秋めいてきましたね皆さん、無理のない範囲で漫画を読みましょう。
10/2『ワールドトリガー(30)』(葦原大介)
10/2『ワールドトリガー(30)』(葦原大介)
異次元からの侵略者である近界民と戦うボーダー達を描いた戦略バトル物。
独特な作品ルールの中でロジカルな戦いを展開するストーリー構成力はすさまじい。
10/2『逃げ上手の若君(27)(完)』(松井優征)
生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。
巧みなストーリー構成で各キャラのエピソードを畳んできた本作、美しいラストに期待。
10/2『サンキューピッチ(7)』(住吉九)
ある制約を抱えたピッチャーの少年を中心に曲者揃いの野球部を描く高校野球物。
ロジカルで現実味のある要素とフィクション全開のぶっ飛んだ要素が上手く合わさっている。
10/2『さむわんへるつ(4)』(ヤマノエイ)
深夜ラジオの大喜利コーナーへの投稿という共通の趣味を持つ高校生男女を描く物語。
主人公二人のクラスメイトでライバル、異性という特異な距離感がもどかしくてキュート。
10/2『ふつうの軽音部(12)』(出内テツオ/クワハリ)
渋めの邦楽ロック好きの少女を中心に高校軽音部の活動を描く物語。
主人公バンドのライバル的バンドの登場は対立軸としてわかりやすい。
10/2『大人大戦(6)』(かっぴー/都築真佐秋)
正しい大人になりたい青年が近未来の日本に組み込まれたある社会システムと戦う物語。
SNSにおける評価の影響が大きくなった現代社会を風刺したような設定がユニーク。
10/2『続テルマエ・ロマエ(3)』(ヤマザキマリ)
温泉を通じて古代ローマから現代日本にタイムスリップする浴場技師が主人公の物語。
ストーリー構成のテンプレートが強いためマンネリを感じずに楽しめる。
10/5『どく・どく・もり・もり(7)』(背川昇)
真っ赤な食用キノコの少女が両親の仇である毒キノコへの復讐を試みる物語。
多様なキノコの生態に合わせて擬人化されたキャラクタ達の能力や造形が多様で面白い。
10/5『かげきしょうじょ!!(17)』(斉木久美子)
女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。
少女達が過去の暗い記憶を乗り越えて前を向いてひたむきに進んでいくストーリーが力強い。
10/6『ホイホ・ホイホイホ(3)』(ほしつ)
超能力に目覚めた女子高生とクラスメイトの女子二人を中心とした日常を描いたコメディ。
個性的なキャラ達が巻き起こす騒動のドタバタ具合やシュールなギャグの雰囲気が楽しい。
10/6『税金で買った本(21)』(ずいの/系山冏)
ひょんなことから図書館で働くことになったヤンキー少年が主人公の物語。
立場の違いに起因した職場内の軋轢などお仕事物としてリアリティがある。
10/7『ウィキッドスポット(2)』(Sal Jiang)
隠遁生活から一変、SNSで自身の姿を発信する魔女を主人公に現代を生きる魔女達を描く物語。
外の世界の刺激に目を輝かせる主人公の表情が無邪気さと狂気が合わさっていて素敵。
10/8『放課後帰宅びより(7)』(松田舞)
帰り道にロマンを求めるハイパー帰宅部の主催者女子とその部員である男子を描く物語。
もどかしい距離感で相手への想いを募らせる主人公二人のやり取りが非常に可愛らしい。
10/8『空五倍子先生の書けない生活(2)』(本田)
スランプ中の書けない小説家が新しい担当者と協力しながら執筆再開を模索する物語。
登場する癖が強い編集者や作家達は面倒くさいけど愛すべきキャラクタ揃いで魅力的。
10/8『悪魔と俺と(1)』(黒江S介)
28歳のパッとしない男性と何故か彼の家に住み着く関西弁の悪魔との日常を描く物語。
悪魔と日常のミスマッチネタが面白い。ほっこり温まる二人の掛け合いの雰囲気も素敵。
10/9『ほしのさんちは日々是漫画(1)』(ニシハラハコ)
