残暑が厳しいですね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。

9/4『おかえり水平線(4)』(渡部大羊)

銭湯を舞台に高校生の少年と突如現れた父親の隠し子を名乗るもう一人の少年を描く物語。
複雑な家庭環境やクラスメイトとの関係に思い悩む若者達の葛藤は等身大。


9/4『限界OL霧切ギリ子(3)』(ミートスパ土本)

ブラック気味な職場に勤める女性会社員の妙な拘りを持った限界料理を描くグルメ漫画。
主人公を筆頭に癖の強すぎる人々が各々の拘りを持って語る料理への持論が独特で興味深い。


9/4『生活マン(2)』(あやき/南田冬)

無口で繊細ながら人々の生活を愛する正義のヒーローが市民の何気ない日常を守る物語。
小市民的な日常を送りながらも強い正義の心を持った主人公のキャラクタが面白い。


9/4『世界を繋ぎ尽くすインターネット巫女(1)』(木野イチカ/コガッツオ)

明治時代の日本を舞台にインターネットに接続する特別な素養を持った巫女達を描く物語。
明治の文化と現代におけるインターネット文化を混在させた設定がユニークで楽しい。


9/4『ヒトナー(1)』(屋宜知宏)

ケモノ達が文明を営む最果ての星に降り立った地球人と現地のケモ達との交流を描く物語。
オリジナリティが高い設定を魅力的に描く演出力やストーリー構成力が目を引く。


9/4『あっ、悪魔ちゃん(1)』(深津ザオウ)

田舎の小学校を舞台に意中の男子の引っ越しを阻止するために奇行に出る少女を描く物語。
普段は目立たない主人公が一世一代の大勝負で突拍子もない行動に賭ける姿が面白い。


9/8『女の園の星(5)』(和山やま)

生徒達に少々なめられている男性教員とその周囲の人々との交流を描く女子高コメディ。
静かな会話劇の中で混沌としたシチュエーションを作り出すセンスが秀逸。


9/9『ラブソング(1)』(江田糸図)

ピアノだけが生きがいの少年と天涯孤独になった彼を引き取った女性を描く物語。
悲劇的な人生を歩んできた二人の再生を描くストーリーがドラマティックで素晴らしい。


9/9『ベアゲルター(8)』(沙村広明)

地方の孤島にてヤクザや裏社会の組織達がある商品を巡って争うアクション物。
ヘンテコ武器を駆使したアクションやグロテスクな拷問シーンなど沙村作品らしい。


9/9『ウリッコ(4)』(殺野高菜/大森かなた)

漫画喫茶に住み売春して生活費を稼ぐ女性が人生一発逆転を目指して漫画を描き始める物語。
生きる意味が何もなかった主人公が漫画創作にすがり全てを捨てて打ち込む姿が壮絶。


9/9『彼は友達(5)』(浦野月鼓)

「絶対に好きにならない」と約束の上でクラスメイト男子と友人になった女子を描く物語。
フィクションの中で誇張されながらも各キャラクタ達が抱える悩みにはリアリティがある。


9/11『パンをナメるな!(2)』(貞松龍壱)

高校中退の引きこもり少女がひょんな事から鎌倉のパン屋で店長代理として働き始める物語。
登場するキャラクタ達が造形含めて個性がしっかり立っており皆魅力的。


9/11『マネマネにちにち(4)』(山本崇一朗)

三者三様の個性を持った高校野球部マネージャー三人組の日常を描いたコメディ。
お話の中でそぎ落とされた情報量とシンプルでわかりやすい画面などで読みやすい。


9/15『めちゃくちゃ追放される話(1)』(杉浦次郎/向浦宏和)

成長するほど周囲から嫌われるスキルを得た正義感が強い少年が主人公の物語。
特徴的なスキルの設定が特徴的な杉浦次郎作品の中でもコメディ要素強め。


9/15『転がる姉弟(8)』(森つぶみ)

親の再婚により新しく家族となった姉と弟を中心に繰り広げられる物語。
子供の視点から描かれる日常や彼らの言動にリアリティがある。


9/17『The JOJOLands(9)』(荒木飛呂彦)

亜熱帯の島々を舞台にひとりの少年が大富豪になるまでを描くジョジョシリーズ第9部。
前巻ラストでお話に一区切りをつけて新章を開始する展開は予想外だった。


9/17『ドッグスレッド(9)』(野田サトル)

夢が潰えたフィギュアスケータの少年がアイスホッケーに舞台を移して戦う物語。
競技のルールや選手の動き、更には競技自体の魅力もわかりやすく描く描写力の高さが光る。


9/18『フラジャイル(32)』(恵三朗/草水敏)

性格と口と人相が極めて悪い、病気の原因過程を診断する病理医が主人公の病院ドラマ。
強いキャラクタ達が繰り広げる人間ドラマは重厚かつ医療物として読みごたえがある。


9/18『うちのちいさな女中さん(7)』(長田佳奈)

昭和初期を舞台に翻訳家の女性と彼女の家で働く14歳の女中の少女を描いた作品。
当時の人々の生活の様子がその場を見てきたかのような臨場感で丁寧に描かれている。


9/18『ザ・キンクス(4)』(榎本俊二)

小説家の父親と専業主婦の母親、娘と息子の4人家族の日常を描いた作品。
温かい家族内や周囲の人々との交流が独特のシュールなテンションで描かれておりユニーク。


9/18『FX戦士くるみちゃん(10)』(でむにゃん/炭酸だいすき)

FXが原因で自死した母親の無念を晴らすため自らもFXの世界に挑戦する女子大生の物語。
実在の制度を使った主人公の自己破産手続き描写などには生々しさがある。


9/18『スベる天使(3)』(桜箱)

冴えない男子高校生とクラスメイトのお笑い好き美少女がコンビを組む物語。
主人公二人が意識し合いながら周囲の評価を得て成長していくストーリーが気持ちいい。


9/18『ワンダリング(1)』(チョモラン)

世界にはびこる「影」を退治する青年と彼の前に現れた謎の少女の奇妙な旅を描く物語。
『あの人の胃には僕が足りない』のチョモラン先生新作。性的倒錯描写が相変わらず独特。


9/18『焼いてるふたり(25)』(ハナツカシオリ)

BBQ好きの男性としっかり者のようで抜けている女性との夫婦生活を描いた作品。
キャラクタ達の交流が緩くて平和な雰囲気で癒されるし登場する料理も美味しそう。


9/29『ドカ食いダイスキ! もちづきさん(4)』(まるよのかもめ)

食欲に抗えず異常なカロリーを摂取する女性の奇行めいた食事風景を描いたコメディ。
食欲に取りつかれたような思考回路で常人とはかけ離れた行動を取る主人公の姿が強烈。


9/30『路傍のフジイ(7)』(鍋倉夫)

40過ぎで非正規社員、冴えないけど何故だか人を惹き付ける不思議な男性が主人公の物語。
地味ながら周囲に影響を与える主人公や何気ない日常を魅力的に描くストーリーなど秀逸。


9/30『うちがキングダム(3)』(森巡る/砂糖野しおん)

地方移住を期に独立宣言をして新しい国を建国した父子家庭を舞台にした物語。
姉と弟、それぞれの立場でのクラスメイトとの関係性が描かれている。