
酷暑ですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。
8/3『チハヤリスタート!(5)』(たけうちホロウ)
足が速いだけでチヤホヤされていた少女とライバルとなるもう一人の少女を描く陸上物語。
各々の理由で競技から離れた元チームメイト達を陸上への熱で復帰させていく構成が力強い。
8/4『逃げ上手の若君(26)』(松井優征)
生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。
強烈なメタ表現や長期伏線の回収など鮮やかな漫画演出やストーリーの巧みさは職人芸の域。
8/4『さむわんへるつ(4)』(ヤマノエイ)
深夜ラジオの大喜利コーナーへの投稿という共通の趣味を持つ高校生男女を描く物語。
主人公二人のクラスメイトでライバル、異性という関係性をベースにした距離感がキュート。
8/4『こわいやさん(5)』(カメントツ)
可愛らしい動物が住む「どうぶつ」村にある怪談を販売する「こわいや」が舞台の物語。
作中作と本筋ストーリーがリンクして混ざり合っていく複雑なストーリー構成はユニーク。
8/4『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~(7)』(瀬野反人)
言語学者の男がモンスター達と旅をしながら彼らとの交流を試みるファンタジー。
作品世界における根本的な倫理観に対する設定が作り込まれておりオリジナリティが高い。
8/6『ゆーあーすらっがー(1)』(なめたけ/真野ろか)
プロ野球選手を目指す女子高生と彼女の幼馴染の美術部男子とのやり取りを描く物語。
小柄で日常生活はポンコツながら豪快なスイングが持ち味の主人公のキャラクタが良い。
8/6『杉雪カコと見たい明日(4)(完)』(ノッツ)
ある条件を満たさなければ同じ一日をループする高校生男女二人の交流を描くラブコメ。
トリッキーな設定に加えて濃い新キャラが多く作品全体がカオスな雰囲気。
8/6『平成敗残兵すみれちゃん(11)』(里見U)
元アイドルの31歳女性が従弟の男子高校生にプロデュースされて再始動する物語。
基本的にはダメ人間ながら、決める時にはビシッと決める主人公の落差の激しさが面白い。
8/6『ローワライ(2)』(雪野朝哉)
聴覚障害を持つ青年と手話通話のバイトをするもう一人の青年が漫才コンビを組む物語。
障碍者の生きにくさに向き合いながらも明るい雰囲気で描いているのが印象的。
8/6『税金で買った本(20)』(ずいの/系山冏)
ひょんなことから図書館で働くことになったヤンキー少年が主人公の物語。
お仕事物としてリアリティがあり図書館業務に関する描写もマニアックながら興味深い。
8/7『先輩と後輩、大暴れの日々(1)』(横森もよこ)
辛い労働を高飛車お嬢様などの妄想ロールプレイで切り抜ける女性達を描いたコメディ。
1人でやっていた奇行が仲間を得ることでエスカレートしていくのが面白い。
8/10『まんペン(2)』(トミムラコタ)
漫画家を目指すペンギンと彼(?)の担当になった編集者が主人公のコメディ。
逆境や批判にも動じないペンギンに編集者が徐々に感化されていくストーリーが素敵。
8/10『あくまでクジャクの話です。(8)』(小出もと貴)
恋愛に悩む男性教師と生物学を通して恋愛の悩みに答える変な女子高生との交流を描く物語。
恋する乙女の暴走っぷりとと強引ながら勢いがある生物学ネタには安定感がある。
8/10『虐幸のくるちゃん(2)』(木陰ひな田)
母親の機嫌を伺うことを最優先に生きるように育てられた少女と家族との歪な関係を描く物語。
歪んだ価値観を植え付けられて無自覚に母親最優先で動く主人公の言動がホラーめいている。
8/12『J⇔M ジェイエム(8)』(大武政夫)
女子小学生と身体が入れ替わってしまった殺し屋とその女子が主人公のコメディ。
勘違いや嘘によって事実が捻じ曲げられヘンテコな状況に陥っていく構成が楽しい。
8/12『現象X 超常現象捜査録(3)』(温泉中也)
超常現象がかかわる事件を捜査する亜人女性と国家警察男性のコンビを描く物語。
ハードボイルドな雰囲気やシニカルな掛け合いなど各要素のクオリティが高い。