漫画家の妻と専業主夫を狙う夫、小学生の娘、三人家族の会話劇を描く作品。
会話の中で考えが深みにはまっていき苦悩するキャラクタ達の思考が面白い。
10/9『ユメジエホン(1)』(古屋兎丸)
大正時代を代表する絵描きである竹久夢二の波乱万丈な半生を描く物語。
古屋兎丸新作。実在の人物のエピソードがユーモラスに脚色されており興味深い。
10/9『百日珈琲(1)』(高妍)
日本人と台湾人の両親を持つ少女が台湾で出会った女性と亡き父の記憶をたどる物語。
『緑の歌 -収集群風-』『隙間』の高妍先生新作。柔らかい絵柄と芯の強い作風が特徴的。
10/9『見てないと しょうちしないよ(1)』(ひうち棚)
小学4年生の娘と1年生の息子、子供達と過ごす何気ない日常を描いたエッセイ漫画。
表情豊かな子供達のふとした瞬間の姿が温かみのある絵柄で描かれており素敵。
10/9『じゃあ、あんたが作ってみろよ(5)』(谷口菜津子)
婚約者にフラれたステレオタイプな男女観を持った男性が自分の価値観を見つめ直す物語。
生まれ育った環境によって形成されてしまう価値観の描き方にリアリティがある
10/13『ながたんと青と-いちかの料理帖-(16)』(磯谷友紀)
客足の遠のいた料亭の跡取り女性とそこに婿養子に来た口の悪い青年が主人公の料亭物語。
キャラクタに対する共感性が高く、彼らの悲しみや喜びを追体験するような感覚もある。
10/15『かわいすぎる人よ!(5)』(綿野マイコ)
素直でしっかり者の少女と容姿端麗で姪っ子を溺愛するおじ、同居する二人を描く物語。
お互いのことを尊重し合う主人公二人の関係が尊い。優しい世界で読んでいて癒される。
10/16『無敗のふたり(6)』(遠藤浩輝)
組んだ人間を誰でも勝たせてしまう天才トレーナと格闘技を愛する青年コンビを描くMMA物語。
ロジカルな思考と詰将棋のような掛け合いが繰り広げられる競技描写が上手くかみ合っている。
10/22『メアヘイム(3)』(鶴淵けんじ/Konata)
条理がねじ曲がった冥地と呼ばれる場所で万能薬を求めて旅する二人を描くファンタジー。
常識外の現象を表現する精緻な作画と独特のルールの世界観が上手くかみ合っている。
10/22『宇宙不動産ほしの(3)』(稲井カオル)
24世紀を舞台にお客様に宇宙で一番ぴったりの家を紹介する不動産屋女性を描くコメディ。
切れ味鋭いボケツッコミが繰り広げられる会話劇のテンポが小気味よくて面白い。
10/22『水平線のネラ(1)』(漆原友紀)
気候変動で海面が上昇していく世界を舞台に人魚を探す不思議な少年を描く物語。
『蟲師』の漆原友紀先生新作。舞台となる海と幻想的な作風がマッチしている。
10/22『天国大魔境(14)』(石黒正数)
天国を探して崩壊した日本を旅する少年少女と箱庭に隔離された子供達を並行して描く物語。
作品世界における重要な設定が明らかになってきてストーリーもいよいよ終盤戦の雰囲気。
10/22『君と宇宙を歩くために(7)』(泥ノ田犬彦)
ヤンキーの少年と転校生のもう一人の少年、「普通」ができない二人を描く物語。
他人への敵意への対処に思い悩む主人公の成長した姿を描くストーリー構成が素晴らしい。
10/23『ふみちゃんの楽園 ―東京編―』(さとまるまみ)
スランプ中の小説家の女性と同居する男性との性行為含む生活を描いた作品。
セックスが家事や散策などの日常行為と同列かつシームレスに繋がっていく描き方が素敵。
10/30『みやこまちクロニクル まちと記憶と猫編』(ちほちほ)
岩手在住のアラフィフの独身男性と同居する母親との日々を描くエッセイ漫画。
日常の出来事が何気ない会話まで淡々と描かれており作者の人生を追体験しているような感覚。
10/30『まなざし珠子の自由研究(2)』(乃木坂太郎)
事故死した教員を生き返らせるための自由研究に本気で取り組む少女と仲間達を描く物語。
想いもよらない方向に話が進んでいくストーリーはサスペンスとしてよく練り込まれている。

























