(1)』(犬嶋乃介)

仕事も私生活も散々だが無理やりポジティブでいようとする女性が主人公のコメディ。
何をしても空回りで正気を失うようなライフハックを披露する主人公の姿が哀れで滑稽。


6/5『図書館の大魔術師(10)』(泉光)

司書となる夢を持った少年と仲間達を描いたハイファンタジー。
精緻な作画と凄まじく作り込まれた世界観は相変わらずクオリティ安定。


6/8『阿佐ヶ谷サキュバス同人物語(2)』(縁山)

売れないエロ同人作家の女性と処女サキュバスコンビがエロ漫画創作に取り組むコメディ。
パワフルなキャラ達が引き起こすドタバタなやり取りや機知に富んだ掛け合いに勢いがある。


6/8『魔法少女イナバ(2)』(猫にゃん)

自身を魔法少女だと信じて疑わない女性が世にはびこる悪と戦う物語。
狂気に近い感情で動く主人公の行動原理が特異。モノローグ演出も異常性を演出している。


6/9『バーサス(7)』(ONE/あずま京太郎/bose)

47体の魔王に支配される世界を救うために立ち上がった47人の勇者達を描くファンタジー。
緻密な作画で描かれるダイナミックなバトルシーンは素晴らしいクオリティ。


6/9『極主夫道(17)』(おおのこうすけ)

元ヤクザの強面過ぎる主夫と肝っ玉の据わった妻を中心に繰り広げられるコメディ。
あの手この手で話のバリエーションを出してくる工夫に感心させられる。


6/10『彼は友達(4)』(浦野月鼓)

「絶対に好きにならない」と約束の上でクラスメイト男子と友人になった女子を描く物語。
フィクションの中で誇張されながらも各キャラクタ達が抱える悩みにはリアリティがある。


6/11『放課後帰宅びより(6)』(松田舞)

帰り道にロマンを求めるハイパー帰宅部の主催者女子とその部員である男子を描く物語。
互いに対する想いを徐々に深めていき、思い切ったアプローチも試みる二人のやり取りの青春濃度が非常に高い。各シーンのシチュエーション演出も破壊力抜群。


6/12『頼くんとヨリを戻すわけには!(3)』(旗谷澄生)
中学時代に別れた彼氏と大学で再開した女性が彼との関係性に右往左往する物語。
傲慢ながら人たらしで憎めない男性側のキャラクタがキュート。


6/12『これ描いて死ね(9)』(とよ田みのる)

漫画を読むのが大好きな少女とその仲間達を描く漫研部が舞台の物語。
まんが甲子園を経て主人公達が新たな目標を定めて邁進していく展開は真っすぐで熱い。


6/15『香港ネクロポリス(2)』(越谷美咲)

香港を舞台に猪突猛進の女性刑事と謎の男のコンビが繰り広げるネクロマンスアクション。
コマ割りや擬音も駆使したアクションシーンの漫画表現はスタイリッシュで素敵。


6/18『こんづくし(3)』(森長あやみ)

狐達が通う学校に自身を狐と偽って入学した人間少女とクラスメイト達を描く物語。
ゆるい日常ギャグなようで倫理観がバグった展開が平然と組み込まれているスタイルが独特。


6/18『レッドブルー(18)』(波切敦)

ある理由から総合格闘技を始めた元いじめられっ子の少年を主人公とした物語。
各キャラの設定がしっかり作り込まれており格闘技に対する向き合い方も多様で興味深い。


6/23『焼いてるふたり(24)』(ハナツカシオリ)

BBQ好きの男性としっかり者のようで抜けている女性との夫婦生活を描いた作品。
キャラクタ達の交流が緩くて平和な雰囲気で癒されるし登場する料理も美味しそう。


6/23『ひとりでしにたい(12)』(カレー沢薫/ドネリー美咲)

孤独死した叔母と同じ道を辿りたくない35歳の独身女性を主人公に日本の社会問題を描く物語。
子供を産む産まない希望が夫婦間で異なるというシビアな状況がリアルに描かれている。


6/23『新刊100億冊ください(3)』(破賀ミチル)

自分のファンである姪っ子と同居することになったBL同人作家女性が主人公のコメディ。
オタク仲間がいなかった少女が同好の士と出会い新たな価値観が芽生える様子は微笑ましい。


6/23『ダーウィン事変(11)』(うめざわしゅん)

人間とチンパンジーの間に生まれた「ヒューマンジー」の少年が主人公の物語。
新たな事実の発覚などがストーリーの中に上手く組み込まれており緊迫した展開が続く。


6/25『1日2回(7)』(いくえみ綾)

中学生の娘がいる未亡人と婿養子からの出戻り男性、幼馴染のアラフォー二人を描いた物語。
恋人でもない家族でもない二人の関係性が揺らぐ様子が情緒的に描かれており素晴らしい。


6/26『秘密法人デスメイカー(3)』(鰻田まあち)

ヒーローからの被虐願望がある怪人と彼女から生み出された怪人達との日常を描いたコメディ。
倫理観が終わっているキャラクタ達の掛け合いは妙な言語センスも合わさって軽快で楽しい。


6/30『進め!白鼻進』(増村十七)

1933年の日本を舞台に、当時大人気だった『のらくろ』をパクろうとする漫画家を描く物語。
『花四段といっしょ』の増村十七新作。エネルギッシュで面倒くさいキャラクタ達が魅力的。


6/30『ぬいの式日(1)』(志摩七春)

毎回花嫁のことが好きになり失恋する天才ウェディングドレスデザイナ男性が主人公の物語。
耽美な絵柄とキャラクタ造形、華やかでユニークなデザインのドレスなど画面が魅力的。


6/30『ありす、宇宙までも(7)』(売野機子)

言語が苦手な少女が苛烈な天才少年のサポートを受けて宇宙飛行士を目指す物語。
主人公二人が少しずつ成長して周囲から認められながら夢に向かっていくストーリーは痛快。


6/30『劇光仮面(9)』(山口貴由)

大学時代に特撮研究会に所属していた男性とその仲間達を描く物語。
特撮に対する主人公達の狂気と現実に顕現した怪物の暴走がぶつかるストーリーは唯一無二。


6/30『フールナイト(13)』(安田佳澄)

死が迫る人々を植物に変える「転花」が普及した世界を舞台にした物語。
わずかな希望にすがったり絶望に陥る退廃した世界の人々が情緒的に描かれている。


6/30『神田ごくら町職人ばなし(2)』(坂上暁仁)

江戸時代の神田を舞台に、桶職人や刀匠など、様々な職人達を描いた作品。
職人達の動作と手さばき、出来上がる商品のち密さが精緻な作画で美しく描かれている。


6/30『不貞のオリンピア(1)』(岩国ひろひと)

部下の女性に弱みを握られた冴えない中年男性が肉体改造を強要される筋トレコメディ。
岩国ひろひと新作。高い画力とヘンテコな設定、筋トレウンチクが合わさって妙な雰囲気。