8/17『メイドインアビス(15)』(つくしあきひと)
謎に満ちた大穴「アビス」の底を目指す少女達の冒険を描いたファンタジー。
唯一無二の作品設定とその世界を鮮やかに描写する緻密な作画が美しい。
8/18『写らナイんです(9)』(コノシマルカ)
霊を引き寄せる体質に悩む少年と霊感ゼロだけど心霊写真を撮りたい少女が主人公の物語。
ライトな怪奇ホラーギャグの中に時々挟まる不条理ギャグのナンセンス具合が強くて面白い。
8/18『神引きのモナーク(1)』(杉浦次郎/オキウミレイ)
ガチャでアイテムやキャラクタを引き当てるスキルを得た青年が主人公の異世界転生物。
杉浦次郎が原作。細部まで作り込まれたユニークな異世界設定が特徴的。
8/18『ザ・キンクス(4)』(榎本俊二)
小説家の父親と専業主婦の母親、娘と息子の4人家族の日常を描いた作品。
温かい家族内や周囲の人々との交流が独特のシュールなテンションで描かれておりユニーク。
8/20『リュウツヘグイ(1)』(山路新)
人を捕食する竜に人類が敗北してから100年後の世界で人類の反攻を描く物語。
主人公少年のトリッキーな立ち位置がユニーク。精緻な作画やアクションシーンも魅力的。
8/20『まかない刑事の聴取メシ(1)』(森田蓮次)
取調室で何故かまかない料理を提供して容疑者の自供を引き出す刑事コンビを描く物語。
『アスペル・カノジョ』の森田蓮次新作は意外にもグルメコメディ。
8/20『マトリの推し事 芸能人の家宅捜索をやりたくて(4)』(清家孝春/廣畑徹)
華やかな芸能人を推すことが生きがいの麻薬取締官女性が自分の推しを捜査する物語。
麻薬中毒者もドン引きするほどの熱量で推しへの愛を貫く主人公の狂気が強烈。
8/21『波よ聞いてくれ(13)』(沙村広明)
口達者で豪胆な女性を主人公とした北海道のラジオ局が舞台の物語。
オンリーワンな雰囲気のコメディと真面目なメディア論とのバランスが独特で面白い。
8/21『どくだみの花咲くころ(5)』(城戸志保)
奇行が目立つ小学生男子と彼の作る「作品」に執着する優等生男子との交流を描く物語。
小学生達それぞれ多種多様なやっかい個性を持っており現実にいそうなリアリティがある。
8/21『首領ちゃん(3)』(小山健)
週休二日制になった正義のヒーローが休日の過ごし方がわからず悪戦苦闘するコメディ。
自分なりの休みの楽しみ方を模索しながら見つけていく様子が楽しい。
8/21『奥田ライチに触れるな(2)』(小三島むら)
人に触れられるのを極端に嫌う教師とタコの足のような触手を持つ少女の交流を描く物語。
主人公の生命が徐々に搾り取られていくようなホラーめいたストーリー展開が面白い。
8/24『撮るに足らない(6)』(二駅ずい)
カップルチャンネルのエロ動画で稼ごうとする恋人未満の大学生二人を描いたラブコメディ。
アブノーマル気味な男子の欲求にドン引きしつつも受け入れる女子の対応が面白い。
8/24『ただの飯フレです(7)』(さのさくら)
マッチングアプリで出会ったご飯を食べるためだけに集まる男女を描く物語。
人間関係における各人の距離感や価値観の違いを丁寧に描いた会話劇にはリアリティがある。
8/27『ぷらぷらチッケッタ(2)』(ぐみさわ)
ぼっち会社員とその先輩、メイド、大人女性3人が童心に帰って散歩する姿を描いた作品。
バラバラ個性三人組の掛け合いは気の置けないゆったりした空気で心地よい。
8/27『SAN値直葬!闇バイト(4)(完)』(ムクロメ)
守銭奴少女とそのバイト仲間達が怪物のぬいぐるみを仕入れる怪しい仕事に勤しむコメディ。
美少女4コマコメディとクトゥルフ神話を組み合わせたコンセプトが斬新で非常にユニーク。
8/27『本田鹿の子の本棚 LOVEクラフト篇』(佐藤将)
クレイジーな読書趣味の娘の本棚を盗み見る父親とぶっ飛んだ設定の作中作を描くコメディ。
創作におけるお決まりをメタった変化球ネタがてんこ盛りでバリエーション豊か。
8/28『しすたれじすた(4)』(岡田麿里/オジロマコト)
アイドル衣装デザイナーの女性と疎遠だった彼女の家族がアイドル事務所を結成する物語。
サブキャラクタも含めて一癖二癖あるキャラ達が織りなす人間ドラマはそれぞれ強度が高い































